笠井あゆみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
またしても笠井あゆみセンセのイラストに腰砕けに…!表紙は間違いなく本屋レジにて羞恥プレイでしょうww
こういうストレートに腐女子向けな設定ウェルカムです。
腐女子の腐女子による腐女子のためのBLでした。
軍服ものには弱い私なんて、もうイチコロです、悶えました。
架空の国、藍華帝国の特別行政区となった大和での、貴族軍人の芙輝と親衛隊員の蓮との情愛を描いた軍服ファンタジー。
藍華ドレス姿の蓮が美しい妓楼の場面も出てきます。
ストーリー自体は軍服ものにありがち、というかマストアイテムな事柄はすべて詰まっていましたね~
かなり厨二的だけど嫌いじゃありません。
エロ的には純愛テイストが濃い目で、エロエロしいというよりは、ラブラブしい場面がてんこ盛り。
蓮の貞操危機な場面もあってヒヤヒヤさせられるけど、ヒヤヒヤするだけw全体的にあまーい仕上がりです。
蓮はマジメで何でも難しく考えすぎな性格だけど、そこがまた擦れていなくてかわいくも思えるところでした。
そして芙輝さまはいろんな意味で突き抜けてて、ただカッコいいだけの攻ではないところがすごく魅力的でした。お守りにキュンキュンさせられました!
ラブだけじゃなくあっといわせる展開もあって、最後まで強力な磁力で物語に引っ張り込まれてしまいました。
楽しかったです!
内容をああだこうだと逐一指摘するよりは、こだわらずにこういう世界観にどっぷり浸って、めいっぱい萌えるのが一番楽しめるかもww -
Posted by ブクログ
美麗でエロティックな表紙がステキです。太ももに絡んだ下着………帯で隠れていないので、本屋さんでは羞恥プレイになります。
再びの沙野センセと笠井あゆみセンセのタッグに、腰砕け再発でした。
ただ一人の主人だけに奉仕する執事…そう言うととても隠微なのですが、もっともっと深い使命を負わされているのが己裕なのです。
ただの執事ものではなく、サスペンスミステリーの色が濃い作品でした。
己裕の主人である則雅は貴族の末裔で、暮らしぶりは執事を使えるくらいリッチなので、冒頭はとても華麗な日常の描写から始まっていてうっとりさせられます。
でも、次第にその裏に潜む闇の部分が明らかになっていくにつれ、戦慄させらることに。
そして、根底にはサイと己裕の長年に渡る切なくも献身的な純愛が存在していることに胸が熱くなります。
己裕がとても献身的でかわいい執事なのです!ご主人様第一なのは当たり前としても、「処女」なのでいちいち反応が素直すぎ。一生懸命考えた暴言の「すけべです」がかわいくって萌え転がりました。
ツッコミどころは、なぜ処女なのに執事なのにナチュラルに●イパンなの!?とそこ気になって!もちろん異常に食いつきました。エロすぎです…
そしてサイがカッコいい…!イラストのビジュアルにも増してとても魅力あるキャラでステキでした。男の色気がダダ漏れ。
自分仕様の「V種型執事」なんて、ものすごく憧れますが…
科学や医療の発達は人類にとって素晴らしい恩恵であることは間違い無いのですが、同時に利己的な思いのみでそれを悪用する者だって出てくるわけで、悲劇が生まれてしまうリスクが多大にあるんですよね…
切なくなるだけじゃなく、いろいろ考えさせられたストーリーでした。
ミステリー部分についても真実が次から次へと明らかになっていきはっとさせられる面白さでした。
これは、スピンオフの可能性が無限に広がっていますよ。いろんなV種型執事を見てみたいです。
スピンオフプリーズ!!
ブログに後日談があります。安堵させられました。 -
Posted by ブクログ
「密なる異界の契約」のスピンオフ。あのべレトさまの従者でクールビューティな…いえ、ハイパーツンデレなサガンの恋物語でした。
かなり好きなタイプのツンデレ受です。
そしてお相手はべレトのように下界の人間ではなく←
顔も身体も完璧な「もうひとつの世界」の貴公子、桐宮です。
ロミジュリ的な禁断の恋に堕ちていく話も好きな上に、ちょっとグロかったりするシーンもはさまれていて、読んでいて思わず力が入ってしまう展開でした。
甘いだけ、エロいだけのお話ではなかったです。
二人の気持ちがどう重なり合い、真実の愛に変化していくのかが見どころでした。
桐宮と心の距離が近づくにつれ、サガンのかわいい面がいっぱい出てくるのに萌えました。女の子になってそっと好きな人を見に行く…などとはたまりません!
エロ的にも苦手な人にはNGだろうけど、クールなサガンが触手攻めにあうなど、攻以外からのあれこれもあってファンタジー冥利に尽きる甘辛バランスになっていたと思います。
嫌な兄たちの策略で大変な目に遭ってしまった二人ですが、これからは静かで幸せに愛を育んで欲しいと願わずにはいられませんでした。
ストーリーもうるっとさせられたし、イラストも素晴らしかったです。 -
Posted by ブクログ
実はちょっと遠のいていた作家さんです。でも今回イラストが笠井あゆみセンセだったので(私的に笠井センセのイラスト作品にはハズレがないです)、手にとりました。
いわゆる足フェチってやつです。
理想の足を持つ893の若頭と、その足を見て欲情して初めて自分が足フェチであることに気づいた靴職人のエロティックラブ。官能的でした。
英人は、もし姫澤と出会わなかったら自分の性癖に気づくことなくただ靴職人としてひたすら仕事に打ち込むのみだったかもしれないような、地味で真面目なメガネっ子です。
そして姫澤は、絵に描いたようなBL的893。
少なくとも英人の目にはそう映っています。しかし、読み進むにつれて姫澤の俺様でクールな外見とは裏腹な、あたたかくて情け深い本心が見えてきて、英人とともにグッときてしまいました。
姫澤はのっけから英人のことを弄んでいるかのような酷薄エロプレイ満載だったので、第一印象は標準仕様の893に見えていました。でも実は鄙びてしまった商店街のような昔気質な人情の深さを秘めていることに気づかされてハートを打ち抜かれてしまいました。しかもかわいいところがあるし…!
エロ的には書くまでもなくすばらしかったです。アソコ踏まれて喜ぶ英人の様子は圧巻。まぎれもないHENTAIさんをまた一人発見しましたw
よかったのは、エロいんだけど足フェチなんだけど、汚らしくなくて美しいエロスだったところです。
描き方によってはかなり眉をひそめたくなるH、肉体関係だと思うんですよね~
でも、全然そんな感じじゃなくて、理想の足にただただ夢中!って伝わってくるところに、とてもそそられました。
靴職人という職業が性癖に上手く絡んでいます。英人が自分の性癖を自覚せずに靴職人になっていたのも、彼の天然ぽい所が出ていて微笑ましくなりました。靴職人の仕事内容がしっかり描かれていて、とても興味深かったです。
下町商店街の様子も人情味あふれていてすてきでした。英人が怖いと認識していた姫澤が、商店街の人達にとってはまったく異なった人物像だったことから、彼に対する気持ちがどんどん変わっていくのがよかったです!
足フェチ特化のお話ですが、足だけじゃなく胸がキュンとするようなラブもいっぱいで大満足。
四ノ宮センセの作品を見直してしまいました。大ヒット。 -
Posted by ブクログ
「銅の足輪」「銀の指輪」→モサモサ攻め×弟思いの兄(元男娼)
「金の腕輪」→美しい王子×無垢な弟
以上がヘンゼルとグレーテルモチーフ。
「人魚姫の弟」「人魚王の息子達」→褐色肌の王子×人魚
童話をモチーフにしたお話しということで、どちらもファンタジックで面白かったです。笠井あゆみさんのイラスト(特に弟のテオ、人魚形態のリト)もたいへん美しく。
受けが皆けなげで可愛らしくて、短編集なのがもったいない……特に「金の腕輪」のテオのピュア美少年っぷりにはクラクラしました。が、お話が短いので、えっこれで終わり!?このあと王子とどうなるの!!と気になって仕方がないです。
ぜひ続きが読みたい……。
「人魚姫の弟」も人間に恋をしてしまった人魚の切なさ、けなげさにハラハラドキドキしながら読みました。この手の話はたいてい攻めが鈍感すぎたりしてイラっときたりしますが、この攻めは一貫して受けを一途に思い、大切に守ろうとするところが良かったです。 -
購入済み
純愛じゃないようにみえる純愛?
背徳的な物語で、人を選ぶというか、過激さあり、束縛ありで、エロ成分多めなので、そういうのが好きな人にはオススメかな。
最後はバッドエンドなのか、そうじゃないのかどっちつかずな終わりというのかな…でもまぁありだと思いました。私は面白かったです。 -
Posted by ブクログ
ラピス文庫同タイトル作品の新装版です。政界もので、お気に入りの作品。内容は殆ど同じなんですが、なんと、イラストが大注目の笠井あゆみセンセなんです。もう、エロスがあふれ出まくっております…表紙もすごく淫らで、危険水域。もしかしての使用後ティッシュまであるし!ただ、口絵がなかったのが残念すぎる…ガン見です。
目玉は、超ラブラブ書き下ろしと笠井センセのあとがきラブラブイラスト。
そして、小冊子全サです。
あらすじと読みどころポイントは、旧作品で熱入れまくりでレビューしていましたwww
「とても臨場感にあふれていて、代議士同士のかけひきも見応えがあります。いつも思うのですが、センセの作品は五感を隈なく刺激してくる気がします。音とか、匂いとか、鮮明に感じてしまう。」と書きましたが、ほんとこれに尽きます。
キャラにすごく存在感があって、生々しい立体感があるんです。
ひたすら彰良を想い続け、忠誠を尽くす椋一の姿が切なく痛々しいな…と思ってしまうんですが、そんな椋一に四堂がかけた言葉がすごかった。
「己を投げ打って、とことん尽くす。それは政治家の秘書として最高の美点だ」と前向きな評価するんです。すごい。さらには、「だからこそ、仕える人間を間違えるな」と戒めることも忘れません。何度読み返しても、いいセリフ。
彰良も昔は椋一の味方だった時期もあったのに、どこで間違えて汚い大人になってしまったのか、切なくなります。でも、いくら彰良に望まれてくっついたとしても、絶対にこの先ずっとかけ引きの道具扱いされますよね。
料亭濡れ場の襖を開けたら、緋毛氈、絹の寝具がドーンみたいなの、常套でお約束なのに、あっといわせるチャレンジャーなプレイで一味も二味も違っているところがすてきです。
書き下ろし「sign」は、またものすごいラブラブプレイが登場しています。身体の内側にサインって…腰砕けになりました。 -
Posted by ブクログ
いろいろなレビューをみて覚悟はしていたがくそうこの本色々な意味で破壊力抜群だ………。
絵は超美麗。流石耽美イラストレーター……。過去の作品に至るまで絵柄は変遷しますが全部美しい……。
だがしかし漫画の内容は凄まじい、とんでもないギャグ。この絵と内容のギャップ………。
確かに画面の書き込みが多くてみてて疲れますが、よーく読むとかなり面白い。そして面白いと思っていたところにとんでもない爆弾が降ってきて途方に暮れて、また気を取り直して読みはじめるとまた面白い。
個人的には表題作のオトコの花道、祇園でぬっぽん、零人、天然の人々が好きです。
特にオトコの花道はお願いだから単行本また出してほしい。BL漫画なのに脇役の女の子滅美ちゃんが一番好きになるという謎のはまり方をしたのもこの本が初めてです。
新たな扉が開いた気がする…。 -
Posted by ブクログ
丸木センセなのに、近親モノでも3Pでもないから「生温い?」と思ったらそうでもありません。相変わらずのダークでブラックな世界。病んでます…
舞台は美大系の予備校。天性の画才を持つ高校生の水谷×芸大を目指し挫折したバイト講師の雄介。天才×凡人。
見てくれは美人で人当たりもいい雄介ですが、実はかなり歪んでます。芸術一家の中で唯一落ちこぼれ、自信を失いコンプレックスを抱き、絵を描くことも苦痛な日々を送っています。しかも、天賦の画才を羨ましく思い嫉妬している水谷に想われていることを知り、そのことに快感を感じて利用し鬱憤を晴らしているようなかなりのビッチ。自分が挫折した芸大に楽勝で進学し、絵が売れて超有名になってもまだ水谷は「好き」と言ってなついてくるのを、突き放さないけど最後まではやらせない。
そんな雄介が、いつどんな形で男としての矜持を捨てて「受」の立場に堕ちていくのかってことに、興味津々Sゴコロを刺激されました。
水谷が男っぽいけど健気ですごい年下わんこ攻なんです。一応。
ビッチな雄介の鬱憤晴らしに付き合わされて、餌はおあずけ状態でそれでも「好き」と言い切る潔さに強気な年下はいいよね…と思ってたら。
実はすごくドス黒い執着心があったりして。爽やか攻の評価はふっとんだ。
クライムサスペンス的な味付けで作品の奥行きがふかーく、おもーくなっていて読み応え満点になっています。終盤の大どんでん返しに衝撃。さすが、面白いです。
ストーリーは真っ黒なのにホワイトハートだし、イラストもご本人じゃなかったのでいろいろ気になったけど読後は期待以上の満足感。
Hがちょっと省エネ気味でねちっこいのが少なかったのが残念。ただ、少量でも相変わらず粘着系エロの質は保っています。煽られる喘ぎ声も健在。あれほど拒絶していた受がいやらしく豹変するのがツボ。もっとそこを読みたかった。 -
ネタバレ 購入済み
あとがきにもありましたが、陛下のラルフを思いちょこちょこ揶揄う心の声が聞こえてきそうなお話でした。
シオンのことを見ると、何事にも無駄はないんだなぁと思いました。