あらすじ
破壊や殺戮を請け負う外法使いが集う村で、巫として暮らす時雨。
お方様の命で高名な咒禁師・楸に近づくが、記憶喪失を装った時雨を自宅に住まわせてくれた剛胆な楸のそばは温かく、しだいに惹かれていった。
しかしそんな矢先、村に連れ戻された時雨は、眷属に力を与えるためと雄に隷属する淫紋をつけられ、男どもに蹂躙されてしまう。
楸を想い心は抗えど、快楽に呑まれ男の性を貪欲に享受する躰──。
そして淫らな業を身に宿したまま、楸のもとに戻され…!?
感情タグBEST3
一気読み
先が気になり、結局一気に読んでしまいました。
楸と翡翠の因縁は、かなり深いものと感じました。今回のストーリーでは回収しきれていないような…時雨の持つ力も気になります。これって続編はないのですか?
哀しい…。☆1.5
なんともいえない程 絵が綺麗。妖しい程綺麗内容は何処までも哀しい…。これだけ酷い仕打ちでも最終的に双方どちらも想いが遂げられたからか後味の悪さがなく終わるってのも凄いなぁ〜懐の深い男前の威力なのかな。
Posted by ブクログ
「蠱蝶の殉情」に次ぐ和泉桂センセ×笠井あゆみセンセのタッグによる作品。今回は長編だったこともあって、読み応えもあり満足しました。
表紙がすごいです…!構図も大胆だけど、ネクタイで隠すのが見えてるよりもっとエロいのではないかとww
明治時代を背景に、咒禁師の楸と外法使い翡翠との妖術対峙を軸としたストーリーです。メインは楸と淫紋で操られる時雨の波乱に満ちた恋愛模様なんですが、かなりエロてんこ盛りでしたw
NTR&モブ姦と、一棒一穴主義者にはキツいものがありました…でも、これがあるからこそ萌えが増量したのもまた事実なんですよね~
時雨が傀儡になってる時のエロさと、普段の毒舌美人とのギャップがすごくよかったです。
楸もただかっこよくて優しいわけじゃなく、影の部分があるのがミステリアスです。昔は冷淡な男だったみたいで、現在の包容力ある男に変化したきっかけは何だったんでしょうね。
過去と言えば、翡翠も以前とではまったく別人のように変わっていて、そちらも気になるところです。
過去編とか、陣と翡翠とかで、ぜひスピンオフプリーズ!