上念司のレビュー一覧

  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代

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    教科書で学んだ日本史に対し、本書は経済状況を与えてくれる。当時の戦国デフレにより戦乱の世の中になったのは理解しやすい。個人的には秀吉の朝鮮出兵が太閤検地に基付いたものとの考え方が面白かった。

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    2021年07月06日
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く

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    岩盤規制、いっていることは大袈裟な部分もあると思うが、問題点だとも思った。

    これらを一気に解決する世の中があればいいと思う。

    農業 守られすぎ
    放送通信 電波オークション
    NHK 受信料が、高すぎる
    医療・病院  出来高制度による弊害
    保育園 幼保一元化
    朝日新聞 偏向報道

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    2021年05月01日
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

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    教科書で学んだ日本史に対し、本書は経済状況を与えてくれるため、当時の寺社勢力、室町幕府、武将たちの行動意図が良く見えてくる。個人的にはこの時代での宗教による経済支配の大きさに驚いた。

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    2021年03月04日
  • 高学歴社員が組織を滅ぼす 「脆弱なマネジメント」と「暴走する現場」の失敗の法則

    mac

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    脆弱なマネジメントに対して

    ・「脆弱なマネジメント」による優柔不断な経営は、常に現場の頑張りによって支えられている。しかし、負担に耐えかねた現場は反乱を頻繁に起こし、場合によっては暴走が止まらなくなることもある。これは組織における永久運動みたいなものだろう。
    ・転職とは、「ただ新しい組織に移ること」であって、「組織を抜ける」ことにはならない。
    ・資格取得も、スキル獲得も、結局は脆弱なマネジメント組織から逃れることにはならない。
    準拠する法律や、監督官庁、資格ホルダーたちの組織(ギルド)のしがらみから逃れられない。どんな仕事も、何らかの形でどこかの組織のお世話になっているからだ。
    ・「世捨て人」として生きられるかど

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    2022年09月30日
  • タダより高いものはない

    mac

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    住まいと医療の問題

    一部ご紹介します。
    ・「金持ちは資産を買う。貧乏人の家計は支出ばかり。中流の人間は資産と思って負債を買う」
    「資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金をとっていく」
    ・不動産物件は、購入した瞬間、「固定資産税」「維持費」という負債が発生する。
    そして、経年劣化により、物件の価値は下がっていく。瀟洒な家もいつかは「古びた家」「冴えないマンション」に変わり果ててしまう。
    ・不審な人が近所に住んでいなくても、経済情勢の変化や体調悪化で、住宅ローンの返済計画は大いに狂ってしまう。
    賃貸マンションなら、そうしたときでも、すぐに逃げ出すことができる。
    しかし、マイホ

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    2022年09月30日
  • 経済で読み解く日本史 平成時代

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    まずは一冊

    お金は恐ろしや。財務省に日銀。方向を間違うと大変だ。

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    2020年11月11日
  • 経済で読み解く日本史 平成時代

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    平成時代は自分は働いていたけれど、政治や経済には全然興味もなかったし、時間もなかったので「こんなことになってたんだ…」と新鮮な気持ちで読めました。経済が苦手…という人にこそ読んで欲しい一冊だと思いました。

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    2020年10月11日
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く

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    はびこる 規制を いかに打ち砕くか。

    今後の 課題ですね。

    そのまえに どんな 規制が あるのか

    そのことを 教えてくれた 本書です。

    でも 諦めるのは 簡単です。

    いかに 戦うか。行動あるのみですね。

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    2020年06月24日
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

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    織田信長が 出てくる背景説明が とても 詳しく
    楽しく読めました。

    残念なのは 信長の部分が 少なかった。

    でも その分野は いろいろな方が 書いているので。

    作者の ほかの 本も 読んでみようと思います。

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    2020年03月19日
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代

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    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    最後に読んだ五冊目は、江戸時代③です~
    以下は気になったポイントです。

    ・有史以来、日本経済においてあれほど大きな存在感を示した寺社勢力は、江戸時代に入って没落した、その理由は秀吉の治世から日本が独自に通貨を発行することになったから(p2)

    ・日本は大東亜戦争の最中であっても憲法は停止せず、選挙も実施されていた。憲法停止、権力をすべてヒトラーに集中したドイツとは異なる(p34)

    ・危険

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    2019年11月23日
  • 経済で読み解く日本史 明治時代

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    上念氏の本は以前から読んでいたのですが、最近ネットにて「経済で読み解く日本史」のシリーズとして全5巻セットが文庫本で出ていることを知りました。文庫本なので持ち運びがしやすく、どこででも読めて助かります。

    第二冊目は、明治時代④です~
    以下は気になったポイントです。

    ・明治4年の新貨条例は、新しい通貨単位を「円」として、金1.5グラムを含有した1円硬貨を発行した、これは当時のアメリカ1ドルであった、当時の基軸通貨だったメキシコドルラルと同量に定めた貿易決済用の一円銀貨を鋳造した(p49、51)

    ・明治3年の米価が1石9.30円であったが、新貨条例が制定されて5.63円に大暴落している、これ

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    2019年11月17日
  • 経済で読み解く日本史 安土桃山時代

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    室町時代に続き発見が多く非常に面白かった。

    歴史の教科書やドラマでは、「室町時代は武家の幕府があったものの権力を握ることが出来なかったが、戦国時代を勝ち残った信長・秀吉により天下統一された。信長・秀吉は偉大。」程度の描写であると思う。

    しかし、当書を読むと信長・秀吉の天下統一は様々なパラダイムチェンジを伴う改革であることが分かった。
    そのパラダイムチェンジとは、長篠の戦いにおける鉄砲隊の三段撃ちではなく、経済的な部分と、武士と大名の考え方であると思う。

    室町時代において武家が力を持ちきれなかったのは、寺社仏閣が経済を握っていたからだ。
    関所を設けて貿易を取り仕切り、貿易から得た通過で中央

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    2019年08月14日
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

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    非常に面白かったです。
    今まで教科書や他の歴史書に書いてない内容で、衝撃を受けました。
    人間は少しでも豊かに暮らしたいし、価値のあるものを持とうとする。
    不満が溜まれば爆発するし、力を持てば暴走する。
    戦い続ければ力を失い没落し、上手くバランスを取ったものが力を持つ。

    経済から歴史をもっと近く感じることが出来ました。

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    2019年07月22日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    このシリーズのいつものごとく、タイトルに出てくる大東亜戦争への流れは後半の終わりの方まで出てきません。

    第一次世界大戦までの世界の情勢と経済の変動から大戦後の各国の動き、『金本位制』の始まりとそこからの脱却が主な軸です。

    この本が発売されたのは2015年2月ですが、2019年5月現在も、この本の終盤に書かれている状況はあまり変化がありません。 未だに増税やむなし論を強弁している人たちにはどんな思惑があるのでしょうか。

    民主党政権下の経済政策の論調と大東亜戦争突入前に経済失速させた連中の言ってることが同じなので政策失敗は当然だが、なぜ今の自公政権も同じ轍を踏もうとしているのか理解に苦しみま

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    2019年05月26日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    金融を知らない人にでもわかりやすく書かれている!
    今、何をしたらよいのか?!
    がよくわかる1冊でした!

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    2019年05月04日
  • 家なんて200%買ってはいけない!

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    実家と自分の家の購入を経験しているが、
    著者の言う通り賃貸物件の方が色々融通がきき、
    短期的(10-20年)な売却を考慮するとお得だと思う。
    住む場所を気軽に変えれなくなるし、
    家を売るのも相続するのも面倒臭い
    家が古くなって来たらリフォームも必要で
    結構追加でお金も掛かるのが現実
    国は住宅ローン控除や不動産取得税控除等で
    持ち家の利点を醸し出しているがトータル的には
    デメリットの方が大きいと感じている
    賃貸物件はURかJKKがお得
    不動産を探すのはネットでyahoo!不動産が良い

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    2019年04月03日
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く

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    日本を滅ぼす岩盤規制 既得権益者の正体を暴く。上念司先生の著書。岩盤規制や既得権益者の存在や利権利権利権ばかりの利権社会は大問題。既得権益者を儲けさせるためだけにある岩盤規制なんて多くの国民にとっては百害あって一利なしのもの。岩盤規制で利益を得ている既得権益者を国民全体で糾弾するような社会でなければいけないと思います。

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    2018年11月29日
  • 経団連と増税政治家が壊す本当は世界一の日本経済

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    著者のベストセラーシリーズです。アベノミクスを礼賛するのではなく、日本経済の成長を阻害する大企業と政治家のダメなところを徹底的に述べています。この内容を読むと、かつての松下電器やSONYのようなベンチャー企業が生まれにくい状況にしてしまっている、既得権益にずぶずぶにハマっている企業や政治家がいる限り、日本経済の未来はないように思い暗澹たる気持ちになります。政治家の増税思考もどうにかしないと、本当に日本は他国から取り残されてしまいます。

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    2018年08月18日
  • 歴史から考える 日本の危機管理は、ここが甘い~「まさか」というシナリオ~

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    過去に起きた様々な事件、国や組織による諜報活動、それによって何が引き起こされたのか。 主にソ連、中国、アメリカ、日本の歴史の裏側を様々な資料から経済の動きと絡めながらあぶり出していく。 

    この本が書かれたのが2012年。5年以上前に書かれた本ではあるが、ここで書かれているあまりよろしくない状況にい2018年の今現在なりかけている感じがする。

    ここに紹介されている工作活動の手順よんでて、過去を振り返るとそういえばこれに近いことは結構あったなぁと背筋が寒くなった。あのシナリオのかなりヤバイ所まで進んでしまった印象。 
    しかしこれが書かれた年より遥にネット環境が発達しているので、その環境をある程

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    2018年04月26日
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

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    この本、著者曰くシリーズの中では最速でタイトルに合った人物が出てきたらしいけど、シリーズのコンセプトとしてそこに行きつくまでの周囲の事象と経済的な流れを丹念に描こうとしているってな事なので、なんだかんだで織田信長の登場は最終章です。

    そうは言っても、そこまでの流れが面白い。 寺社勢力の強大さや怖さ、どのようにして経済的にそれまでの権力に関わってきたかがよくわかる。 教科書読んでるだけじゃこの時代の面白さは判らないね。 経済だけがすべてではないけど、各勢力の行動原理の中に確実に経済問題は関わっていたのだろう。 

    意図的に信長を盲目的に称賛するのを避けているので、信長の有名エピソードも理論的に

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    2018年04月19日