上念司のレビュー一覧

  • 官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済

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    日経新聞などの新聞記事を元に、消費税率をあげないと日本の年金制度が破綻するとか、安倍政権の政策が間違っているなどに対する矛盾点を挙げていく。海外では福祉政策に消費税を充てることがないと言ったことははじめてしりましたが。

    何を信じて何を信じないかはその人が寄って立つ立場にもよると思いますが、きちんと本質を見極めるような考え方は必要だと思いました。

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    2019年01月23日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    この本を読むと、デフレがなぜ良くないのかが、ほんとうによく分かる。
    デフレと円高がどう自分たちの暮らしに影響するのかを具体的に説明してくれている。また歴史を振り返って説明してくれ、今の状況は昭和大恐慌に匹敵する恐ろしい状態であることがよく分かった。
    日銀と政府はデフレ脱却のための効果的な策をなぜ打たないのだろう。この本を読むと、ますます理解できなくなる。

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    2018年11月12日
  • 家なんて200%買ってはいけない!

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    この本はめちゃくちゃためになる本だった 。是非ともみんなに読んでほしい1冊。

    とりあえず物件は UR か JKK がすごくお買い得らしい 。あと不動産屋さんに騙されずにネットで出来る限り情報を集めておくことが大事だということがよくわかった。

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    2018年10月24日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    輸入小麦などの価格上昇に伴うパン等食品の値上げ、ガソリンの値上げがあって、生活実感的には全然デフレじゃなかったときも本当はデフレだった等という経済の基本がよく分かった。経済初心者にはわかりやすくて良かったです。

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    2018年10月20日
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

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    戦国時代を経済的視点から読み直すというのは面白かった。各時代で書けるという1粒で2度も3度もおいしいネタだ。

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    2018年08月31日
  • 日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病

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    『日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病』というタイトルにひかれて手にとってみました。

    序盤から、「日本のタブーというか『常識』」にふれています。
    (以下引用)
    「誰も意見を言わないのに、何となく事がきまっていく」会社には「会議」という不思議な儀式があります。
    (中略)利潤追及するという会社の目的は度外視されます。
    費用対効果から考えたらとても正当化できない莫大な人的、時間的リソースが、
    この儀式に費やされているのです。
    (引用終わり)

    多くの会社員(特に高学歴社員)は知っています。
    自分達の会社の「仕事」って

    「仕事のための仕事を増やしているだけで、会社の利潤には、全然貢献していないよ

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    2017年12月23日
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

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    このタイトルはやや語弊があって実際は、経済史・江戸時代編といったところ。歴史にストーリーを与えて解釈するのはマルクス主義の十八番だったけど、その影響もあって長らく日本では圧政&貧農史観で江戸時代は理解されていた。
    一方歴史の教科書は、年表を文章にしただけの単なる固有名詞の羅列。そこで有効な武器になるのが経済史。実は江戸期の貨幣制度は、いまだ金本位制度の段階にいた西欧より進んでいたし、金融制度や生産体制の面から見ても、既に高度な資本主義を実現していた、というのが本書の主張でキー概念は通貨バランス。金貨銀貨に含まれる金銀の価値に縛られる金本位制では、経済が発展すると通貨供給量が不足しデフレ

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    2017年11月11日
  • 習近平が隠す本当は世界3位の中国経済

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    著者自身が何か、統計操作が確実に行なわれている、
    決定的証拠をもって分析したのなら、少しは納得しますが、
    ただ新聞の一面を根拠に、論を展開していくのは無理があると思います。

    誰の目にも明らかですが、中国の躍進は目覚ましい。
    もともと、日本と政治制度も、国の成り立ちも全く違う国です。
    始終権力闘争をやっている国ですから、自ずと、情報操作なんて、
    行なっているに決まっています。ただ、それを外部の人間が批判して、
    何か良いことあるでしょうか?

    中国のGDPは公式では、既に日本の2倍以上になっています。
    さすがに日本より下ということはありません。
    フォーブス世界TOP500企業には、日本企業より、

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    2017年11月09日
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

    購入済み

    ワクワクする!

    流し読みでしたが、江戸時代の人々が生活を、シゴトを楽しんでいた様子がありありと浮かんできて!とても楽しい気分になりました。もちろん勉強にもなりましたが、うまくフォーカス絞れば映画化も可能なのでは?

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    2017年09月16日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    1000兆円近い借金を抱える日本国が、実は500兆円もの金融資産を保持していることを明らかにしている点だけでも価値ある一冊。換金できないインフラや不動産も含めると800兆円もの資産をもっているらしい。なんと、日本国の財政はほぼバランスしていた!
    …ということで、日本財政を安泰とするのが本書の趣旨なのだが、それは本当なのかねぇ?アベノミクスの礼賛も行き過ぎている気がするし。政府は人間と違って不老不死だから、国債を永久に借り換えることができるってのは、かなり幼稚なレトリック、あるいは机上の空論でないのかねぇ?もちろん金融緩和でデフレ脱却と景気回復を実現する必要はあるとはいえ、そのうえで財政健全化は

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    2017年07月29日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    ネタバレ

    「マスコミ情報をうのみにしないこと」
    まさにその通りです。


    しかし一般人には、
    政府や大新聞が隠している「本当の日本経済」を見抜く眼力を持っていないため、
    独自の判断をするのが難しいところでしょう。

    何事もまずは疑ってかかり、
    「違う見方はできないかな」
    「立場を変えてみたらどうかな」
    「他のデータと併せてみたらどうかな」
    といった視点で考える癖をつけることでしょうね。

    このスキルは、ビジネスマンのみならず、生きていくためにも今後ますます必要になっていくと思います。

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    2017年05月22日
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

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    上念氏による「経済で読み解く歴史シリーズ」の第三弾です。今回は私が長年興味を持ち続けている「織田信長」を経済の面から解説しています。

    中高で学習した、かすかな記憶では彼は先駆けて、楽市楽座の導入(既得組織の座の解体)、関所の廃止等があったと思いますが、この本ではなぜそのような政策をとったのか、また果たしてそれに独自性はあったのかが事実とともに解説されています。

    信長といえば「比叡山の焼討」が有名で、宗教弾圧を行ったイメージがありましたが、その時代に比叡山をはじめとする宗教勢力の既得権益を保持する体制が世の中にどのような影響を与えていたかもこの本では解説されています。現代人の感覚からすれば、

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    2017年03月19日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    いつの時代でも、重要な価値観、衣食たって礼節を知る。
    国民経済をしっかり維持発展させることが、無謀な戦争に巻き込まれないようにするための為政者の鉄則だ。
    金本位制、基本的に金の保有量でもって、通貨の量を調整する、そんなことでもって、無限な人間の欲得から発する経済活動をコントロールできるわけがない。
    デフレを生じさせ、国民生活の困窮、経済の不安定化、そのことが、危険な思想でもって、国の政策を誤らせてしまう。
    なんで、あの時代の人々は、そんな危険思想に毒されてしまったのだろう?
    衣食たって礼節を知る状態の人々からしたら、アンビリーバブルなことが起こってしまったのだ。
    この本は、いままで、習った所謂

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    2017年02月03日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    今日は晴耕「雨読」改め 「雪読」です。一般庶民に現金で税金バックしてください。私はお酒に消費することを約束します。決して貯金はしません。財務省お願いします。

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    2017年01月14日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    アベノミクスや黒田バズーカの強い賛同者の本。国家は個人と違い永久的なのだから大丈夫なのだと。莫大な借金してでも景気上昇を図るべきとし、財政緊縮は大誤りと断ずる。財務省と大新聞に悪態つく。私など後者の緊縮派だったから心配になっちゃう。結局ロジックは把握しきれなかったんだが、正しければ目から鱗ものだろう。為政者の皆さん宜しく御検討の程お願い申し上げます。

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    2016年11月03日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    日本の経済はこの先どうなるか?悲観的に見ている方も多いかと思いますが、実情はこの書籍を読めば分かります。新聞やテレビから流れているニュースも鵜呑みにするのではなく、もう少し自分で考える必要性は当然の事、色々な書籍を読んで知識を得るのも大切。この書籍の内容も、経済に疎い人でも分かりやすく書かれていて、勉強になるのではないでしょうか。

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    2016年10月23日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    財務省がイニシアチブを取りたいがために日本の財政や経済は悪いという誤った情報操作をしている。新聞やテレビは財務省の与える情報を鵜呑みにしている。という前提でデータを基に説明。非常に説得力があり、分かりやすい。日本はまだまだ沈んでないことがよくわかった。マスコミの言うことを信用し過ぎないことも大切だ。さすが上念司さん。ボイスでもよく聞いてるけど分かりやすい。財政再建はすでに終わりました、おめでとうございます。あっぱれだ。

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    2016年10月23日
  • 家なんて200%買ってはいけない!

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    私も、ずいぶん前からこの本の表題のある通り、「家なんて200%買ってはいけない」派の一人でした。随所に感情論的な部分と片寄った見方はあるものの、上念司さんの見解には概ね賛成です。特に安藤忠雄さんとの対談部分には、人が住む家の本質と芸術的な建物の明確な違いや、其々を住居とする方々の心構えが、明確に理解できる。今後、家を買うことや既に買った方も、ここに書かれている事を一度、検証してみた方が良いと思う。

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    2016年10月16日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    ▼第2次世界大戦に到った経緯を金融経済の視点からザックリ考察していった良書です。経済知識のない人でも理解は難しくないと思います。

    ▼ザックリ言うと、人間は余裕がある時は過激に思想には簡単にはなびかない。貧すれば鈍す。社会も同じく景気が悪くなると単純化した過激派の勢力が大きくなる。

    ▼大戦前アジア・ヨーロッパのお金がアメリカに集中する仕組みになっていた。アメリカに集中し過ぎてアジア・ヨーロッパが不景気になった。

    ▼不景気により日本では共産党、ヨーロッパではナチスとコミンテルンが勢力を伸ばした。不景気
    を打破する為に破壊的創造などの過激なスローガンが持て囃された。

    ▼地政学的に大国は大国で

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    2016年10月10日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    この本はネットで見つけた本なのですが、タイトル名を構成している「本当は世界一の日本経済」という文言に目を惹かれました。この本の著者は今までに何冊か読んできているので、いい加減な内容ではないと信じて読みました。

    このタイトルには、その前に枕詞があり、それが、「財務省と大新聞が隠す」とあります。最近の新聞は会社に置いてあるので見ますが、時々、誤解を招く表現やグラフが描かれているのを見ることがあり、筆者の上念氏は、あのような事を言っているのだなと思いました。

    今までの本でも、日本経済は実質世界一である、と主張されていましたが、この本では、最近のデータに基づき、各国との比較で書かれて、面白かったで

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    2016年10月01日