上念司のレビュー一覧

  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

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    明治維新とタイトルにはついているけど、著者もあとがきで謝っているように中身の9割は江戸時代w

    教科書で習う歴史とは全く別の視点。
    歴史の分岐点には常に経済的な理由も存在していたってのを、現在の経済学?を使って読み解いていく。

    江戸時代が教科書で習うような貧しい大量の農民と一部の豪商と武士だけの世界ではなかったってのが判る。
    著者が百姓と書くときは毎回しつこく(農民とは限らない)って書いているように、自給自足で貧しい農民の姿はそこには殆ど見られない。 

    でも考えてみりゃ、天災や飢饉からの復興でも戦争でも何かをするにはそれを支える財源や物資が必要なんだから、自給自足で米作ってるだけじゃ成り立

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    2018年04月11日
  • 経団連と増税政治家が壊す本当は世界一の日本経済

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    森友問題で財務省の力を弱められればいい方向に行くのだろうか。増税したら本当に取り返しのつかないことになるよ。

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    2018年03月29日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    日本の経済状況がこの本を読むことで、如何に安定したものなのかを知ることができます。新聞の経済に関する記事は、本当にアテにならないので、我々素人は本書のような信頼できる本を探して読むことで、勉強することが一番だと思います。

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    2018年01月25日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    日本経済がどう回ってるのか、分かりやすく解説した入門書。初心者には読み易くて非常に嬉しい。
    他方、国の要職に就いている方の発言に対して「トンデもない!」などと批判的なコメントが目立つため、読んでてあまり気持ちの良いものでは無いです。コメントに対して対案や改善策を具体的に提示してたらまたテイストが変わってたかも。

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    2018年01月04日
  • 経済で読み解く 織田信長 ~「貨幣量」の変化から宗教と戦争の関係を考察する~

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     織田信長に関する本は何度も読んだことがありますが、どれも政治だったり軍事の視点が多かったように思います。考えてみれば、同じ歴史でも、庶民や経済、宗教にスポットを当てれば、全く違う景色が見えるはずです。

     この本はタイトルのとおり、織田信長を経済で読み解こうという意欲的な本です。ただし、織田信長の話はほとんど出てきません(笑)。室町から戦国時代の経済を詳しく説明することで、織田信長の経済的活動の意味を浮き彫りにしようとしていますので、1~6章までは、織田信長前の時代が描かれています。

     7~8章は、さすがに織田信長について書かれていますが、この章だけ読んだのでは、残念ながら織田信長を本当に

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    2017年11月15日
  • 習近平が隠す本当は世界3位の中国経済

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    世界三位だというのも怪しいと思うけどね。中国はいよいよ末期症状になってきたから、日本は巻き込まれないようにきちんと手を打っておかないと。

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    2017年07月17日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    財政再建派の主張の胡散臭さを分かりやすく解説している。東大法学部出身者だらけの財務官僚は経済学の素人ばかりというのは面白い。やっと金融緩和が軌道に乗ってきたので、課題は実のある財政出動が出来るかどうか。

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    2017年01月13日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    財務省が、自分たちのポチである大新聞を使い、情報コントロール、プロパガンダし、自分たちの好きなように税金を使いたいというメカニズムが分かりやすく書かれている本です。
    せめて経済学部出身者が、もっと深くきちんと経済メカニズムを知ったうえで、経済政策を実践していかなければならないのに、なぜか東大法学部出身のものがトップ。
    また、きちんとした経済分析情報を流通させなければならないのに、思考停止し、ポチとしての機能だけ発揮する大新聞のていたらく。
    しかしながら、財務省もさすがに経済活動上生じてしまう事実・データは改ざんできない。
    自分たちに不都合な情報は、見えにくい状態で発信する。
    笑ってしまったのは

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    2017年01月12日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    経済学を学んだことがなかった自分でもわかりやすい例えと、根拠となるソースが明示されているので、難しい内容ではありませんでした。

    もう少し理解したいと思うのでこの本に書かれている内容をノートにまとめてみたいと思いました。

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    2016年10月07日
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

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    上念おもろい
    些末な出来事の連続で歴史が決まるのではなく
    経済的な底流に引きずられていくのだ
    2016.9.23

    2017.2.19 再読
    面白い視点の本なので「購入した」

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    2017年02月19日
  • 家なんて200%買ってはいけない!

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    簡単なロジックだけど改めて具体的な例やグラフを見ると深刻なのが良く分かりました。
    金利で言えば今は買いかなと思ってましたが…ちゃんと信仰します笑

    出生率・相続の話は都心だけに絞った場合、どういう絵になるのか。20年前に建った様々なエリアの家の値段は今どうなってるのか。シンガポールの例があったけど、この国なら不動産有りという話があるか。この辺りはもう少し勉強したいと思いました。

    最近の若者は『堅実』マインドが多いし、逆に言えば賃貸のニーズが高まるかもね。

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    2016年06月29日
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

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    著者も最後に「ごめん」と言ってましたが、内容はほとんど江戸時代の話でした(笑)読めば読むほど、江戸時代はビジネスの天才がたくさんいたなと思ってしまいました。あと、学校で習った江戸時代はいかにも暗黒の時代であるかのように学び、でもなんとなくそれって違うよね~と思い始めていましたが、この本を読んでそれは確信に変わりました。

    学校で学ぶ歴史はちっとも流れてないのよね。私はその不連続性が気持ち悪くて不満だったので、最近改めて歴史を学び直したいと思ったんですが、まさか歴史学者ではない人の著書で認識を改めさせられるとは思いませんでした。

    NHKのBSプレミアムで放送している「英雄たちの選択」でも、歴史

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    2016年06月19日
  • 経済で読み解く 明治維新 ~江戸の発展と維新成功の謎を「経済の掟」で解明する~

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    読みやすくて面白かった。何より、受験の際に丸暗記させられた江戸幕府による様々な政策が、経済の観点から脳内で結ばれていくのが面白かった。

    明治維新が起きた理由を要約すると、以下の通りである。

    江戸幕府は2つの問題を成立時から抱えていたとのこと。
    1つは、石高制。食料である米が、役人への給料であり税金でもあったということ。にも関わらず、限りある資源である金や銀が貨幣として民間で流通していたということ。
    もう1つは、幕府の徴税権が幕領にしか及んでいないにも関わらず、中央政府として日本全国を治めなければならなかったこと(災害の対応や公共投資など)。

    幕府も諸藩もは何度もこれらに対して対策を行う。

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    2016年06月04日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    義務教育だけでは理解できなかった歴史を学ぶことができた。

    できごとは知っていても、なぜそれが起きたのか。
    どんな因果関係があったのか。
    経済の観点から見ると世界は繋がっており、繋がっているから政治の判断が影響される。

    良書です。

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    2016年05月26日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    経済、特に財政・金融政策からいかにして戦争に突入したかをわかりやすく著している。個人的には知識の範囲内のことが書かれていたが、自分の頭の中で点として孤立していた知識がひとつにまとまったような感じがする。知識があろうとなかろうと、前者なら連関性が「ジオ・エコノミクス(地政経済学)」によってわかるし、後者なら戦争がおきるカラクリがわかる。大東亜戦争を議論する書物を読む「前」に、基本的な考え方を知る上ではうってつけ。

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    2015年03月29日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    大東亜戦争や世界大戦を経済的な視点から、観るという面白い試み。
    経済が困窮すると、いつの時代も過激な思想に取り憑かれるということよね。
    面白かったが、今もまだやってる人を見かけるね。この本を読ん書いてある様な事を。

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    2015年03月05日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    通貨価値の安定とは、経済成長の“手段”であって、“目的”ではない。

    紙幣というただの紙切れに信用という見えない価値を持たせるには、価値があるという裏づけを必要とします。今はその国の信用度合いですが、それまでは金でした。

    金の量は制限があり、経済成長はほぼ無限に拡大していく中で、必ず通貨量とモノの需給差が出てきます。

    ざっくり言うと、
    モノに対し貨幣の量が『多く』なることをインフレ。
    モノに対し貨幣の量が『少なく』なることをデフレ。

    経済規模の拡大と共に、金の生産量が順調に伸びている時は、通貨量を増やすことが出来るのですが、横ばい又は落ち込むと通貨量が不足してくる。つまりデフレになる。

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    2015年01月31日
  • 「日銀貴族」が国を滅ぼす

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    実は経済学に興味を持ったキッカケになった本。日銀の不作為は、今は結構知られている事だが、この当時は殆ど知られていない中で、タイトルに興味を惹かれ読むと、デフレの原因に対する問題点が的確に説明されており、彼の言い分は正しかったと言う証明になっている。

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    2014年06月17日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    勝間和代氏のブレーンとして知られる著者が円高・デフレについて優しく解説する。
    著者は本書内でも断られているが、決して経済学をきちんと学んだわけではない。しかし、膨大な書籍を読み、その中から事象についてキチンとした根拠の示されているものを選び取りながら学んだことに基づいて本書を構成したそうだ。
    その結論としてはいたってシンプルで、「良いデフレなんてない」こと、「円高も円安もすぎると良くない」ことを基本に、財政再建についても言及されている。
    そこには、税率をあげても税収が増えない根拠も示され、結局のところデフレに陥っているならば早期にインフレ目標を設定し、その目標に到達するまで金融緩和を実施して緩

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    2013年03月19日
  • 「日本経済ダメ論」のウソ

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    ネタバレ

    データから読み取れる内容を元に経済政策を論じる三橋氏と勝間和代のブレーンとして知られる上念氏が対談形式で話を進めていく一冊。

    もはや歯止めなく、実名でガンガン批判していくさまは人によっては小気味良く映るが、人によってはやり過ぎと映るだろう。しかし、それすらも計算の上で本書は構築されている。

    それにしても、この二人が説いていたようなことが実際に「アベノミクス」として実行に移され始めるとたちまち円安・株高に振れ、この3ヶ月ほどは過熱気味な装いを呈している。つまりは、「金融緩和する」といった一言が大いなる期待を持って市場に迎えられ、支持されているということで、「列島強靱化」とあわせてデフレ克服に

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    2013年02月24日