上念司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上念さんのマスコミ突っ込み返し。でも材料不足かな
「聖帝十字陵」「イカルス星人」などオタクっぽい唐突な例えを駆使する上念さん。
私の好きな保守論客のおひとりです
(ニュース女子の2代目司会も板についてきました)
ご主張は
・黒田バズーカ:全く正しい
・インフレターゲット未達:消費税増税(5→8%)のせい
・だから、予定されている(8→10%)はやめるべき
と増税反対派です。
(増税反対は、私も同意です)
本人は、否定されてますが、どうもMMT(現代貨幣理論)を一部採用されている節があり、円建て借金なら無限印刷機理論OKで、国の借金はある程度は問題ないとされているようです。
(MMTに初め -
Posted by ブクログ
ネタバレリフレ派の人たちの考え方をちゃんと理解したくて読んでみた。
上念司さんは、TBSラジオのボイスをずっと聴いてたのでよく知ってる。弁達者で、経済だけでなくアニメネタとかもの話も面白い。ボイス聴いてた頃から好きだった。
ただ、どうもこのリフレ派の人たちの「いくら国債(借金)増やしても大丈夫」って話は納得できない。本読んでも結局納得できなかった。
理由は1つ。
話がうますぎるから。
バブル後の金融・財政政策に失敗したこととか、財務省が信じられないとか、マスコミの話を鵜呑みしない方が良い、消費税を今上げてもしかたない、というのはすべてその通り。ただ、それが国家に寿命がないから国債いくら増やして -
Posted by ブクログ
医療、農業、銀行、放送・通信、国有地、NHK、保育園、新聞、などなどに蔓延るさまざまな問題、非効率は、それらの分野にのさばる岩盤規制が根源であり、その岩盤規制を守ろうとする既得権者が日本を亡ぼすのだ、という一冊。著者の主張に賛同するかどうかは別にして、本書で述べられている事実を理解しておくことは重要だろう。著者はバブル末期の銀行に就職して後に退社、自身で事業を興していることもあり、日本で事業を興す際に立ちはだかるさまざまな規制に腹を立てている、のだと思う。農業も含め、基本的には全て自由市場に任せれば効率的になるのだ、という著者の楽観的な論調に全面的に賛成することはできないが、以前は意味があった
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オタク的な例示と理論的な解説に明るい展望が持てるかも
著者の上念さんは、「ニュース女子」の保守系パネリストのひとり。
地方の箱モノ再開発の失政を「サウザーの聖帝十字陵」に例えて、周りをドン引きさせる楽しい方である。
本書も、そんなテイストを全面に押し出した、軽妙なオタク的な視点や極論を交えつつも、データを踏まえた理論的な展開でみせていく。
一部、紙面のために乱暴は論旨もあるようだが、納得感も損なわれていない。
(本書への反論本があれば、是非読んでみたい)
しかし、上念さんは偏差値の高い大学出身者の財務省官僚、一流新聞社記者が大嫌いのようだなあ。
・「財政破たん論」「増税論」は、財務省官僚が -
Posted by ブクログ
新聞やテレビでは、とにかく国民の不安を煽るようなことばかり報道されている。解説者も、このままの現状では大変なことになると言っている。特に、国の財政と年金についてはもう随分前から破綻するといわれ続けている。ネガティブな破綻論者ばかりなので、これが真実なのかと思ってしまうが、上念氏の本を読むと不必要に不安を煽っているのではないかとの疑念が生じてくる。新聞やテレビのみでは、そのような疑念が生まれることもなく、ただ解説を鵜呑みにするだけであったが、本書はただ鵜呑みにすることの危険性を教えてくれる。本書の功績は、新聞やテレビでの大多数の破綻論者の意見に対して、別の視点を与えてくれるところにある。
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Posted by ブクログ
大東亜戦争と織田信長と読んできて、
経済で読み解く~シリーズのラストピース、やっぱり面白い
「経済の掟」が本作でもキーとなって、
江戸時代を解いていく様は 3作目になると もう 「なるほど~そうだよね!」と思うくらいに すぐに腹落ちできた
モノと貨幣量の関係や国際金融のトリレンマで
当時の背景がすっきり説明がつくし、
明治維新とは、「巨額債務問題をうまくまとめた改革」という下りには膝を打った
当時の人々は意図してないはずだけど、
幕府の大名への金銀提供⇒財政政策
貨幣の改鋳⇒金融緩和
という具合に 時としてリフレ政策になってしまったのが面白かった -
Posted by ブクログ
日本のGDPが中国に抜かれたというのは認識していましたが、名目GDPをドル換算で見た場合、最新データ(2016)によれば、中国のGDPは日本のGDPの2倍を超えて首位のアメリカに迫る勢いであることを認識しました。世界中で低成長が続く中で、少なくとも中国は数年前までは物凄い成長率であったので、大きな差がついてしまったのでしょう。
昔話になりますが、私が高校生(1980年前半)のころ、GNPのデータで、アメリカとソ連が首位争いをしていました。それから10年以内にソ連は消滅、ロシア連邦になりましたが、経済に関するデータは嘘であったことが判明し、為替のルーブルが暴落したこともありましたが、今のロシア