上念司のレビュー一覧

  • デフレと円高の何が「悪」か

    Posted by ブクログ

    円高とデフレに泣いている私。個人的にも(財テク)サラリーマンとしても(海外売上50%弱)。以降は本からの引用です//日本円の供給が全然増えず外国通貨の供給が一気に増えた結果、日本円が極端に不足して急激な円高が日本を襲ったのです。デフレ下では・・・「いずれ価格が下がるだろう・・・物価下落期待」に世の中全体が覆われています。日本国民の98%は給料で生活するしかない人。日本政府には約475兆円の資産がある・・・純債務は387長円ほどになります。(債務のうち)93%は国民が政府に貸している。金本位制。昭和恐慌。

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    2010年09月07日
  • デフレと円高の何が「悪」か

    Posted by ブクログ

    一貫して「デフレとはお金とモノのバランスが崩れ、お金が不足する状態である→デフレから脱却するためにはお金の供給量を増やせばいい」ということを主張しています。物価うんぬん恐慌うんぬんのあたりはしっかり経済の勉強をしていない私には少し難しいところもありましたが、筆者は何度もこの一貫した主張を繰り返してくれるのでこの本の要点から頭がずれていってしまうことはありませんでした。日銀の政策については確かに私にも思うところはあります。予想ばっかりしてても・・・と思うこともあります。ただ、これだけ批判されると反発してしまいたくなることも確か。

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    2010年08月15日
  • デフレと円高の何が「悪」か

    Posted by ブクログ

    私は住宅ローンを申し込むにあたり、経済本をいくつか読みました。
    私もこの本と同じように「デフレ」「円高」は「悪」と考えます。
    (住宅ローンを持つ人はそのように考えて問題ないです。)
    本書はなぜ「悪」なのかに関して書かれています。
    私も多くの人に読んでほしい本です。
    「デフレ」「円高」を肯定する政策は絶対に阻止すべきです。

    しかし、この本の内容は簡単ではないと思います。
    確かに経済の専門的な言葉を取り除いているかもしれませんが。
    多くの日本人にとって国の借金・経済などは
    あまり意識していないのではないでしょうか?
    より簡単でないと「わかりやすい」レベルにならないと考えます。

    本書の残念なとこ

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    2010年04月24日
  • 「日本経済ダメ論」のウソ

    Posted by 読むコレ

    今の日本経済を好転させるために、何が必要なのか。二人の論客が一致して唱えているのは、デフレ脱却。デフレさえ解消すれば、あらゆる経済問題は解決するとの立場。
    では、デフレ脱却するには何をすべきかといえば、大規模な金融緩和と財政出動、二つセットでやることで始めて効果があり、どちらか一方ではいけないとしている。
    この結論には大いに納得。これまでメディアで見聞きした二人の意見は、金融緩和しろ、ということが強調されていた。一方、デフレには需要創出が必要なのに、肝心の部分が聞こえてこなかったので、ものすごく違和感があった。需要は財政出動でつくるのだ。民間にないのだから、止むを得ない。
    官僚機構の腐敗

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    2012年09月26日