上念司のレビュー一覧

  • 日本を滅ぼす岩盤規制 文庫版

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    丁度去年(令和元年)の今頃、この本の著者である上念氏の「経済で日本史シリーズ」を読んでいました、最近近くの本屋さんで似た様な装丁の本が並んでいたので手に取ってみました。勿論タイトルも気になったからですが。。

    今では既得権という言葉が使われてマイナスのイメージがありますが、できた時には必要とされた規制だったように思いますので、機能してきた時期もあるとは思いますが、時代が変わって不要になったものは廃止して、時代に対応した制度を制定・強化をして欲しいと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・安倍総理は気の毒である、彼は憲法違反の文科省の暴挙を止めさせる側にいた、それは岩盤規制を打ち破る

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    2020年12月20日
  • 日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病

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    なぜ前職がホトホト大嫌いになって”謀叛”を起こしてやろう、という気持ちになったのか。
    自分でもうまく説明できなかったけど、この本に説明してもらった感じ。

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    2020年12月16日
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

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    日本史の教科書には足りない歴史的な出来事を
    起こした人々の「意図」「背景」まで踏み込んで
    語っている。また歴史的な出来事の羅列ではなく、テンポよく文章化されているので、読んでいても時間の経過を感じない。室町時代の貨幣経済の仕組みなどの解説でサラリと経済学の知識が使われており、このシリーズを読むと同時に経済学の勉強もしたいと感じた。

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    2020年12月16日
  • 経済で読み解く日本史 平成時代

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    上念氏と同年代なので、卒業・就職・結婚・子育てと社会を意識しながら生活してきた平成。ニュースもそれなりに見ていたはずなのに、何も見えてなかった事に愕然としました。無知は罪。反省しました。

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    2020年12月12日
  • 誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論

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    ネタバレ

     地位財と非地位財の話はなるほどなと思った。少し前まで自分もブランド物が欲しい!といった物欲があったが、今はそういったものにほとんど興味がなく、自分が成長するために読みたい本や観たい映画などに投資しているので、非地位財へお金を使うことにシフト出来ているのかな?笑
     株などの話は専門的知識もないしよく分からないことが多いのでもっと勉強してみたい。

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    2020年11月23日
  • 経済で読み解く 大東亜戦争 ~「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明する~

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    たかだか250ページの本に一ヶ月半も掛かってしまった…今年はほんと読書に回す時間が取れない…と言い訳
    やっぱり歴史は繋がっているので大東亜戦争へたどり着くまでに一次大戦辺りからの世界情勢を踏まえておかないと訳分からんになりますわな〜金本位制への復帰後の世界経済の流れやブロック経済の影響など日本国内における紆余曲折は非常に面白かったです。こういう歴史を読むとやっぱ歴史って繰り返すんだ…って思っちゃいます。何回も同じミスして覚えるんじゃなくて一回で覚えたいもんですよね(笑)
    経済対策など難しい話がいっぱい出てくるけど、分かりやすいと思います。「そういうことだったのか」って思うトコがあって面白い一冊

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    2020年11月20日
  • 誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論

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    上念さんが言われる様に「自分教」を確立することが大事なんだと思います。じゃんけんで100回勝ちたければ、最低300回勝負すればいい。お金にまつわる見方が変わります。でも、住宅ローンで家を買った人にはやや厳しい内容かもです。

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    2020年11月16日
  • 誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論

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    上念さんの本は、とりあえず、飽きるまで全て購入してますので読もうと思っている。
    彼の人となりが良く感じられる本。YouTubeでアップさせるたびに見ているので既読感は否めず、ただ、それを承知で読んでいる。
    人生の長期計画を始めたばかりで、なかなかこれから先は見えないが、とにかく、こっちは工場広げて稼いでいく。
    あとは、自分教の強固な設定が必要かな。

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    2020年11月07日
  • もう銀行はいらない

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    ネタバレ

     まず日銀がどれだけマネタリーベースを増やしても、民間が貸し渋ってマネーストックが増えないと意味ないというのを学んだ。自分のマクロ経済の知識がまだまだであると感じた。
     そして銀行の不正融資(主に総会屋やヤクザ絡み)も思ったより沢山あるものだと分かった。闇勢力にビビった銀行員の裁量で無担保融資とかやってしまうからであろう。日銀にしても民間銀行にしてもAIが取って代わるのはいつになるやら。

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    2020年10月24日
  • 財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済

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    1.何をもって日本の経済を1位と言っているのかを知る
    なぜ借金説が蔓延しているのかを知る

    2.日本政府の資産は約700兆円にのぼり、このような国は珍しいとされている。日本の財政に対してのイメージは、「財政赤字なので増税して税収を増やす」「財政縮小をして赤字を削減する」といったイメージが強いと思われる。しかし、それは財務省と手を組んだマスコミの報道操作によるものである。実際のところ、日本の財政は完ぺきではないものの、世界的にみても多くの資産を有している国である。なぜ、日本の財政=困窮というイメージが根強いのか、情報操作をどのようにして行っているのか、実際に公表されている統計を基に、著者が数々の

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    2020年10月11日
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

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    ネタバレ

    室町時代の宗教は何をしていたのか?が面白い。
    今の宗教観とは全然違った。

    お金は銅銭が流通
    銅銭は国内で鋳造されたものでなく、隣国、明から輸入していた。
    明と貿易をしていたのは僧侶だった。
    僧侶は仏教を持ち込んだのと同時に貿易商人でもあった。
    国内のものを持ち込んで銅銭を手に入れていた。
    お金持ちの僧侶は将軍家へ貢物をし、代わりに荘園や貿易を許可してもらった。
    荘園とは税の徴収がない土地
    僧侶は貿易商であり、金融業、不動産業を営んでいた。

    禅宗である臨済宗、比叡山の天台宗、浄土真宗が活躍

    しかし、明国内は銅を掘りつくし銅不足になり、銅銭が作れなくなったので、
    貿易制限をかけた。
    そうなる

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    2020年10月04日
  • 官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済

    mac

    ネタバレ 購入済み

    印象操作にご用心

    一部ご紹介します。
    ・デフレ:モノとお金のバランスがお金不足により崩れること。2年以上連続して物価が下がり続けること。
    ・デフレ継続→物価下落→財布の紐固くなる→支出の先延ばし→モノ売れなくなる→給料安くなる→デフレ継続
    ・デフレ→就職難、中高年のリストラ、心の病、自殺
    ・デフレ→サービス残業、ブラック企業、住宅ローン破産
    ・経済成長に見合った物価上昇は不可欠
    ・金融緩和+財政出動がデフレ脱却の鍵
    ・借金があっても、それを上回る資産があれば、純粋な債務はゼロだ。目的が明確で、返せるあてのある借金は正義だ。
    ・日本政府の負債(借金)=1400兆円(2017.3)=日本政府の資産と

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    2022年09月30日
  • 家なんて200%買ってはいけない!

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    不動産購入を元々検討しているときに買ったため、最初は煽り気味の本だなと不快に思ったが、客観的に読んでみてそりゃそうだなと思った。別に家買わなくても賃貸住まいでREITで不動産投資すればええやん、という意見には確かになぁと思った。中々良い本なので、お金に余裕のある資産家以外の人にぜひ読んでほしい。

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    2020年09月05日
  • 経済で読み解く日本史 室町・戦国時代

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    学校で学ぶ機会が少ない歴史の『意図』の部分を埋めるのによい本。当時の政治基盤を支えたのは、現代で言うところの巨大商社であり、日銀であり、金融組織であり、軍事力(これは主に応仁の乱以降だが)であった寺社の勢力。寺社の発展が幕府の財政基盤を満たし持ちつ持たれつの関係が構成された。また時代によって、その主役が奈良仏教→浄土系→日蓮系と様々な史略とともに淘汰され、移り変わっていく様がおもしろい。ただ、経済で読み解くと謳っている割には時代的な統計が少ないため、具体的な理解は同著者の他シリーズほど及ばないかと思う。あくまで、歴史の勉強として重視。

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    2020年09月04日
  • 経済で読み解く日本史 大正・昭和時代

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    諸外国との関わりが一層意味を持ってきた大正・昭和時代。戦争や内政の混乱などの原因の一つに当時の金融システムの脆弱性があった。それが本シリーズを通して議論されている金本位制。当時はグローバルスタンダードだったこの制度をどうして当時は積極的に採用していたのか。貨幣の天井が決まっているから、生産性の向上に対して十分なカバーができず、デフレを誘発してしまう。その結果困窮した庶民による過激思想や暴力行為に繋がる。戦争や共産主義のデモ行為などはそうして起こってきた。
    中学、高校では暗記科目であった、当時の出来事の裏を経済の流れを汲み取って理解できる本です。

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    2020年08月30日
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代

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    江戸時代は歴史の授業で習うほど、庶民が抑圧され中央幕府がやりたい放題をするような社会体系ではなかった。歴史の見方を変えてくれる本です。庶民と言われる約9割が主役となり、産業を発達させ、新たな需要と共有を生み出した。また、石高制と貨幣制度が同時に現れ、バックにあるゴールドの有無によってインフレとデフレを激しく繰り返す時代。近代的な知識が広く浸透しておらず、『公儀』であっても武士的思想に囚われ誤った選択をした結果、経済のスピードに取り残された時代であったとも言える。勉強になりました。

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    2020年08月24日
  • 経済で読み解く日本史 明治時代

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    シリーズ4冊目。
    明治維新から日露戦争までの経済の流れだけでなく、なぜ清やロシアと戦争に進んだのかも分かりやすく説明してくれている。
    お隣の国もこの頃からクレーマー体質だったことも書かれていたりと非常に興味深い内容でした。

    遼東半島をめぐり、ロシアとの緊張が高まり、そこで日英同盟、そしてバルチック艦隊との戦い。

    坂の上の雲を読みたい、そんな気分になりました。

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    2020年07月28日
  • 経済で読み解く日本史 江戸時代

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    高校の時、世界史を選択していたせいか、この本により勉強させられた。
    特に、江戸時代の百姓(農民とは限らない)は思ったより豊かな生活をしていたという点だ。歴史についてさらに学びたいと思うようになった。

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    2020年06月22日
  • デフレと円高の何が「悪」か

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    勝間和代さんらの「反デフレ」キャンペーンの第一弾。

    ただ、後に「リフレ派」と呼ばれる「反デフレ」の本は、
    多く出ていることも知る。

    複数読んで理解を深めるのがいいと思います。

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    2020年04月03日
  • 日本を亡ぼす岩盤規制 既得権者の正体を暴く

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    最近では「ニュース女子」の司会者としても活躍している筆者は、保守論客というより怒れるご意見番といった立ち位置になるのでしょうか。説得力がある断定的な発言は気持ちいい。本書が書かれた2018年11月時点で、政府の増税政策は間違っていると警告していますが、ご存知のように2019年10月に10%に引き上げられ、彼の警告通り日本経済はパッとしません。馬鹿の一つ覚えの増税バカ財務省、補助金漬けの農業、偏向したマスコミ、最後は税金にたかる無能な日本の銀行、役所のおかしな規制が病院や保育園経営をダメにしている、もはやプロパガンダ機関紙と化している朝日新聞・・などが俎上に上がります。そして、これらの問題に共通

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    2020年02月22日