上念司のレビュー一覧
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ネタバレ妻に勧められてダラダラと読み始めた本。
でも、面白かった。
以下印象に残ったこと。
・徳川家は400万石しかないのに、3000万石の日本全体を統治しなければならなかった(各大名から税を徴収していない)。
・江戸幕府の敗因は「米本位制」だったこと。米を年貢として徴収し、それを売却して現金を得る。そのため、米が他の商品よりも値下がりしていれば損をする。実際にそうなって日本全国の大名は貧乏になり、商人は金持ちになった。
幕府はこんな少し考えれば分かりそうなことを260年も改善しなかったから滅びた。なぜできなかったか? 将軍をはじめ、トップの頭が固かったから。
声が大きいだけで実力がない人材が -
Posted by ブクログ
丁度去年(令和元年)の今頃、この本の著者である上念氏の「経済で日本史シリーズ」を読んでいました、最近近くの本屋さんで似た様な装丁の本が並んでいたので手に取ってみました。勿論タイトルも気になったからですが。。
今では既得権という言葉が使われてマイナスのイメージがありますが、できた時には必要とされた規制だったように思いますので、機能してきた時期もあるとは思いますが、時代が変わって不要になったものは廃止して、時代に対応した制度を制定・強化をして欲しいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・安倍総理は気の毒である、彼は憲法違反の文科省の暴挙を止めさせる側にいた、それは岩盤規制を打ち破る -
Posted by ブクログ
たかだか250ページの本に一ヶ月半も掛かってしまった…今年はほんと読書に回す時間が取れない…と言い訳
やっぱり歴史は繋がっているので大東亜戦争へたどり着くまでに一次大戦辺りからの世界情勢を踏まえておかないと訳分からんになりますわな〜金本位制への復帰後の世界経済の流れやブロック経済の影響など日本国内における紆余曲折は非常に面白かったです。こういう歴史を読むとやっぱ歴史って繰り返すんだ…って思っちゃいます。何回も同じミスして覚えるんじゃなくて一回で覚えたいもんですよね(笑)
経済対策など難しい話がいっぱい出てくるけど、分かりやすいと思います。「そういうことだったのか」って思うトコがあって面白い一冊 -
Posted by ブクログ
1.何をもって日本の経済を1位と言っているのかを知る
なぜ借金説が蔓延しているのかを知る
2.日本政府の資産は約700兆円にのぼり、このような国は珍しいとされている。日本の財政に対してのイメージは、「財政赤字なので増税して税収を増やす」「財政縮小をして赤字を削減する」といったイメージが強いと思われる。しかし、それは財務省と手を組んだマスコミの報道操作によるものである。実際のところ、日本の財政は完ぺきではないものの、世界的にみても多くの資産を有している国である。なぜ、日本の財政=困窮というイメージが根強いのか、情報操作をどのようにして行っているのか、実際に公表されている統計を基に、著者が数々の -
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ネタバレ室町時代の宗教は何をしていたのか?が面白い。
今の宗教観とは全然違った。
お金は銅銭が流通
銅銭は国内で鋳造されたものでなく、隣国、明から輸入していた。
明と貿易をしていたのは僧侶だった。
僧侶は仏教を持ち込んだのと同時に貿易商人でもあった。
国内のものを持ち込んで銅銭を手に入れていた。
お金持ちの僧侶は将軍家へ貢物をし、代わりに荘園や貿易を許可してもらった。
荘園とは税の徴収がない土地
僧侶は貿易商であり、金融業、不動産業を営んでいた。
禅宗である臨済宗、比叡山の天台宗、浄土真宗が活躍
しかし、明国内は銅を掘りつくし銅不足になり、銅銭が作れなくなったので、
貿易制限をかけた。
そうなる -
ネタバレ 購入済み
印象操作にご用心
一部ご紹介します。
・デフレ:モノとお金のバランスがお金不足により崩れること。2年以上連続して物価が下がり続けること。
・デフレ継続→物価下落→財布の紐固くなる→支出の先延ばし→モノ売れなくなる→給料安くなる→デフレ継続
・デフレ→就職難、中高年のリストラ、心の病、自殺
・デフレ→サービス残業、ブラック企業、住宅ローン破産
・経済成長に見合った物価上昇は不可欠
・金融緩和+財政出動がデフレ脱却の鍵
・借金があっても、それを上回る資産があれば、純粋な債務はゼロだ。目的が明確で、返せるあてのある借金は正義だ。
・日本政府の負債(借金)=1400兆円(2017.3)=日本政府の資産と