上念司のレビュー一覧
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▼第2次世界大戦に到った経緯を金融経済の視点からザックリ考察していった良書です。経済知識のない人でも理解は難しくないと思います。
▼ザックリ言うと、人間は余裕がある時は過激に思想には簡単にはなびかない。貧すれば鈍す。社会も同じく景気が悪くなると単純化した過激派の勢力が大きくなる。
▼大戦前アジア・ヨーロッパのお金がアメリカに集中する仕組みになっていた。アメリカに集中し過ぎてアジア・ヨーロッパが不景気になった。
▼不景気により日本では共産党、ヨーロッパではナチスとコミンテルンが勢力を伸ばした。不景気
を打破する為に破壊的創造などの過激なスローガンが持て囃された。
▼地政学的に大国は大国で -
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この本はネットで見つけた本なのですが、タイトル名を構成している「本当は世界一の日本経済」という文言に目を惹かれました。この本の著者は今までに何冊か読んできているので、いい加減な内容ではないと信じて読みました。
このタイトルには、その前に枕詞があり、それが、「財務省と大新聞が隠す」とあります。最近の新聞は会社に置いてあるので見ますが、時々、誤解を招く表現やグラフが描かれているのを見ることがあり、筆者の上念氏は、あのような事を言っているのだなと思いました。
今までの本でも、日本経済は実質世界一である、と主張されていましたが、この本では、最近のデータに基づき、各国との比較で書かれて、面白かったで -
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この本の著者である、上念氏の本は、経済関連の本を中心に今まで何冊か読んできましたが、「不動産を持つことの是非」を問うた本としては、初めてのように思います。上念氏の実体験(失敗談)を基に、どのような家に住むべきか、不動産を持つことのリスクについて解説しています。
このテーマを勉強するにあたっては、不動産取引をされている方の本だけでなく、不動産を保有することで実際に得た「教訓」を語ってくれる本も読むべきだと思いました。上念氏は、その教訓をこの本で惜しげもなく公開してくれていて、一般ではなかなか得にくいものだと思いました。
冒頭に書いてある、ロバートキヨサキの引用句:お金持ちは資産を買い、貧乏人 -
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いままで歴史に関する本は多く読んできましたが、この本の様に経済の面から見たものは数少なく、とても興味があります。江戸時代とは、なぜあのように続いて戦争の無い時代が続いたのか、どのような経済政策を行っていたのか気になっていました。
特に、江戸時代には何度も貨幣の改鋳が行われています、今までこれは悪い事の様に思っていましたが、これは必要な経済政策であったことが、この本を読んで理解できました。
明治維新は江戸時代とは一線を画した革命と思っていましたが、これも江戸時代に多くの発展があったので起こすことができたと思いました。
以下は気になったポイントです。
・江戸時代において日本経済は飛躍的に発 -
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マイホームの購入を考えている人に警鐘を鳴らす上念司氏の新著。
著書自らマイホーム購入経験があり、痛い目にあっているらしく、その経験を元にアツく語られている。
家庭を持つと、持ち家か?借家か?という議論がよく聞かれる。
あっしもいい歳なので、まったく考えないことはない。
上念氏は借家派の立場で、悪魔(不動産関係者や金融機関)のささやきから身を守るための知識を、ユーモアたっぷりに伝授してくれる。
ある動画では「この本は、宗教の本です」と語っており、自ら借家派の信者として、マイホーム購入反対を訴えている。
あっしも今んとこ借家派だけど、一生ローンにしばられなければ持ち家もいいと思う。
ただ、ど -
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今までに何冊か、日本はなぜ大東亜戦争に突入することになったのかを解説した本を読んだことがありますが、いずれも政治の観点から考察したものでした。確かにそれは事実だと思いますが、私の理解力に問題があるとは思いますが、ピンと来なかったのが印象です。
この本は、それを経済の観点から解説しています。第一次、第二次世界大戦ともに、ドイツや日本が米英の経済覇権に挑戦しようとした戦争であるという考え方です。この本では世界大戦の定義を、その勝者が次の世界の覇権を握ることになる戦争、としています。
それによると、現在はすでに第三次世界大戦が始まっていると見ることができるようです。以前に予言本で第三次世界大戦が -
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ネタバレ上念司氏の日銀批判本。
日銀を批判しているところは基本的に他の著作とほぼ被るので、それほど目新しさはないが、なぜ日銀がこれほどまでにデフレ下でインフレ対策をするのかに迫っているくだりなどは面白い視点であり、純粋に読み応えがあった。
白川前総裁を「白川法皇」と名付けたり、タイトルにもあるように「日銀貴族」としてコケにするあたりはやり過ぎ感もあるが、日銀の過度の独立性によって言いたい放題、でもデフレ脱却はしませんというスタンスを、下部組織である日銀に対して政府も突き崩せない状況を端的に表しているという意味ではありなのかなとも思う。
ついでに、今後出す本の中でも良いので、白川前総裁が退任し、安倍首相