あらすじ
『TVタックル』(テレビ朝日)、『たかじんのそこまで言って委員会』(ytv)で注目の勝間和代の最強ブレーンが、「御用経済学」のデタラメを完全論破! 景気回復を掲げて「アベノミクス」を推進してきた安倍総理の、まさかの消費増税決断。じつは、安倍総理は国家中枢にはびこる「7つの経済理論」によってミスコントロールされていた。それら7つのトンデモ経済理論を、気鋭の経済評論家が一つひとつ完全論破。“彼ら”は敵か、味方か…経済ニュースの深層を見破れ!
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Posted by ブクログ
既得権益を守ろうとする行政と政治家が産業政策や財政再建至上主義、新自由主義など抽象的な言葉を使って自分たちの思いのままにルールを作り変えようとしている流れを読み取ることが出来る。ただ一般人たちがこの流れを理解できるのかといったら、とても難しいと思わざるを得ない。テレビや新聞などたくさんの経済の関係者がそれぞれ自分の意見を話しているが誰が正しいのかそれを見極めるにはやはり経済を勉強をして自分なりの意見を持って判断するしかないのが実情である思う。
Posted by ブクログ
著者は、相手をバッサリ切り落とす文章が多く、こんなこと言って大丈夫かなとこっちが心配になるくらい痛快な内容になっている。
著者の言う通りだとしたら、日銀のメンツを保つためにだけに日本の15年が失われたことになる。
著者の言う通り、政治家や官僚が常に正しいことを考えてる訳ではなく、人間だから自分の保身に走ることもある。
それが、イチサラリーマンだろうと国家の中枢を担う人間だろうと根本は変わらないということ。
そう考えると恐ろしい。。
そんな個人的な感情で、国が左右されてしまうこともある。
戦争になることもある。
選挙で選ばれた人だから、選んだ人にも責任はある。。真剣に日本のことを考えよう。