諸田玲子のレビュー一覧

  • おまあ推理帖

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    ネタバレ

    ミス・マープルのもじりタイトルが楽しい。
    内容的には時代劇的な雰囲気が強くて、どちらかと言えば、時代劇じゃないけど「紅雲町珈琲屋こよみ」のお草さんを彷彿とさせた。昔の恋のくだりが切なくてよかった。とはいえまだおまあは50代半ばじゃないか。
    誰がレギュラーキャラか掴めないまま、誰が誰だかわからないまま読み終わってしまった話もあった。ドラマ化してほしいな〜。

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    2026年06月04日
  • 江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

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    三島屋の小旦那の話が読みたくて
    祭りを題材にした各作家さんの作品
    それぞれ違うものですねー!
    宮部みゆきさん好きです

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    2026年05月08日
  • おまあ推理帖

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    アガサ・クリスティは大好きでした。特にミス・マープル好きだったなあ。だから題名が本歌取りみたいになってるの楽しめました。ただその事で内容がわかってしまいましたが。
    乙吉やおりゅうや勝次がいい味を出してました。クリスティまた読みたくなりました。

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    2026年04月21日
  • おまあ推理帖

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    収録作のタイトルとか、ミス・マープルを思わせるなぁと思ったら、オマージュとして書かれたものだったのか。目次とか献辞とか、すっ飛ばしてたわ。ついでに、巻末の初出を見たら、初出のタイトルが、もろにマープルさんだったw
    内容も、元のクリスティ作品にそっくりなものもあって、オマージュとはいえ、そこまで似せていいのか、とか思ったり。ポアロものっぽい展開もあるし、作者がクリスティ好きなのは確かなのだろうな。
    それはそれとして、おまあと愉快な仲間たちwの活躍は楽しかった。おまあとお奉行様との過去もしっとりとした雰囲気が漂っていて好き。

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    2026年04月19日
  • おまあ推理帖

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    クリスティー没後50年、ミス・マープルへのオマージュを
    込めたミステリー。舞台は日本の江戸時代。
    いつもニコニコしている老女のおまあが、
    様々な事件を解決する、短編連作。
    うごめく怪文・・・一字ずつ切り貼りした誹謗中傷の怪文書。
      地主の妻の死はそれが原因なのか。更に新たな死が。
    袂に米粒を・・・茶碗屋の主人は毒殺された?続いて亡くなった
      妻の袂には米粒が。ずいずいずっころばし胡麻味噌ずい。
    眠れる殺人鬼・・・凶宅・榎屋敷に漂う死の影。それは過去にも
      現在にも。15年ぶりに戻ったお古和の悪夢と狐の謎。
    先触れ殺人・・・林之助の恋。不吉な張り紙のとおりに同心が
      殺された。更に2人目

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    2026年04月18日
  • おまあ推理帖

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    江戸のおばあちゃんが謎解きをする和風ミステリー
    作者がアガサ・クリスティにオマージュして書いた作品
    主人公のおまあさん、ご近所にいてほしいわあ❗
    おまあさんの人柄に惚れちゃいそう❗
    おまあさんの過去と現実の事件が交差して、懐かしさと切なさで胸がいっぱいになりました

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    2026年03月18日
  • おまあ推理帖

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    ミス・マープルのオマージュでもある連作時代ミステリ。高い洞察力を持つおまあは、身近で起こった、あるいは依頼された事件を鮮やかに解き明かしていく。穏やかな隠居生活を送る彼女には、しかし意外な過去があった。
    ミス・マープルのオマージュということで、おまあのキャラクターが本当にミス・マープルを彷彿とさせます。そして各話のタイトルにもにやりとさせられます。「銅鏡はくもって」なんて、まんまクリスティのあの作品……もちろんそれ以上のひねりもきちんと加えられていて、原典を知っていても読みごたえは充分です。
    おまあを取り巻く他のキャラクターもよいなあ。昔取った杵柄で活躍する「老士組」楽しすぎますって。事件その

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    2026年02月28日
  • 麻阿と豪

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    恥ずかしながら豪は知ってるけれど真麻は初耳でした。戦国武将ものを読んでいるとその家族、特に妻はよく出てくるので特に茶々なんかは個性的でまた秘めた謎が多くあったのでいろいろな書物でも登場していたが、真麻は本書では要であるにもかかわらず縁の下の力持ちな存在でよくぞ主人公として書いてくれたと感謝したい。
    武将の活躍の裏には必ずそれを支える裏方がおり、妻の役目は重い。また当時の武将家の女子の扱いが完全にモノ扱いで本書でも少し書かれた秀次の妻なんかは嫁ぐとともに処刑されるとか意味わからないし...
    織田信長から豊臣秀吉、そして徳川家康へと時代が変わっている動乱を生きた二人の姫の対照的な生涯物語の描写が見

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    2026年02月22日
  • 奸婦にあらず

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    前半はあまり盛り上がらず、ページ数も多いので挫折しそうになったが、中盤・後半と右肩上がりに盛り上がってきて挫折せずに最後まで読んでよかった。

    井伊直弼は「安政の大獄」でいいイメージはなかったが、この物語で印象が変わった。

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    2026年01月23日
  • 登山大名 下

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    中川家には家紋があり、一つは抱柏である。もう一つの家紋は中川クルスと呼ばれている。イエズス会の紋章はアルファベットのIHSであり、中川クルスにはこのIHSが巧妙に隠されているのではないかと言われている。九州は島原の乱にもある通り、キリシタンが多く、そのため弾圧の史実も多い。苛烈な取り締まりを行った当主が、なぜイエズス会の紋章を含んだような、怪しい家紋を採用するのか。

    久清は時は四代将軍・家綱の世。天下をゆるがした島原の乱の余燼がくすぶり、幕藩体制が盤石ではなかった時代。公儀の執拗な締め付けに苦しむ豊後・岡藩の第三代藩主となった中川久清が、山中で不思議な娘と出逢う。行方をくらませた娘を探し求め

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    2025年11月08日
  • 登山大名 上

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     豊後国岡藩の第3代藩主中川久清は、日本人離れした容貌と言われている。なぜそういわれるかというと、かなり目鼻立ちがくっきりした肖像画が残されているからだ。キリシタン摘発を目指しての絵踏みを行なった。久住連山の一つ大船山を愛し、「人馬鞍」と呼ばれる鞍を屈強の男性に担がせて何度も登山した。墓所は、自身が愛した大船山中腹1,300メートルを超える台地上に作られ、入山公墓と呼ばれる。岡藩中興の英主・天下の七賢将と称えられ、プライベートも充実していた、幸せな人生を送った大名のように見える。

     ところが、諸田氏が描き出した久清は、これらの事実を全て裏返して作られた人物だ。彼の系図が冒頭に紹介されているが

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    2025年11月08日
  • 登山大名 上

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    主人公の墓は、大船山登山道の結構高い場所であった。石垣が築いてあり、立派な墓であった。ここまで石を運ぶ手間は大変であったろう。また、自分の足で登らず、担いで貰ったようだ。城からは、随分離れた場所。ここに墓を作りたかったとは、よほどの山好き。登った日の大船山山頂からは、遠く大分市に停泊の船、阿蘇の山々迄見えた。おそらく領地の殆どが見えたのではないか。この物語を知らなかったら、墓所に何の感慨も持たなかったであろう。

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    2025年11月09日
  • 織部の妻

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    ネタバレ

    知ってるようで忘れている歴史のおさらいができて得した気分。物語の初めからおしまいまでが墓前の語りだったなんてやられたー だから織部パートはカッコ書きか、

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    2025年10月01日
  • 岩に牡丹

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    「六郷宿は、雪の訪れこそまだないものの、吐く息が白くなるくらいには冷え込んでいたはずだ。」「道端の小暗い木陰には霜が降りていたかもしれない。」という描写が冒頭にあり、「おや」と首を傾げた。この小説はどういう視点で書かれているのだろう。想像や予測、そんな視点は作者自身の視点でしょうか。少なくとも、この2文、語り手は現場にいないのだね、と思いながら読み進めたが、これ以降はすべて、語り手は現場に寄り添っていた。ここだけなのですね。
    ストーリーは面白かったのですが、もう一点、読み進めるのに抵抗を感じたのは、途中に出てきた「怒り心頭」という表現。歴史小説・時代小説をその当時の言葉だけで書けなどという、そ

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    2025年09月03日
  • 奸婦にあらず

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    いやはや←いやはや、ってなんで出てきたあたし?
    かなーりみっちりした時代小説でした。

    井伊直弼って、安政の大獄であまり良いイメージがなかったのだけど、彼の若き日に出会った忍びの女性の視点からかかれた本作はそのイメージを変えるには十分な作品でした。

    イメージが良くなった、とは言わない。
    ただ、歴史の側面をきちんと見れた、と思わせてくれる作品です。

    結構長いので、なかなかスルスルとはいかないけど中弛みもなく出来事と感情がいい塩梅に混ぜられた作品だなぁ。

    2025.6.9
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    2025年06月09日
  • 恋ほおずき 完全版

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    ビターエンド 主人公は女医者である。中条流は今の婦人科にあたり、堕胎が専門。本作で初めて知ったが、江戸時代には堕胎が規制されていたらしい。
    身分違いの恋をして悲恋に終わった主人公は、また身分違いの恋をする(しかも不倫)。江戸時代は不義密通の取り締まりが厳しいイメージがあったし、子供もいる相手と恋してるの個人的には微妙。
    感想はともかく、文体はとても読みやすく、情景がするする浮かんでキャラクターも魅力的。他の作品も読んでみたい。

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    2025年12月10日
  • 奸婦にあらず

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    幕末を生きた村山たかの人生を描いた作品、井伊直弼との絆、幕末と言う時代の中で安政の大獄や維新の中で活躍した人達の壮絶な生き方を想像しながら読むと今の時代がどれだけ幸せなのかを改めて感じた。

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    2025年03月27日
  • 岩に牡丹

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    ネタバレ

    良い。
    品のある作品。
    江戸時代、戦は無かったが、武士の時代で血なまぐさい組織を守る水面下の戦いはあった。なんか、組織のために個人が犠牲になる構図は今も変わらない。

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    2025年01月25日
  • 岩に牡丹

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    平賀源内が武助に託した密書。其処には一体何が書かれていたのだろうか…己の保身に権力を行使し、描画を嗜む彼らを無き者にする田沼意次に憤慨。田沼の底知れぬ欲深さは噂通りであり、また源内の最期は想定外だった。

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    2024年11月14日
  • 其の一日

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    タイトル通り、それぞれの「ある1日」を描いた短編集。
    時代小説を読むのは初めてだったのですが、とても読みやすく、知らない人物や事件などを学ぶことができました。
    もちろんフィクションも織り交ぜているとは思いますが、今と変わらない部分や異なる部分、繋がる部分などを考えながら読むのは楽しいですね!

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    2024年10月14日