諸田玲子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「諸田玲子」の連作時代小説『あくじゃれ 瓢六捕物帖』を読みました。
ここのところ、時代小説が続いています。
-----story-------------
牢屋敷に捕らわれの身の「世之介」ばりの色男「瓢六」と、無骨な同心「篠崎弥左衛門」との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する痛快譚
絶世の色男、粋で頭も切れる目利きの「瓢六」が、つまらぬことで小伝馬町の牢屋敷に放り込まれた。
ところが丁度同じ頃起きた難事件解決に「瓢六」の知恵を借りるため、与力「菅野一之助」は日限を切っての解き放ちを決める。
不承不承お目付役を務める堅物の定廻り同心「篠崎弥左衛門」との二人組による痛快捕物帖。
------ -
Posted by ブクログ
「諸田玲子」の連作時代小説『あくじゃれ 瓢六捕物帖』を読みました。
ここのところ、時代小説が続いています。
-----story-------------
牢屋敷に捕らわれの身の「世之介」ばりの色男「瓢六」と、無骨な同心「篠崎弥左衛門」との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する痛快譚
絶世の色男、粋で頭も切れる目利きの「瓢六」が、つまらぬことで小伝馬町の牢屋敷に放り込まれた。
ところが丁度同じ頃起きた難事件解決に「瓢六」の知恵を借りるため、与力「菅野一之助」は日限を切っての解き放ちを決める。
不承不承お目付役を務める堅物の定廻り同心「篠崎弥左衛門」との二人組による痛快捕物帖。
------ -
Posted by ブクログ
赤穂浪士討ち入りの義士の中に、浅野家家臣としては新参者といえる3人がいた。
いずれも大名家津山森家の家臣。
神崎与五郎、茅野和助、横川勘平。
彼らはなぜ義士に名を連ね命をかけたのか。
松の廊下刃傷沙汰に対する不公平な沙汰への浅野家家臣としての憤りだけではなかったのではないか。
森家当主となった長直の、3人に対する思いやりが作品に流れている。
作品の中「与五郎の妻」では
神崎与五郎の前妻ゆいの再婚相手、江見甚右衛門の優しさに涙する。
浅野家討ち入りの翌日、ゆいに対して前夫与五郎の2人の子と共に並び出て吉良邸から高輪泉岳寺に向かう義士の中にいる与五郎を見送ってやれと言ってやる。
それが与五郎に -
Posted by ブクログ
馴染みのない名前が、数多出てくるので、何度も、頁を戻したり、巻頭にある宮中人物関係図を、参照したりで、なかなか、進まず。
それもそのはず、重要人物は、全て、作者のフィクションであるとの事。
物語の、要になる、歌は後撰和歌集の中の「詠人知らず」の歌を用いる所等、流石、諸田玲子さん。
類稀な美貌で、歌の才に秀で、宮中の公達と、次々と浮名を流したが、やがて、帝の寵を得、御子を孕ったところが、 火事に見舞われ、焼死したと言う、母親の、死の真相を調べる弥生。
父親が、無実の罪を着せられ、公卿の子息から一転して、流浪の民となり、殿上人に恨みを抱いている、音羽丸。
故事、慣例に通じて、「陶化坊の白 -
Posted by ブクログ
いわゆる信長婦人である濃姫を書いた小説は珍しいと思い、読み始めたが最初はちょっと違うなあ、と感じていた。
やはり、女性ならではの視点ということで、妻として、母として、またひとりの女性として濃姫が描かれているからであると思われる。
まあ、そう思って読み慣れてくると、そんなに違和感もなくなってくる。
が、本能寺の変はまだしも、桶狭間とか姉川の戦いなど歴史的な戦をあまりにもスルーしすぎでは。
そういうことがあった程度の触れ方には、ちょっと違和感。
まあ、仕方がないかもしれないが、上下巻になってもいいので、もうちょっと膨らませてくれればもっと読み応えがあった感じがした。 -
Posted by ブクログ
以前から興味を持っていた濃姫、「麒麟がくる」を観ていてもっと詳しく帰蝶を知りたくなった。
帰蝶は本能寺の変よりずっと以前に早世したか離縁させられたと考えられていたが、近年京都の織田家過去帳に78歳で亡くなった帰蝶らしき人の記載があり、著者は帰蝶は生きていたとみる説が自然ではなかろうかと考えたという。帰蝶が表に出なくなったのは疱瘡で顔に痕が残ってからとの説明に信憑性を感じる。帰蝶は道三の娘で信長の妻となってからも戦国時代を生き抜いた勝ち気な女性という印象が強かったが、子が授からず側妾らが産んだ子を育て慈しんだと知り別な面を知れた。
諸説がとびかう本能寺の変についても、本書は立入宗継を登場させ興味 -
Posted by ブクログ
ネタバレ公家の改ざん帳簿を追いかける公儀隠密が不振の死をとげる。次に内偵に入った隠密は公儀の姪、武家との婚約を相手の不慮の死によって不意にされたという経緯のある利発な美女…。こんな時代ミステリーの設定良く考えるなぁ。
と思ったら、史実にもある事件らしい。勿論ものすごく脚色されているということだが。
ミステリーとしての出来も良く、構成もキチっとはまっているし、キャラ設定も立っている。大傑作!には今一つパンチが足らないようにも思うが、まとまっていて良い作品。さすがの諸田ブランド!
余談ながら、これ読んでる時偶然、樟葉(作中の楠葉)を通りかかってるねんなぁ。駅内の楠の木(京阪電車沿線ののちょっとした名