【感想・ネタバレ】嫁ぐ日 狸穴あいあい坂のレビュー

あらすじ

元火盗改方与力の祖父と麻布狸穴町で暮らす結寿が、八丁堀同心の妻木道三郎とともに、界隈で巻き起こる事件の謎を解き明かす大人気シリーズ。妻木への初恋を胸の奥にしまい、御先手組の小山田家へ嫁いだ結寿。やがて夫の万之助と心を通わせあい、娘の香苗が誕生。ところが、予期せぬ出来事が婚家を襲う。辛い別れを経て狸穴町へ帰った結寿。懐かしい人々との穏やかな毎日が始まるかと思いきや、かつてのように、妻木とともに様々な事件の解決に走り出すことに。押し込み騒動、花魁殺し、子攫い……。罪に苦しむ人々の心を解きほぐすうちに、結寿自身の心にも変化の時が訪れて――。

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Posted by ブクログ

夫を亡くした結寿は実家からは離縁し、幼い娘を婚家に残して新たな幸せをみつけるべきだと言われているが、火付盗賊改の同心だった祖父のもとで暮らしていた。周りの温かい人々に支えられながら、結寿も自分の幸せに向けて嫁ぐ日を迎える。江戸人情噺。

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2020年10月01日

Posted by ブクログ

「叱らなくても、あいつは十分に肝を冷やしたろう。そうやって、ひとつひとつ学んでゆくのだ。自分になにができるのか、どこまでなら許されるのか」

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2023年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々の、シリーズ第四弾。

相愛だった道三郎との恋を諦めて、小山田家へ嫁いだ結寿。
時は流れ、娘の香苗もすくすく育っています。
ところが、“予期せぬ出来事”が婚家を襲い、またまた結寿に転機が訪れます。
前巻でも小山田家は受難でしたが、続けて今回の件・・まさかこんなにサラッと万之助さんが亡くなるとは・・。
そして、狸穴町の祖父のもとに出戻った結寿は、愛娘を攫われたり界隈に起こる事件のことで、道三郎と協力し合う事に。
成長した小源太や彦太郎も、結寿と道三郎をくっつけようと懸命です。
そして、ついに・・「ずいぶん待った。もういいだろう」という道三郎の台詞は結寿でなくてもグッときますね。
お幸せに!

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2020年05月30日

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