【感想・ネタバレ】仇花(あだばな)のレビュー

あらすじ

怒声と哄笑(こうしょう)、砂煙をあげて駆けぬける人馬――覇者・家康が治める江戸。争乱のるつぼで生まれ育ったお六(ろく)は、そんじょそこらの小娘ではない。愛くるしい笑顔の内に、とてつもない図太さを秘めていた。栄耀栄華(えいようえいが)を手に入れたい、我が手で天下を取りたい。――恋も財も地位も、すべてを欲しがった女、徳川家康最後の側室・お六。その激しくも儚(はかな)い生涯を描く傑作長編。

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Posted by ブクログ

徳川家康最後の側室、お六の話。
これまで読んできたのは、そこそこの身分の武士の娘だったり、生まれながら身分の高い姫君の話だった。だから落ちぶれた家臣の娘が「成り上がる」話にワクワクした。しかしながら、こんなにも気が強かったらさぞかし敵(側室たち)に恨まれ憎まれていたんじゃないのかしら。お六は家康の寵姫とはいえ、阿茶局あたりが黙っている訳がなさそうではある。

タイトルの「仇花(あだばな)」とは、「咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実 (じつ) を伴わないもの」という意味だという。実を結ばなかった(子を産まなかった)お六は大御所の寵を一身に集めても立場の弱い人間だった。果たしてお六は儚なく散った花だったのだろうか。

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

家康が治める江戸。
争乱のるつぼで生まれ育ったお六は、誰をも虜にする愛くるしい笑顔の内に、我が手で天下を取りたいという、とてつもない欲を内に秘めていた。

恋も財も地位も、全てを欲しがった女、唐川家康最後の側室・お六の生涯を描く。

「我が手で天下を取りたい」
と言いながら、結局は、虎の威を借る狐でしかない。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

家康最後の側室「お六」の物語。
読み易く纏められた作品ですが、最後が少し綺麗に納めすぎかなといった感あり。

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2009年10月04日

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