諸田玲子のレビュー一覧

  • 鷹姫さま―お鳥見女房―(新潮文庫)

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    だんだん飽きてきましたが笑、水野忠孝がらどうからんでくるのかは気になる…でも続きをわざわざ買うこともないかなぁ。

    March, 2012

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    2012年03月10日
  • 灼恋

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    「吾輩は猫である」を読んだ直後だったので、読みやすい読みやすい(笑)

    よしながふみさんの男女逆転の「大奥」を読んでいるのですが、綱吉バックグラウンドを同じように組み立ててあったので、想像しやすかったです。

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    2012年02月27日
  • 四十八人目の忠臣

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    赤穂浪士の敵討ちと浅野家再興のため戦う
    忠臣蔵の赤穂浪士 磯貝十郎左衛門 に恋する
    きよの物語

    忠臣蔵の話をちゃんと読んだのは初めて
    妻、親、子、女の視点から描かれているところが
    武士の敵討ちの世界だけどはいりやすい

    恋する気持ちをあきらめ
    家とかたき討ちのためにチカラを尽くすなんて
    この時代の女の人の芯の強さを
    怖いぐらいに感じます

    女たちの忠臣蔵

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    2012年01月31日
  • きりきり舞い

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    十返舎一九の娘が主人公???随所に笑える箇所があり、江戸を舞台にした恋愛コメディ。軽く描いているけれど、設定は本当に江戸。知識の上に成り立つ世界なのでホントにリアル。

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    2012年01月24日
  • 四十八人目の忠臣

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    浅野長矩(匠頭)御正室、阿久里つき奥女中 きよは長矩公、寵臣の
    十郎佐衛門と両思いの仲である。
    が、お互いの立場上参勤交代の折に人目を忍んでの逢瀬がやっと。
    どんなに想いあっていても先の望みは甚だ厳しい。
    そんな折、長矩公が殿中にて刃傷沙汰を起こし浅野家はお取りつぶしの危機に合う。
    世に言う四十七士が決起に至るまでを支えてきた女性目線の忠臣蔵を
    諸田玲子が繊細に描く。
    女性としてのきよの働きが後々大きな力となる流れが面白い。

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    2011年12月20日
  • 狐狸の恋―お鳥見女房―

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    登場人物のほとんどが善人なので、読んでて疲れない。
    家人に眠り薬盛って、逢引するってすごい設定だと思ったけど。

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    2011年11月20日
  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    諸田玲子さんてあんまりしっくりこない作家さんだったけど、これは面白く読めた。
    短編の連作というスタイルがよいのかな。

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    2011年11月13日
  • 狸穴あいあい坂

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    「お鳥見女房」シリーズから注目していたけれど、甘すぎない作風と、悲惨な、残酷な事態になってもどこか救いがあり、立ち直る強さを持った登場人物たちの凛とした姿が美しく見える作品。個人的にはヒロインがもう少し強いといいなと思ったり。

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    2011年06月28日
  • 狸穴あいあい坂

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    火盗改方の娘とそのじさま。小物は元幇間。恋する相手は八丁堀の旦那。と、奇抜な組み合わせで、奇をてらった感は否めないけど。組み合わせの妙というか、なんというか。捕り物の取り合いに恋を絡めつつ、無難な着地点。まどろっこしさは若干あるものの、それなりに楽しめた。

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    2011年06月21日
  • 狐狸の恋―お鳥見女房―

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    今回も息子や娘の成長が描かれています。けど、心に残ったのは源次郎の話ですね…男の子って急に大人になるよなぁと。後は鷹姫さま。いよいよ久太郎の嫁になるのか。珠世さん、これからも苦労しそう。

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    2011年04月19日
  • 王朝まやかし草紙

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    ネタバレ

     厚い本だけどサラリと読める。
    王朝ものが好きなので手に取ったけど、他ではあまり描かれない市井が描かれていて、それが面白い。
    「人」って思われていたのは一握りだったんだなあ。。。
    道端に捨てるってけっこうすごい。山に囲まれてるけど、そこまで捨てに行くということにはならないんだ。

     事件はわりと早いうちに犯人がわかってしまう。
    登場人物が少ないから、すぐに当たりがついちゃうっていうか。。。
    なので、ラストはかなりアッサリ終わった感じ。
    ハッピーエンドでよかったけど。

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    2011年04月18日
  • 遊女のあと

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    女性は強いよね、ということで全編通すと逆に由衣の方に興味がうつったり。話的には、女敵討ち、そんなに苦労しなくていいのか?駒だったから、で回収されてしまうのがなんとも。もう少し活躍なり、番狂わせなどして欲しいところ。

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    2011年02月13日
  • お順(下) 勝海舟の妹と五人の男

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    いろいろあるけれど「勝海舟」の、戦を好まず、時代の流れに逆らわず、逆境のあるからこそ勉学に励み、平和を願う姿勢が立派ですね。
    主人公については、最後まで好きになれなかったですね。

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    2011年02月04日
  • 遊女のあと

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    ネタバレ

    新聞書評欄でこの本を知り、読んでみたいと思いつつ月日がたち、文庫になったのをきっかけに購入(このパターン多いです)

    初めての諸田作品ですが、地元の九州弁から始まって入り込み易かった。登場人物が多く、それぞれの思惑が絡まって、人物相関図があったらなぁと思いましたが、後半はどんどん話が転がっていってそれなりに面白く読みました。

    九州の熱烈な女と江戸の型物武士、このとりあわせなら最後の結末も納得かも。陳腐な最後でなくて個人的には良かった。

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    2011年01月20日
  • からくり乱れ蝶

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    清水の次郎長に請われ二代目お蝶の座に着いた
    狭客の娘お冴えの物語。
    父親の吃安が失脚し一家は離散。
    お冴えの父の弟分、黒駒一家の勝蔵を慕いぬくも
    生きて行くために名を変えて女壺振りとなり身を立てていた所
    次郎長に見染められる。
    お冴えが二代目お蝶になったのは仇討の為か、心底次郎長に
    惚れていたのか....。

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    2010年07月17日
  • 奸婦にあらず

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    今日は仕事で、片道2時間かかる場所まで行ってきたので、往復でこの本を読み終えてしまいました。
    ちょうどNHKの龍馬伝の影響で幕末がマイブームなのですが、それにしても井伊直弼の印象が180度変わった感じ。脂ぎった謀略好きのオジサンだと思っていたのですよ、ずっと。若い頃不遇だったことは何となく知っていたのですが、自分の時代が来るのを虎視眈々と狙っていたイメージだったのに、この本の中では理想に燃える真っ直ぐな男性として描かれています。女性達に真摯なのも好感度アップ。

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    2010年07月03日
  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    珠世みたいなのが母親だったらいいなあと思うくらいよくできたおかあさんで、あまりにもできすぎてて嘘くさいのが難点といえば、難点。しかし、この話もちょっと弱い・・・けど、どんどん続くようで気になる・・・けど、シリーズで買うほどか???と思って躊躇してます。旅立った男たちの行方は気になるんだけれども、でもなあ。

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    2011年09月12日
  • こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖

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    シリーズ第二弾。
    なんだかちょっと雰囲気が変わって来ましたね。瓢六はもっと拗ねた感じの小悪人だったはずなのですが、妙に真面目になっちゃって。
    痛快時代劇という雰囲気が強くなりました。まあその分、安心して楽しめはするのですが。

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    2016年08月05日
  • あくじゃれ 瓢六捕物帖

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    入牢中の犯罪者が、時々シャバにでて、探偵役になるという設定になかなかついていけなかったが、読み進むうちにおもしろくなってきた。特にお袖が最高。

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    2011年09月07日
  • 天女湯おれん

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    諸田玲子の天女湯おれんを読みました。江戸時代の湯屋を舞台としたちょっと色っぽい物語でした。若い女性がおかみで、辻斬り事件やライバルの湯屋との確執などの物語が語られていきます。しかし、物語がうすっぺらで性的な描写も下品に感じたので、konnokとしてはあまり気に入りませんでした。

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    2011年09月28日