諸田玲子のレビュー一覧

  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割があった。江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島家は、当主が任務のため旅立ち、留守宅を女房・珠世が切り盛りしている。そんな屋敷に、ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて来て…さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で解決していく珠世。その笑顔と大家族の情愛に心安らぐ、人気シリーズ第一作。

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    2013年12月04日
  • 誰そ彼れ心中

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    ネタバレ

    時代物ミステリー。嫁ぎ先の夫の様子がなんだかおかしい。不審に思い始める妻に、従者の若者が、主の変化を問いかける。夫の謎を探るうちに、若い妻は思いもかけず本物の恋を知る……。スラスラと読み易く謎ときが読み進めるうちに解けていくのだが、タイトルの「誰そ彼れ心中」で結末がネタばれしてみえていて、終盤はそこに一気に突き進み、あぁ~、やっぱりと意外性がなく残念な読後。揺れ動く若妻の心情は見事に描かれているなので、タイトルをもっと捻って欲しかった。

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    2013年06月29日
  • 思い出コロッケ

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    まさに向田邦子譲り。

    昭和の香ってことですが、私には主人公たちの行動や考え方がイマイチ理解できないですね。若過ぎるのか私・・・

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    2013年06月08日
  • 誰そ彼れ心中

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    旗本の家に嫁いで3年
    ある時を境に、夫が変わり始める

    あれは本当に夫なのか
    それとも誰か別人なのか

    さぐるうちに恐ろしい事実が次々とわかってくる
    ただ世継ぎを産むため、お家のためだけの存在の嫁とは。

    一方、小者との道ならぬ恋の行方は
    やがて悲劇へと突き進む

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    2013年05月05日
  • 其の一日

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    解説で、短編の名手阿刀田高が、この連作短編の妙味を賛している。いずれも江戸期のある一日を描いた好短編。
    読後の感想としては、歴史上悪評の高い荻原重秀の罷免を描いた「立つ鳥」、桜田門外の変を井伊直弼の妾の視点から描いた「釜中の魚」が、特に印象に残った。
    同作者の「奸婦にあらず」(井伊直弼の妾・村山たかが主人公)も読みたくなった。

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    2013年04月04日
  • 思い出コロッケ

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    著者も意識的に書いたと思われる向田邦子テイストの短編集。すごく似てるようだけど、短編それぞれのラストの余韻の部分が向田さんに比べると差を感じる。比較して読んでみると面白いと思う。

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    2013年02月23日
  • 黒船秘恋

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    ちょっと暗いなぁ。頭の中に浮かぶイメージがだいたいグレーな感じ。みおの嫌な感じがもっと出てもよかったかなぁ?時々出かけて何してたかの内容がわかるともうちょっとハラハラしたかも。

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    2013年02月21日
  • 灼恋

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    将軍綱吉とその側近保明との三角関係に翻弄される女性染子。生き方を制限されながらも、その中で意志を持って生きた女性の生涯。
    予想以上に面白かった!

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    2013年02月12日
  • 楠の実が熟すまで

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    ネタバレ

    武家と公家の争いの中、武家の縁戚の娘が公家へ嫁入りし、潜入捜査をする…という物語。
    時代ミステリーだなぁと思ったら、実話を元に描かれたそうで、同材で平岩弓枝さんも短編を書かれているとか。こちらもチェックしなくては。
    正直潜入捜査(裏表紙あらすじ談)というには言いすぎのような?という雰囲気。
    なにせ素人探偵より素人。それでもがんばった主人公なのでした。
    旦那さんの方の視点でも物語が知りたかったかも。

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    2013年01月29日
  • めおと

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    初めて読んだ諸田作品。それが期せずして初期の短編を集めた小説集だと知る。作者あとがきが面白い。なるほど、作者の各作品を書く動機が作者の当時の心情とリンクしている。そして力のある作家さんだと感じた。別の作品も読んでみたい。

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    2012年11月10日
  • 狸穴あいあい坂

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    ネタバレ

    気恥ずかしくなるような爽やかな短編集。
    時代劇版ロミオとジュリエットみたいな?
    そこまで悲壮感がない…どころか、登場人物のアクの強さで笑わされっぱなしでしたけれど(1篇除く。
    続編「恋かたみ 狸穴あいあい坂 」の文庫化を待ってみませう。
    きっとおかんが買うはず。

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    2012年07月30日
  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    将軍のお鳥見女房を主人公にその家族を描いたホームドラマのような時代小説。
    寝る前に読むと心安らぐよ

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    2016年06月16日
  • 誰そ彼れ心中

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    今まで読んだこの作家の作品の中では一番良かったような気がする。
    それでも★は3つしか与えられないが。
    ミステリーというには少々粗っぽい、ただ純愛路線含めて生真面目に取り組んだ姿勢は評価。

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    2012年07月01日
  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    ネタバレ

    江戸時代が身近に感じられる話。
    諸田さんの頭の中には江戸の地図が叩き込まれているのだろうなあとうらやましくなる。

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    2012年06月30日
  • あくじゃれ 瓢六捕物帖

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    そこそこ面白くはあるが、すぐに忘れてしまいそうな気がする。
    この手のジャンルで記憶に残るためには相当の技量を要するというのが私の過去の経験であり、その意味において同作品は全然物足りないということ。
    ちなみに同ジャンルという観点では少なくとも現時点では宇江佐真理の方が上かと思う。
    当然ながら更にその上はいるのであるが、蛇足ついでに。

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    2012年06月04日
  • 鷹姫さま―お鳥見女房―(新潮文庫)

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    だんだん飽きてきましたが笑、水野忠孝がらどうからんでくるのかは気になる…でも続きをわざわざ買うこともないかなぁ。

    March, 2012

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    2012年03月10日
  • 灼恋

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    「吾輩は猫である」を読んだ直後だったので、読みやすい読みやすい(笑)

    よしながふみさんの男女逆転の「大奥」を読んでいるのですが、綱吉バックグラウンドを同じように組み立ててあったので、想像しやすかったです。

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    2012年02月27日
  • 四十八人目の忠臣

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    赤穂浪士の敵討ちと浅野家再興のため戦う
    忠臣蔵の赤穂浪士 磯貝十郎左衛門 に恋する
    きよの物語

    忠臣蔵の話をちゃんと読んだのは初めて
    妻、親、子、女の視点から描かれているところが
    武士の敵討ちの世界だけどはいりやすい

    恋する気持ちをあきらめ
    家とかたき討ちのためにチカラを尽くすなんて
    この時代の女の人の芯の強さを
    怖いぐらいに感じます

    女たちの忠臣蔵

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    2012年01月31日
  • きりきり舞い

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    十返舎一九の娘が主人公???随所に笑える箇所があり、江戸を舞台にした恋愛コメディ。軽く描いているけれど、設定は本当に江戸。知識の上に成り立つ世界なのでホントにリアル。

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    2012年01月24日
  • 四十八人目の忠臣

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    浅野長矩(匠頭)御正室、阿久里つき奥女中 きよは長矩公、寵臣の
    十郎佐衛門と両思いの仲である。
    が、お互いの立場上参勤交代の折に人目を忍んでの逢瀬がやっと。
    どんなに想いあっていても先の望みは甚だ厳しい。
    そんな折、長矩公が殿中にて刃傷沙汰を起こし浅野家はお取りつぶしの危機に合う。
    世に言う四十七士が決起に至るまでを支えてきた女性目線の忠臣蔵を
    諸田玲子が繊細に描く。
    女性としてのきよの働きが後々大きな力となる流れが面白い。

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    2011年12月20日