諸田玲子のレビュー一覧

  • 四十八人目の忠臣

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    主人公きよは赤穂藩主の正室亜久里の侍女。
    そのきよの視点から描いたもう一つの忠臣蔵が本書。
    前半は初恋に燃え立つ少女、中盤は主である亜久里のため目となり耳となり藩士の動向を伝えるものとして、そして後段では討ち入り後の志士子息の助命と赤穂藩再興に働く。
    嫁入りのための腰掛程度に考えていた大名家の侍女という仕事が、初恋の人の母の言葉により主のために忠臣として働くことを教えられる。
    最終段の大胆な仮説には驚きを禁じ得ない。

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    2015年05月21日
  • 天女湯おれん

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    江戸時代の湯屋が舞台。武家の娘、湯屋の主おれんのまわりで、次々と騒動が起こる。元武家の娘が町人に身をやつしてってところがいいのだろうね。
    著者の徳川家康が正妻と長男を死に追いやった事件に関する小説を探していたんだが、色気に惹かれて「天女湯」を購入。続編も読みたい。

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    2014年10月07日
  • あくじゃれ 瓢六捕物帖

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    ☆3.9
    「瓢六捕物帖」シリーズ第一弾。

    水と油の仲だった小悪党の瓢六と堅物同心の弥左衛門の、事件を追うごとに絆とも言える仲間意識が芽生えてゆくのが手に取るように分かる。

    小伝馬町の大牢の中、一筋縄では行かない面々の
    お話をもっと掘り下げて欲しかったかな。

    私的には、顔も中身も四角い弥左衛門の初恋の行方が気になって仕方ないので続編も読みたいと思います。

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    2014年07月25日
  • お順(下) 勝海舟の妹と五人の男

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    面白かった…んだけど、終盤失速した印象。
    「こんな男にひっかかるなんて」という気分がぬぐえず(++;

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    2014年08月01日
  • お順(上) 勝海舟の妹と五人の男

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    歴史小説と時代小説の間…のような作品ですね。
    お順がさっぱりした性格なので湿っぽさや
    ドロドロした部分がないので読みやすく面白いv

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    2014年05月02日
  • きりきり舞い

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    ネタバレ

    舞が色々と不憫。

    特にお栄にはどうしても感情移入できなくて・・・。
    父親の一九は旗本の一人息子との結婚に反対する理由を知ってちょっと株が上がったけど、
    お栄に共感できる部分が何一つないのが・・・

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    2014年03月03日
  • 奸婦にあらず

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    歴史小説で、女の坊人(忍び)ということで、なかなか興味深く読めました。
    ただ、江戸時代終わりの頃という苦手な時代だったのと、
    女の性のような部分が多かったので、あまり入り込めなかった。

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    2014年02月12日
  • かってまま

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    ☆3.3
    旗本の息女 奈美江の不義の子として生まれ、生まれてすぐに養女に出された『おさい』。
    そのおさいに関わった人たちの目線で語られるおさいの人生。
    幼い頃より美貌に恵まれ、才覚に溢れたおさいだけれど、幸福な女の一生とはとても言い難い。
    あくまで第三者目線で描かれ、おさい自身が思いを語ることがほとんどない。
    せめて、おさいの晩年をもう少し掘り下げて描いて欲しかった。

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    2014年02月02日
  • かってまま

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    全然話は違えど、三浦しをんさんの「私が語り始めた彼は」を思い出しました。最後まで読むと第三者目線でしか語られない主人公、「おさい」の人生が浮かび上がってきます。

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    2014年01月25日
  • 思い出コロッケ

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    概ね面白く読めましたけど、わざわざ「昭和感」をだそうとしている気がして、そこがひっかかりました。食べ物も全部今も食べられているものなんだし、現代小説でいいじゃないか、って思いますけど。

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    2014年01月13日
  • 狸穴あいあい坂

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    新聞で広告載ってたときに気になってたのですが、なんと6年越しで、初諸田玲子さんでした。女性の書く時代小説はあまり好みじゃないのですが、これはとても読みやすかったです。

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    2013年11月29日
  • 天女湯おれん

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    ある意味、「映像化の難しい」作品(笑)。ちょっと子供には読ませられないね、これは。娯楽作としては面白かったです。

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    2013年09月22日
  • お鳥見女房(新潮文庫)

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    内容(「BOOK」データベースより)
    将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割があった。江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島家は、当主が任務のため旅立ち、留守宅を女房・珠世が切り盛りしている。そんな屋敷に、ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて来て…さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で解決していく珠世。その笑顔と大家族の情愛に心安らぐ、人気シリーズ第一作。

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    2013年12月04日
  • 誰そ彼れ心中

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    ネタバレ

    時代物ミステリー。嫁ぎ先の夫の様子がなんだかおかしい。不審に思い始める妻に、従者の若者が、主の変化を問いかける。夫の謎を探るうちに、若い妻は思いもかけず本物の恋を知る……。スラスラと読み易く謎ときが読み進めるうちに解けていくのだが、タイトルの「誰そ彼れ心中」で結末がネタばれしてみえていて、終盤はそこに一気に突き進み、あぁ~、やっぱりと意外性がなく残念な読後。揺れ動く若妻の心情は見事に描かれているなので、タイトルをもっと捻って欲しかった。

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    2013年06月29日
  • 思い出コロッケ

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    まさに向田邦子譲り。

    昭和の香ってことですが、私には主人公たちの行動や考え方がイマイチ理解できないですね。若過ぎるのか私・・・

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    2013年06月08日
  • 誰そ彼れ心中

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    旗本の家に嫁いで3年
    ある時を境に、夫が変わり始める

    あれは本当に夫なのか
    それとも誰か別人なのか

    さぐるうちに恐ろしい事実が次々とわかってくる
    ただ世継ぎを産むため、お家のためだけの存在の嫁とは。

    一方、小者との道ならぬ恋の行方は
    やがて悲劇へと突き進む

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    2013年05月05日
  • 其の一日

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    解説で、短編の名手阿刀田高が、この連作短編の妙味を賛している。いずれも江戸期のある一日を描いた好短編。
    読後の感想としては、歴史上悪評の高い荻原重秀の罷免を描いた「立つ鳥」、桜田門外の変を井伊直弼の妾の視点から描いた「釜中の魚」が、特に印象に残った。
    同作者の「奸婦にあらず」(井伊直弼の妾・村山たかが主人公)も読みたくなった。

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    2013年04月04日
  • 思い出コロッケ

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    著者も意識的に書いたと思われる向田邦子テイストの短編集。すごく似てるようだけど、短編それぞれのラストの余韻の部分が向田さんに比べると差を感じる。比較して読んでみると面白いと思う。

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    2013年02月23日
  • 黒船秘恋

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    ちょっと暗いなぁ。頭の中に浮かぶイメージがだいたいグレーな感じ。みおの嫌な感じがもっと出てもよかったかなぁ?時々出かけて何してたかの内容がわかるともうちょっとハラハラしたかも。

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    2013年02月21日
  • 灼恋

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    将軍綱吉とその側近保明との三角関係に翻弄される女性染子。生き方を制限されながらも、その中で意志を持って生きた女性の生涯。
    予想以上に面白かった!

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    2013年02月12日