四十八人目の忠臣

四十八人目の忠臣

990円 (税込)

4pt

3.6

四十八番目は歴史に名を残した思いがけないあの女性!

愛する磯貝十郎左衛門と浪士達のため、討ち入りを影から助け、その後
浪士の遺族の赦免、赤穂浅野家再興を目指し、将軍家に近づいた実在の女性。

まったく新しい「忠臣蔵」の誕生。

<目次>
牛天神
鉄砲洲上屋敷
あぶれ者
尼ふたり
凶兆
驚天動地
恋の行方
新妻
十女十色
怒濤の日々
討ち入り
生か死か
女だからできること
月光

忠義と恋のはざまでゆれる江戸の一女性の目と五感にこだわることが、
すなわち、「私の忠臣蔵」

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四十八人目の忠臣 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    題材は忠臣蔵。主人公のきよは、のちの月光院。
    月光院が赤穂浅野家と関係あるかは、史実としては、はっきりとしていないようではあるが、多少関係ある事は、事実として残っているようである。
    歴史の影に隠れてしまっている事を推察し、こんな素晴らしい小説に仕立て上げるとは。
    実際に、僕たちのしりようのないドラマ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月01日

    女性を主人公にした忠臣蔵異聞。徳川七代将軍の生母が磯貝十郎左衛門の内縁の妻だったとは!小説家の想像力はどこまで史実に迫れるか!

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月13日

    きよ(後の月光院)が、恋仲の十郎左衛門と恋を取るか忠義を取るかを悩みながらも忠臣として貫き通す強い思いに引かれる

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月09日

    昨年6月から1年間、毎日新聞夕刊に連載されたものの単行本化。

    江戸時代の男社会をひたむくに生き抜く女性を描く作者が忠臣蔵を書くと、なるほどここうなるのか、という作品。


    赤穂浅野家に奧女中奉公した美貌の「きよ」と、内匠頭(たくみのかみ)長矩の寵童から近習に取り立てられていた美青年磯貝十郎左衛門は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月25日

    武井咲主演でNHKで連ドラ化と云うことで、長い本を読み終わった。討ち入りまでの話が意外に長かった。でも、まあ忠臣蔵の裏話って感じで興味深かった。最後が分かってなかったので、そこまでいくんだと驚いた。ところで、48人目は瀬尾孫左衛門じゃないんだ・・・

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月31日

    赤穂浪士の敵討ちと浅野家再興のため戦う
    忠臣蔵の赤穂浪士 磯貝十郎左衛門 に恋する
    きよの物語

    忠臣蔵の話をちゃんと読んだのは初めて
    妻、親、子、女の視点から描かれているところが
    武士の敵討ちの世界だけどはいりやすい

    恋する気持ちをあきらめ
    家とかたき討ちのためにチカラを尽くすなんて
    この時代の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年12月20日

    浅野長矩(匠頭)御正室、阿久里つき奥女中 きよは長矩公、寵臣の
    十郎佐衛門と両思いの仲である。
    が、お互いの立場上参勤交代の折に人目を忍んでの逢瀬がやっと。
    どんなに想いあっていても先の望みは甚だ厳しい。
    そんな折、長矩公が殿中にて刃傷沙汰を起こし浅野家はお取りつぶしの危機に合う。
    世に言う四十七士...続きを読む

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