諸田玲子のレビュー一覧 幽霊の涙―お鳥見女房― 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ シリーズ第六弾。 密命を受けた久太郎を案ずる矢島家の面々。どんなに辛い事も明るく乗り越える珠世さんのマインドは、見習いたいものがあります。 一方、石塚家の子らはすっかり成長しましたね。 生まれたばかりの多門が、どんな子に育つのか楽しみです。 0 2019年05月19日 お鳥見女房(新潮文庫) 諸田玲子 小説 / 国内小説 3.7 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ シリーズ第一弾。 将軍の鷹狩りの下準備をする、“お鳥見役”を担う矢島家に子だくさん浪人と、彼を仇とする少女が転がり込んできた事から起こる悲喜こもごもが描かれています。 矢島家当主の女房・珠世さんがポジティブで心が広くて、本当に素敵な人なのです。(私だったら源太夫にイラっとしちゃうと思う・・。) 色々心配な事があっても、明るい矢島家が今後どうなるかを見守りたいと思います。 0 2019年05月08日 かってまま 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 不義の恋の果てに生まれた、「おさい」という女の数奇な運命を綴る、連作短編集。 各話、おさいに関わる人の目線で描かれているのですが、登場するたびに、おさいへの謎が深まるばかり。 おさいに何があったのか、そして(おさいは)何を考えているのか・・。私も登場人物達と同様に、おさいに翻弄されたような気持になりました。 0 2019年01月09日 こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ お解き放ちになった瓢六だが、弥左衛門との仲は続き、なにかと役立つ働きを。 今回も難問の事件を解決する。 弥右衛門の恋の行方は? 0 2018年11月13日 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳 池波正太郎 / 逢坂剛 / 上田秀人 / 梶よう子 / 風野真知雄 / 門井慶喜 / 土橋章宏 / 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 土橋章宏の「隠し味」は泣けた。 諸田玲子の「最後の女」は、平蔵が女と情を交わすのが納得いかなかった。 逢坂剛はまるで漫画の鬼平しか読んでないようなキャラ作りで好きではなかった。 あとは概ね良しかな。 0 2018年10月22日 四十八人目の忠臣 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 内容(「BOOK」データベースより) 赤穂浅野家に仕えるきよは浅草小町と謳われる美女。当主内匠頭の寵臣礒貝十郎佐衛門と、夫婦の約束をしている。だが、内匠頭が吉良上野介を殿中で斬り付け、お家は断絶。礒貝は、家老大石らとあだ討ちを画策する。きよは恋と忠義のはざまで、討ち入りの日を迎える。本懐後も忠義を貫き、遺族の赦免と浅野家再興を目指し将軍家へ近づいていく…。歴史に名を残した実在の女性を描く全く新しい忠臣蔵誕生! 0 2017年01月06日 四十八人目の忠臣 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 武井咲主演でNHKで連ドラ化と云うことで、長い本を読み終わった。討ち入りまでの話が意外に長かった。でも、まあ忠臣蔵の裏話って感じで興味深かった。最後が分かってなかったので、そこまでいくんだと驚いた。ところで、48人目は瀬尾孫左衛門じゃないんだ・・・ 0 2016年09月25日 狸穴あいあい坂 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.3 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 元火盗改の祖父と暮らす17の娘が、八丁堀同心と、事件の謎を解いて行く連作短編。 重いテーマの作品を読んだ後故、恋と捕物の人情溢れる作品にホッとする。 彼らの周囲に、次々と人が集まり、騒動を繰り広げる展開に、著者の別シリーズ『お鳥見女房』(読書子お気に入りのシリーズ)を連想してしまう。 0 2016年09月21日 奸婦にあらず 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.3 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 2016.8.30 ★3.1 ===あらすじ=== 井伊直弼の密偵として、その美貌と才気で幕末の嵐を駆け抜けた女・村山たかの、一途な恋と数奇な一生を描いた長篇小説。彦根・多賀大社で坊人(忍び)として生まれ育ったたかは、内情を探るために近づいた井伊家の直弼と恋仲になる。しかしその後、苛酷な運命が二人を襲う…。 0 2016年08月30日 恋かたみ 狸穴あいあい坂 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.7 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ これってシリーズ第二作目だったんだ。 なかなか面白かった。短編なせいかちょっと簡単にことが進みすぎる気もする。 二人の恋はなんだかんだと成就するかと思ったのに残念。でもきっとそれがまたお話としてはぶれてなくて良いんだろうな 0 2015年11月26日 遊女のあと 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (9) カート 試し読み Posted by ブクログ 吉宗と宗春の間に確執があり、名古屋だけが賑わっていたなんて全く知らなかった。 将軍に楯突く宗春という人物が魅力的でした(隆慶一郎ならスーパーヒーローに仕立て上げそう)。 0 2015年08月11日 四十八人目の忠臣 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 主人公きよは赤穂藩主の正室亜久里の侍女。 そのきよの視点から描いたもう一つの忠臣蔵が本書。 前半は初恋に燃え立つ少女、中盤は主である亜久里のため目となり耳となり藩士の動向を伝えるものとして、そして後段では討ち入り後の志士子息の助命と赤穂藩再興に働く。 嫁入りのための腰掛程度に考えていた大名家の侍女という仕事が、初恋の人の母の言葉により主のために忠臣として働くことを教えられる。 最終段の大胆な仮説には驚きを禁じ得ない。 0 2015年05月21日 天女湯おれん 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 江戸時代の湯屋が舞台。武家の娘、湯屋の主おれんのまわりで、次々と騒動が起こる。元武家の娘が町人に身をやつしてってところがいいのだろうね。 著者の徳川家康が正妻と長男を死に追いやった事件に関する小説を探していたんだが、色気に惹かれて「天女湯」を購入。続編も読みたい。 0 2014年10月07日 あくじゃれ 瓢六捕物帖 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.9 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ ☆3.9 「瓢六捕物帖」シリーズ第一弾。 水と油の仲だった小悪党の瓢六と堅物同心の弥左衛門の、事件を追うごとに絆とも言える仲間意識が芽生えてゆくのが手に取るように分かる。 小伝馬町の大牢の中、一筋縄では行かない面々の お話をもっと掘り下げて欲しかったかな。 私的には、顔も中身も四角い弥左衛門の初恋の行方が気になって仕方ないので続編も読みたいと思います。 0 2014年07月25日 お順(下) 勝海舟の妹と五人の男 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.8 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 面白かった…んだけど、終盤失速した印象。 「こんな男にひっかかるなんて」という気分がぬぐえず(++; 0 2014年08月01日 お順(上) 勝海舟の妹と五人の男 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.5 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 歴史小説と時代小説の間…のような作品ですね。 お順がさっぱりした性格なので湿っぽさや ドロドロした部分がないので読みやすく面白いv 0 2014年05月02日 きりきり舞い 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.4 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 舞が色々と不憫。 特にお栄にはどうしても感情移入できなくて・・・。 父親の一九は旗本の一人息子との結婚に反対する理由を知ってちょっと株が上がったけど、 お栄に共感できる部分が何一つないのが・・・ 0 2014年03月03日 奸婦にあらず 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.3 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 歴史小説で、女の坊人(忍び)ということで、なかなか興味深く読めました。 ただ、江戸時代終わりの頃という苦手な時代だったのと、 女の性のような部分が多かったので、あまり入り込めなかった。 0 2014年02月12日 かってまま 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ ☆3.3 旗本の息女 奈美江の不義の子として生まれ、生まれてすぐに養女に出された『おさい』。 そのおさいに関わった人たちの目線で語られるおさいの人生。 幼い頃より美貌に恵まれ、才覚に溢れたおさいだけれど、幸福な女の一生とはとても言い難い。 あくまで第三者目線で描かれ、おさい自身が思いを語ることがほとんどない。 せめて、おさいの晩年をもう少し掘り下げて描いて欲しかった。 0 2014年02月02日 かってまま 諸田玲子 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 全然話は違えど、三浦しをんさんの「私が語り始めた彼は」を思い出しました。最後まで読むと第三者目線でしか語られない主人公、「おさい」の人生が浮かび上がってきます。 0 2014年01月25日 <<<1112131415・・・・・>>>