伊藤潤二のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
評価は三巻を通してのもの。
ついに町全体がうずまきにより破滅へと追い込まれる。そんな中ヒロイン桐絵は恋人秀一と一部の仲間と共に必死に抵抗するが・・
ナンセンス、シュール、不条理、一体どう表現したら良いか分からないが作者の感性には敬意を表する。一見やる気のない秀一も頑張る。
二巻から登場しているヒトマイマイ(人間がカタツムリ化してしまう)がこの巻でも重要な役目をはたす。
作者の絵(筆致)はいわゆる「エログロナンセンス」が流行った時代を彷彿させるが、エロ度は極めて薄い。その分グロ度は相当なものなので読者を選ぶかもしれない。
結末(オチ)に関してはこんなものかと言う感じは否めない。これだけ大風呂敷 -
Posted by ブクログ
自殺サイト「ブラックパラドクス」であつまった四名の自殺志願者たちは、完璧な死を求めてさまよい…。
欲をいうと、自殺サイトというのが気になったかな。あらすじに出てくるわりには名前だけで、その後がメインなので。自殺サイトっていうよりは、インターネット上特有の詮索せずも繋がれているのを描きたかったのかなというかんじ。お互いをあだ名(ハンドルネーム)で呼ぶというのも、伊藤潤二氏の作品ではなかったのでは。びっくりした。
中野POPUPストアで見かけないタイトルだったので購入。伊藤潤二氏はどんな奇怪な設定や世界観でも良い意味でも悪い意味でもすんなりと読めてしまいますね。