伊藤潤二のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
伊藤潤二ファン
『Nemuki+』に「夢魔の紀行」として連載されていた時に、第3話くらいまで毎号購入して読んでいたのですが、伊藤潤二氏らしさをあまり感じなかったので、以後読むのをやめてしまいましたが、今回タイトルも新たに『センサー』として改題され単行本化されたので購入してみましたが、第4話の自殺虫とか第5話のカーブミラーなど、従来の伊藤潤二氏の綺想さをよく感じ取れました。この2話だけでもまあ購入した価値はあるのかなとも思っています。あとがきでも書かれているように、ストーリーの方向が途中から変わってしまったようで、全体として統一感の弱さも感じますが、最新作を読みたいという欲求は満たしてくれます。
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購入済み
最高
このお話こそ色褪せる事ない名作だと思います。
終わり方もオシャンティで、ハッピーエンドじゃないのに妙に爽やかな読後感がありますw -
購入済み
あたらしいねこ漫画
絵は怖いのに、内容はかなりのハイセンスギャグ。
猫にたいする愛情が伊藤先生の中でめばえてきているのが見えて笑てしまいます。 -
ネタバレ 購入済み
ホラータッチなのに猫たちの仕草や表情がリアルでなんともかわいい。
猫に興味なんて…と態度をとっていたJ君だけどいつのまにかメロメロに(笑)
個人的に未確認生物の五郎の話がめちゃくちゃ気に入った。 -
購入済み
ホラー×ギャグ
大の猫好きかつホラー漫画好きの私にとって最高の作品でした。
ホラータッチの日常ギャグ漫画というのは、普通のギャグ漫画よりもさらに面白い気がします♪
伊藤先生の日常と猫に対しての溺愛っぷりを堪能できる漫画です。 -
ネタバレ 購入済み
漫画版もおもしろい
私は佐藤優氏のファンで、彼の著作はかなり購読しています。その彼の出世作となった『国家の罠』の漫画化が本作ですが、普段萌マンガ中心の私には伊藤潤二は食指が伸びませんでした。
しかし、最近にわかな伊藤潤二ブームを感じることと、相次ぐ官僚の不祥事のニュースから、本作に興味を持ち、購読を始めました。
読んでみると、やはり凄く面白い。一気に全巻読んでしまいました。
感想としては、原作のドキュメントの時とあまり大きな違いは無い気がしますが、一つ一つのエピソードや人物の印象が、漫画だとより印象に残りやすいかもと思いました。これが伊藤潤二の力なのかも知れませんが。
漫画版の方だけで浮かんだ感想 -
多分このイメージなんだろう
何冊もコミックバージョンの「人間失格」を読んでみたが多分このコミックが一番原作に近いイメージを再現してると思う。読んでいて寒気がしました。それでも余り原作からかけ離れたエピソードを入れない方がいいんじゃないかな。
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Posted by ブクログ
開幕。雨の夜の玉川上水で女とウィスキーを分かち合う。
ずり落ちる瞬間、草をつかむ!
この場面だけで、ああ伊藤潤二先生わかってる! と感激してしまった。
少年時に人格を歪めてしまう下男下女による強姦。きちんと描いてくれた。
そうそう。太宰の小説はあまり言及されないように思うが、実に「散文的な性」(薄暗い畳の部屋でやむにやまれぬ行為)が、透明な糸で巧妙に織り込まれているのだ。
旧家独特の文化として「オズカス」が性的虐待を受けてもおかしくないほど軽視されていたということでもある。
「凄惨な改変」がありやなしやで評価は変わると思うが、僕はありと見た。
なぜなら葉蔵は少なからぬ人間を、「触れ合っただ