伊藤潤二のレビュー一覧

  • センサー

    ネタバレ 購入済み

    伊藤潤二ファン

    『Nemuki+』に「夢魔の紀行」として連載されていた時に、第3話くらいまで毎号購入して読んでいたのですが、伊藤潤二氏らしさをあまり感じなかったので、以後読むのをやめてしまいましたが、今回タイトルも新たに『センサー』として改題され単行本化されたので購入してみましたが、第4話の自殺虫とか第5話のカーブミラーなど、従来の伊藤潤二氏の綺想さをよく感じ取れました。この2話だけでもまあ購入した価値はあるのかなとも思っています。あとがきでも書かれているように、ストーリーの方向が途中から変わってしまったようで、全体として統一感の弱さも感じますが、最新作を読みたいという欲求は満たしてくれます。

    0
    2020年06月03日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    Posted by ブクログ

    伊藤潤二さんの緻密なホラー表現をもってコミカルな猫との日常が描かれる
    猫を通して伊藤さんの人となりもかいま見える感じなのがよい(この人が淵さんや双一、うずまき描いてるんだ)
    何回読んでも面白い、癖になります

    0
    2020年04月16日
  • シナリオどおりの恋(伊藤潤二コレクション 46)

    購入済み

    最高

    このお話こそ色褪せる事ない名作だと思います。
    終わり方もオシャンティで、ハッピーエンドじゃないのに妙に爽やかな読後感がありますw

    0
    2020年03月18日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    購入済み

    あたらしいねこ漫画

    絵は怖いのに、内容はかなりのハイセンスギャグ。
    猫にたいする愛情が伊藤先生の中でめばえてきているのが見えて笑てしまいます。

    0
    2020年02月24日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    ネタバレ 購入済み

    ホラータッチなのに猫たちの仕草や表情がリアルでなんともかわいい。
    猫に興味なんて…と態度をとっていたJ君だけどいつのまにかメロメロに(笑)
    個人的に未確認生物の五郎の話がめちゃくちゃ気に入った。

    0
    2019年11月25日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    Posted by ブクログ

    伊藤潤二先生と言えばホラー漫画の巨匠ですが、その先生が「猫」を描くとこうなるのかという驚き。最初は猫嫌いだった先生が、瞬く間に猫の魅力の虜になっていくのです。かなり不気味だけど、かわいい「よん」と「むー」に振り回される先生の姿に、新しい愛のカタチを見ました。
    呪い顔の猫をはじめ白目剥き出しの奥様という禍禍しい絵柄と飼い猫への溢れんばかりの愛情のギャップが、ファンにはもうたまらんです。

    0
    2019年11月23日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    購入済み

    ホラー×ギャグ

    大の猫好きかつホラー漫画好きの私にとって最高の作品でした。
    ホラータッチの日常ギャグ漫画というのは、普通のギャグ漫画よりもさらに面白い気がします♪
    伊藤先生の日常と猫に対しての溺愛っぷりを堪能できる漫画です。

    0
    2019年11月14日
  • 山怪談

    Posted by ブクログ

    山でおこった怪談というと山怪という本が怖かったが、本作はあの作家の原作ではないらしい。漫画家には疎いので伊藤潤二しか知らないけど、どのエピソードもゾクゾクして楽しめた。一番最後の話は怖いというより感動的だった。

    0
    2019年02月08日
  • 人間失格 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もう、この漫画抜きで「人間失格」を思い出せないのではないか。
    伊藤潤二は原作を、確実にアップデートさせた。
    「ファム・ファタル」という語本来の意味(ただの悪女ぶりっこではない。本人ですら苦しむほどの無自覚の悪女)を体現する女が、なんと1巻から復活してくる!
    そしてその女は葉蔵が「殺して」きたすべての女を体現している! また美しい。
    そして原作の終結へと綺麗に収束するのだ……。嗚呼。鳥肌モノの漫画化だ。

    0
    2018年09月19日
  • 人間失格 3

    Posted by ブクログ

    大傑作だった。まともに生きたいだけなのに病んでしまう人たちの心象世界を見事に描ききっている。顔の皮が緩みきって眼が窪んでしまっている老婆が最高である。

    0
    2018年09月01日
  • 憂国のラスプーチン 1

    ネタバレ 購入済み

    漫画版もおもしろい

    私は佐藤優氏のファンで、彼の著作はかなり購読しています。その彼の出世作となった『国家の罠』の漫画化が本作ですが、普段萌マンガ中心の私には伊藤潤二は食指が伸びませんでした。

    しかし、最近にわかな伊藤潤二ブームを感じることと、相次ぐ官僚の不祥事のニュースから、本作に興味を持ち、購読を始めました。
    読んでみると、やはり凄く面白い。一気に全巻読んでしまいました。
    感想としては、原作のドキュメントの時とあまり大きな違いは無い気がしますが、一つ一つのエピソードや人物の印象が、漫画だとより印象に残りやすいかもと思いました。これが伊藤潤二の力なのかも知れませんが。

    漫画版の方だけで浮かんだ感想

    1
    2018年03月28日
  • 山怪談

    Posted by ブクログ

    山登りを始めたキッカケは、赤いヤッケの男でした。(収録されてません)
    画になると凄まじいなやはり。

    急行アルプスは収録されています。

    三途のトロは文字で読んでも漫画で読んでも怖い名作になりましたヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

    0
    2018年03月18日
  • 憂国のラスプーチン 6

    Posted by ブクログ

    国策捜査を実際に体験した元外交官の佐藤優氏の告発本が原作。
    マスコミも検察も嘘だらけで、こんな裁判が日本ではまかり通っていることに寒気がする。日本は国家として野蛮で滅茶滅茶すぎないか。

    0
    2018年02月11日
  • 憂国のラスプーチン 5

    Posted by ブクログ

    猪木の裏にも通じた行動を伴う有能な政治家振りとか、小泉元首相のパフォーマンスが日本をダメにしたこととか、イランと北朝鮮の関係とか、外交官の目で見たエピソードが面白い。

    0
    2018年02月04日
  • 憂国のラスプーチン 1

    Posted by ブクログ

    スパイとしての外交官の在り方、北方領土交渉、国策捜査、杉原千畝、そして日本の検察の酷さなど、どんどん引き込まれて読んだ。

    0
    2018年01月29日
  • 溶解教室

    Posted by ブクログ

    悪魔の仕業で、謝罪されるたびに、人は脳が溶け、死に近づく。褒められると顔面が崩れる。それでも人はそれを欲する。
    そして救いの御子自身こそが悪魔だった。人類は彼によって、悪魔の毒牙にかかっていく。
    面白い発想。

    0
    2018年01月28日
  • 人間失格 1

    多分このイメージなんだろう

    何冊もコミックバージョンの「人間失格」を読んでみたが多分このコミックが一番原作に近いイメージを再現してると思う。読んでいて寒気がしました。それでも余り原作からかけ離れたエピソードを入れない方がいいんじゃないかな。

    0
    2017年11月25日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    購入済み

    面白い

    面白い
    続編望む
    人間も猫も生き生きしてる
    ホント絵が上手

    0
    2017年11月19日
  • 人間失格 1

    Posted by ブクログ

    開幕。雨の夜の玉川上水で女とウィスキーを分かち合う。
    ずり落ちる瞬間、草をつかむ!
    この場面だけで、ああ伊藤潤二先生わかってる! と感激してしまった。

    少年時に人格を歪めてしまう下男下女による強姦。きちんと描いてくれた。
    そうそう。太宰の小説はあまり言及されないように思うが、実に「散文的な性」(薄暗い畳の部屋でやむにやまれぬ行為)が、透明な糸で巧妙に織り込まれているのだ。
    旧家独特の文化として「オズカス」が性的虐待を受けてもおかしくないほど軽視されていたということでもある。

    「凄惨な改変」がありやなしやで評価は変わると思うが、僕はありと見た。
    なぜなら葉蔵は少なからぬ人間を、「触れ合っただ

    2
    2017年11月03日
  • 伊藤潤二の猫日記 よん&むー

    Posted by ブクログ

    猫の作画が可愛くなった事で猫を飼い始めた事がばれるエピソードが好き。伊藤潤二が描くと普通の事でもとんでもなく面白い。猫が可愛い。

    0
    2017年07月06日