荒川弘のレビュー一覧
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購入済み
見事なまでに少年漫画
銀英伝でもお馴染み田中芳樹先生の傑作をハガレンや銀の匙の荒川先生がコミカライズ。最強のタッグです。銀英伝のほうも封神演義のフジリュー先生が素晴らしいコミカライズを生み出して下さいましたが、こちらも負けず劣らずの素晴らしいコミカライズ。荒川先生のキャラデザや絵柄、コマ割りなどが相まって硬派で敷居の高いイメージがあった小説が少年漫画になっています。恐るべきはその構図の構成力。ほんの小さなコマでもキャラが一体何をやっているのかがわかり、内容が頭にどんどん入ってきます。戦いであれ、会話するシーンであれ、ここまで登場人物がどこを見てどう行動しているのかが明確に伝わってくるのは荒川先生の素晴らしさとしか言
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購入済み
荒川先生の最新作!
電子書籍にしてからめっきりリアル本屋で新刊と出会う、という流れが無くなった昨今。今更ながらに新作出てる事に気付き荒川先生の作品ならと即購入。
へー今回はこんな時代背景なんだーと読み進めると……騙された!(良い意味で)そう来たか!と言った小さな喜び。
個人的にはここ数年じわじわキてるジャンルを荒川先生のテイストで描いて頂けて嬉しい!続刊も追っていきます。 -
購入済み
荒川弘先生、さすがです
一巻が序盤の状況説明なのに、中世かと思いきや現代日本という驚き、人がバンバン殺される流れ、など衝撃が大きすぎたのでこの巻では派手な戦いやツガイの能力を見てもそれほどの衝撃はなかった。ただ、ギャグとシリアスのバランス、独特のセリフ回し、敵と味方が曖昧な展開など、さすがは荒川弘といったところ。アサの過去や越えてきた試練が次巻で明らかになりそうで期待。
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Posted by ブクログ
ネタバレユル、ジンと共に影森家にアサに会いに行くことに。
子虎と二郎はAIにリンクされているので、ユルの行方を追う。
影森家に付いて、まずはアスマがご挨拶。
待望のアサに会うが両親のことは判らなくなったと告げられる。
母親が沖縄出身のため、地元に帰る飛行機の中で居なくなった。
出発時にはキチンと乗り込んだ。
が、到着した時には居なくなってた。用心棒も一緒に。
アキオのツガイ(デカい)が外で見張り。
ハルオのツガイ、ウサギとカメ。
ジンさんのツガイ、愛ちゃんと誠くんは相対する能力を持つ。
影森当主は温泉に行ってて留守。
影森家に着いて・・・侵入者に襲われる。
双子を入手しようとしている者たち。
ガブ -
Posted by ブクログ
ネタバレ時代は江戸風なんだけど、外界は現代。
山奥に隠された村で結界を張って生きるユル。
幽閉されているアサは妹。
実はアサは父親と母親に匿うように村を出ていた。
ツガイという怪(?)を得て、ユルは下界に降りることに。
村は滅茶滅茶になってしまったが。
その手助けはデラと呼ばれた男。
デラと組んでるハナちゃんは成り行きでデラと結婚するハメに・・・
街に降りるために車を走らせていると「オシラサマ」と遭遇。
主を設けたツガイはユルに従い、アサを探し・・・
影森ジンという男のツガイに捕まったユル。
私の好きな「怪もの」です。
まだ、伏線だらけで??状態多々ですが、
相変わらずの荒川氏のテンポと