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Posted by ブクログ
国内のルシタニアもなんとかしなければいけないけど、隣国シンドゥラが小うるさいのでなんとかしましょう。「オー、アナタトモダチ、アエテウレシイ」を地で行くラジェンドラの登場です。どこの値切り商人だよ(アッサラームだよ)。
道中のナルサスの「とある王様偉人伝」の批判が手厳しい。美談という皮に包まれたナルシズムと切って捨てる彼は、やっぱり宮廷画家でなく宰相が向いているはずです。ジャスワントもそう思うはず。
バフマン死亡フラグ。死を覚悟している老将軍。彼自身の苦悩が、アルスラーンへ自身の存在理由を突きつけます。
ダリューンの言葉は、王太子としてのアルスラーンを救うには足りないけど、個人としてはこれ以上ない言葉。公人と私人の評価は別物なのだけど、アルスラーンのように公人としての役割が重大な人物には、一般人のその理屈は通じない。公人=私人として扱われる激流に乗せられてしまった弱冠14歳の少年。アトロパテネからここまでの旅を共にしてきた仲間の言葉は、主君と家臣という立場のものでも、アルスラーン個人にきちんと向き合ってくれたからこその言葉。
なによりの救いです。
王太子として、一人の少年として、アルスラーンは成長していきます。
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