荒川弘のレビュー一覧
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プリズン・ブレイク!急襲のトゥラーン。ペシャワール防衛戦の12巻。
あーだこーだと目論んでいたギスカールに立ちはだかったのは、まさかのアンドラゴラス。おそらく、作中最強の戦士であろうアンドラゴラス国王です。フルコンディションでタイマンしたら、ダリューンやヒルメスですら対抗できないと思わせる強さ。
アトロパテネで戦歴に大きな傷をつけましたが、一度しかない機会を逃さず最大最高の結果を出すのだから、戦士としてはやはり超一流です。
ヒルメスが尊師に唆されて、ルクナバード入手へ向かっていなければ、エクバターナはどんな戦闘が繰り広げられていたのやら。ギスカールもイノケンティウスも、なす術なく斬り殺されて -
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ギーヴの離脱。快進撃のアルスラーン軍。そして、エトワールとの再会。
新旧アルスラーン傘下のいざこざ。武人に新しく加わったイスファーン、ザラーヴァント、トゥースたち。彼らにとってダリューン、キシュワードの万騎長二人は、どう頑張っても勝ち目のない実績の持ち主。ここに関しては、問題はないけども、ギーヴのような存在は、どうもいけない。そうでなくても、ギーヴという人間自体が胡散臭いので。読み手としたら、ギーヴは魅力的で好感を持つのですが、いざ友人でなく同僚として考えると、首肯はしにくい御仁であります。
イスファーン、ザラーヴァント、トゥースの新人トリオは、トゥースがまとめ役となっていて楽しい。後々、 -
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名作
エドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は幼少期に亡くなった母親にもう一度会いたいという思いから錬金術師最大の禁忌ともいわれる人体錬成に挑むも失敗。
エドワードは左足をアルフォンスは身体を全部持っていかれた。
エドワードは弟を助けるために自らの右腕を対価にアルフォンスの魂を定着させる事になんとか成功した。
その後、エドワードは国家錬金術師の試験に合格したが、国家に対する忠誠心はあまりなく、あくまでも弟と自分の身体を元どおりにするために活動していた。
ある日、二人は『奇跡の業』を実現させた教主がいるという噂の宗教を聞きつける。
なんでも生きる者には不滅の魂を死せる者には復活を与える業ら -
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やっぱり不利と思われてる状況をナルサスの知略とダリューン達の卓越した武力でひっくり返すのが楽しい。
本来、大軍をもって制すべきだし、そもそも戦争しないのが賢君…ではあるけれど、やはり英雄譚としてのカタルシスはそこにあります。
更に今回はアルスラーンの名裁定もあり、見どころ満点(含むその後の歴史的事件)。
ただ、シャガードの変心が何に起因するものだったのかは気になりますね。結果はともかく、一度はナルサスが認めるだけの士であったわけですから…。
とりあえず「文明国の拷問」には爆笑。
惜しむらくは一人くらい犠牲者を出せばよかったのに、というところでしょうか(ヒドイ -
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連載15周年!おめでとうございます。そんなに連載していたとは思わなかった。もう、ライフワークになっていくんじゃないか。ネタ切れはなさそうだし。いよいよやばくなったら、裏百姓貴族でね、いいじゃないのかな。ね。
コロナ禍で、全国のオタクさんチのコレクションが火を吹く、のやつ。自分んチでも火を吹きました。というか、先行き見えない状況だったので不安はありましたが、正直なところ、メンタル面でのダメージは全くありませんでした。
幸いにして、家族やご近所さんにも被害ありませんでしたし。
緊急事態宣言で外出できなくてメンタルがやられる、という感覚全く理解できない。補償さえきっちりしてくれるのなら、年単位で