荒川弘のレビュー一覧
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ネタバレ投げやりに来た学校で慣れない環境なのに、
投げ出す訳でもないし、子牛を捕まえておかないと、
という発想になるあたり、やっぱり八軒君は登場時から
ずっといい人なんだなと思います。
何になりたいの? と訊かれて適当にごまかすのではなく
別に何も と答えるところや
常盤君にできるまで付き合うよと言ってしまうところ、
ニワトリ捕まえるの手伝ってくれないと言われて
はいやりますと答えてしまうところも真面目です。
その時すかさず「よし手伝いいくべ」と言い、
「八軒おまえ人に構って損するタイプだろ」
と言う駒場もなかなかの観察眼です。
わざわざ一般入試で札幌からってみんなに言われつつも
本当は家から出られ -
Posted by ブクログ
ネタバレ王都奪還に向け、人を集め、着々と準備を進めるアルスラーン軍。
しかし、仲間同士の衝突が起きてしまい…。
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前巻がそこで終わるのか、と思っていたら予想外の展開に。
殿下と一緒にえっ、えっ、となったよ。
束の間といえ、ちょっと寂しい。
殿下は巻を重ねる毎にきりっとしてきた。
まだアタフタしている時はあるけれど、肝心なところではきりっとしてきた。
ルシタニア討伐、いよいよ。
ギスカールは何だかんだキレ者。
そこがまた面白い。
次の巻は11月…やった、年内だ!あ、半年後だ…待ち遠し過ぎて。
物語もまだまだ先は長い~。
時間はかかっても原作と同じく最後まで描くのかなぁ。
コミックを待 -
ネタバレ 購入済み
目標があるうちはまだ頑張れた…
どうやってパルスを取り戻すのかは忘れましたが
パパ王はアルスラーンのことをどう思っているのか?
いっそ原作買いなおそうか(既読だけに悔しい)、
このままコミックスで刮目して続きを待つのが正解か?
おしえてえらいひと。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初読。エドウィン、リゼンブールに帰還。正対したときの身長差が時の流れを感じさせる。別れの際、エドはよくアップルパイを所望しているが、とても美味しいんだろうなあ。エドと以下3名、スカー以下3名は別ながらともに中央へ。ホーエンハイムと再会を果たし共闘を誓ったのち、郊外で戦闘が始まる。相手はアルをジャックしたプライドとグラトニーである。そして、ここであの人物たちが合流…!待ってました。一方でまた1人大罪が死亡する。あの瞬間にリンが激怒したのは、リンの心根が変わっていないことを示している。この巻以降はバトルや話の展開がメインになりそう。戦いの中で描かれる機微や信念を逃さず追っていきたい。
大罪離脱組の -
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ネタバレ初読。メイはアル達と別れて中央へ向かう。エンヴィー、しぶとい。アルはウィンリィたちと共にリオール訪問、ホーエンハイムと十数年振りに出会う。戦場をくぐり抜け、様々な人間と会ってきたことでつながる信頼関係がある。
エドが姿を見せる。そんなに行方不明の期間が長くなくてよかった。偶然グリード(及びリン)に出会い、仲間として行動することになる。人造人間に見られがちな上から目線の態度は、寂しさの裏返しなのだろうかという考えが頭をよぎった。孤独でいることが多そうな彼らは単にツンデレなだけで、本当は仲間が欲しいのだろう。グリードはその感情を、自らの特性「強欲」に置き換えていたが、リンとのやり取りで改めて意識さ -
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初読。大総統の破顔した様子を久々に見た。自分を恐れずに向かってくる人間が好きなのだろう。ここからアームストロング少将とブリッグズの兵たちの真の強さが発揮されるのだろう。期待を寄せる。
ホーエンハイムとフラスコの中の小人の、馴れ初めと決別。ホーエンハイムが自信を指して化物と言っていた理由が回想として語られる。そしてイズミに対してはまた別の形容をして自分であるとした。また、かつて東方に錬金術を持ち込んだ人物が誰なのかが確定的になる。一方でスカーの兄が記した研究書の解読にも成功。兄者もすごい。
エドが今までで一番の重傷を負い、自癒する。自分で自分に処置するとかBJかな。その後キンブリーの元部下に背負