あらすじ
人質を取られ、真理の扉を開くよう強要されるマスタング。大切な者の命を前に、選んだ答えは…。その頃、アルの魂は真理の扉の前に引き寄せられていた。扉の前に座り込む人影。ついに肉体と魂が巡り合う…。失った肉体を前にアルが下した決断とは!?
(C)2009-2010 Hiromu Arakawa
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
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マスタング大佐とキング・ブラッドレイが対峙したときのやり取りが、印象に残りました。
近くに誰かが居てくれて、注意や指摘をしてくれることは、ありがたいことなんだなと読んでいて感じました。
次回26巻も楽しみです。
熱い!
産業革命後のヨーロッパのような社会、第一次・第二次世界大戦時のような国際情勢、古代・中世のような思想・世界観、現代に通ずる倫理観。
様々な歴史とリンクして、より一層想像力を掻き立て、面白みが増します。何よりストーリーの展開が最高です。
そしていよいよ話はクライマックス!
匿名
大佐・・・
マスタング大佐への仕打ちが酷い。彼が何をしたというのだ。しかしやはり話が面白すぎてページを捲るのを止められない。
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第100話「開かずの扉」
少年ガンガン 平成21年 11月号
第101話「5人目の人柱」
少年ガンガン 平成21年 12月号
第102話「扉の前」
少年ガンガン 平成22年 1月号
第103話「誰のため」
少年ガンガン 平成22年 2月号
・大佐の目、ショックです。彼はいつも遠くを見る人だったので台詞にもある通り真理は残酷です。
・キングブラッドレイはやっと色々なしがらみから解放された感じが。この漫画に出てくるホムンクルス達は人の事が好きなのでは?と思う時があります。その中でもブラッドレイは特に複雑な感情を人間に持っているのでしょう。
Posted by ブクログ
初読。マスタング大佐が王と正対し言葉を交わすシーンがあるが、その時の大佐の目がいつもと同じかそれ以上に真っ直ぐだったのが印象的だった。直後の王も、傷ついた左眼にうっすら涙が浮かんでいたように見えて。思い通りにいくことだけが人生ではない。人造ではあれど人間として生きた王は、齢60にしてようやく1つの境地に達したのだった。
フラスコの中の小人は、恰も真理が自分の味方についているかのように振舞っているが、それは思い上がりでは?と思った。自分の欲を満たすために行動している以上、人間や人造人間たちとそう変わるまい。エドたちにやっつけられ、本当の真理に裁かれることを期待する。
そういえば、グリードの完全体がヴェ○ムそっくりだった。映画は最近の作品だが、原作は先だったような?荒川先生は本を読まれる方だと聞く。どこかで目にしたことがあったのかもしれない。
スカーの成長やアルの入門など、ワクワクが止まらない展開がまだまだ続く。次巻も楽しみ。
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読み終わってからもう一度表紙を見ると・・・深い!アルの覚悟。それぞれの覚悟に胸を打たれます。息詰まったままおまけ4コマを読むと・・・癒されます(笑)
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【内容】
・アル、身体を見つけるも、戦闘に耐えられる鎧のままで戻る
・大佐は扉を開けるよう強制され、視力を失う
・フーじいさんとバッカニア大尉の死
・イシュヴァール人たちが動き出す
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物語の終盤。
いままで親しんできたキャラが次々といなくなっていくのは、やはり心苦しい。
人柱5人が揃って何が起きるのか・・・!?
目が離せない。
でも、目が見えなくなったら、マスタンクはもう活躍できそうにないな~
Posted by ブクログ
アルの決断。どう転ぶかだけど、肉体の台詞がどっちの味方なんやろう?アルらしくないなぁって感じ。大佐のあたりは少々盛り上がったけど、ジィさん達が格好良すぎた前巻に比べると少し。でも、女将軍は少ない出番の割に腹に染み入ります。イシュバールの人らが伏線しいてるので、楽しみです。
Posted by ブクログ
「こんな体じゃ戦えない…!」
100816
アルの心の強さったらない…!アルフォンスもういい子すぎて泣ける…!
戦闘は相変わらず緊迫感と動きがあって先生すごすぎる…
グリードがどんどん人間になっていくなぁ切ない
佳境も佳境!
Posted by ブクログ
人柱がそろって……どうなるんだろう?
まぁ、かなり無理がある方法をとったということで、そのあたりに攻略法があるみたいです。
ところで、肉体と精神で、別々の意識をもっているのかな?
肉体の方は、何かに動かされている?
Posted by ブクログ
真理の扉の前で遂に見つけた身体・・・でも、皆のことを思ってのアルフォンスの決断とマスタング大佐の人体錬成はしないという決断。
二人の決断にそれぞれの重さがあります。
それなのに・・・大佐の通行料の結果がショックすぎる!人体錬成しなかったのに!エドワードじゃないけど「そんな真理は認めねぇ」という気分です。
早く続きを読みたい。
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最終回にだんだん近づきます。
いつのまにかグッチャグチャです。セントラル。
最終回の載ったガンガン、プレミアついてますねー。
ビックリしました。
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クライマックスに向けて、いよいよ・・・
大佐ー!!うわぁー!!
読んでいて、すごく打ちのめされた。
やめてぇーーー!ショックーーー。泣
あのガキむかつくー!!怒
少年マンガなのに、本当にレベルが高い作品だと、つくづく思う。
早く続きがみたいーー。
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25巻はコメントに困るくらいいろいろ起こっています。まず3つに絞ってコメントです。
1 表紙になっている真理の扉にたどり着いたアルの選択。目頭があつくなりました。その時のアルの気持ちを思うとたまりませんが、何としてもあきらめるつもりのないところが嬉しいです。
2 大佐の目が!目がぁ〜〜!この衝撃は周りの友達はコミックス派なのでネタバレ出来ずに悶々としてました。複数の命を持つホムンクルスやお父様との戦いに大佐の火力があると有利だしなー。
3 フーじいさんはもう駄目ですか。そうですか。そうだと思っていましたが…(涙)
26巻は限定版とかになるのかのぅ。早めに準備しないと最終回の時のガンガンみたいになっちゃうかも〜。
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対ブラッドレイ戦。そしてフラスコの中の小人との接触。
ここ数巻は話が進んでるようであまり進んでない気がする。半端なとこで終わったし。
「奴が笑って逝ったのなら
我らが泣くわけにはいかん。」アームストロング小将
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立ち向かう時がきた。
死んでほしくない強い人間が死を迎える。未来を見据える人間が絶望を手にさせられる。狂おしい切望を切り捨てて立ち向かわなければならない。
子供だろうと大人だろうと関係ない。此処にいるのは、覚悟を決めた人間たちだ。そして生き延びることを決心している人間たち。
終幕に向けて
物語終盤。『あの人がこんな事に?』の連続で、読む手が止められません。
話の内容は文句なし星5つなのですが、所々作画に手抜きがある気がするので星4で。
(96ページ目のセリムとか。後半になってこういうのが多い気がする。)
Posted by ブクログ
荒川弘の"鋼の錬金術師"第25巻。やっぱりグリードとリンがかっこいいな。最初はちょい役だろうと思っていたのに、ここまですごいやつになってしまうとは。ブラッドレイも中々しぶとい。また、約束の日に必要な人柱をあんな形で用意するとは…。アルもついに自分の身体に対面できて、それでもあんな選択しか出来なかったとは…。どのエピソードもクライマックスです。本当に怒涛の展開。ここまで長かった旅がもうすぐ終わりを迎えると思うと感慨深いです。
Posted by ブクログ
カラダに巡り会えたのにアルフォンス…
大佐の代償はキビシイなあ。
エンヴィーに続き、七欲の権化であるホムンクルスの「人間への回帰」欲が見えてくる。
さて、人柱が揃ってしまったのか、どうなる。
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いよいよ人柱5人そろってクライマックス。マスタング大佐の人体錬成しないという強い意志、アルフォンスのみんなのために鎧のままでいることを選んだ勇気、感動!
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皇子やら大佐やらブリッグズの面々やらがやたらかっこよく、なおかつホムンクルスが出張ってて、主人公の影の薄いこと(笑) でもそれは実はすごいことだと思う。
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日食開始。真理の扉へ強制送還、5人目は大佐。奪われたのは視力。それからアルフォンスの苦渋の決断。あれ、間に合わないんじゃぁと思わせられていやだ。
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25巻目。
いよいよラスボス戦か。人柱が揃い、その時が来る。
ストーリーは大きな動きなしです。エドが随分中心から離れてしまっている気がするなあ。
Posted by ブクログ
2011/05/29
表紙を眺めているとなんとも言えない気持ちになってくる。お互い背中を向けているアルの魂と肉体が、すぐそこにいるのにとても遠く感じられる。内容は初っ端から怒涛の展開というか、緊張が続く描写に胸がひりひりした。仲間の死を悼む暇もないこと、降りかかる不条理をどうにか処理しなければいけないこと。ここ数話、アルの気概が素晴らしく格好良くてしびれるのだが、扉の前での邂逅はあまりにも試練だった。さて、スカーとブラッドレイの交戦はいかに。
Posted by ブクログ
つい最近にこの部分のアニメ見たばっかりだったのですが、違いがすごく新鮮でした。
例えば「引き」。
1ヶ月間の空く漫画だとピンチで終わりになる形式の「引き」で終わるようになっているのに対してアニメだと一週間しか空かないからか、キャラ心情の「引き」で終わるんですよ。
例えば、漫画だとホークアイさんがざっくりされて「引き」なんですが、アニメだと大佐が人体錬成を促されて「わかった」って言って「引き」なんですよ~!この違いは面白い。
あと漫画のテンポ早い!爽快感があるというか。
戦闘シーンなんかだと込めたい迫力が見せ画に集約されているからぽんぽん進むんですよね!
あと、違いの話に戻るのですがランファンがブリッグズ兵に「手を貸セ!」って言う場面で、アニメだとひっぱって欲しかったのに血気にはやった兵隊が大総統打ったみたいに見えちゃったのですが、漫画だとちゃんと何とかして欲しいと要請されて打っているように見えますねwよかったww