あらすじ
北へ!! ホムンクルスが「お父様」と呼ぶ男によって錬金術の発動を止められたさなか、メイとスカーが使用した東方の錬金術『錬丹術』の謎を追うことに。メイが北へ旅立ったという情報を得た兄弟は一路、北方司令部よりさらに北に位置する隣国ドラクマとの国境付近を目指す。「賢者の石」を体内に隠すキンブリーの出獄! “ブリッグズの北壁”アームストロング少将登場! 物語は新たな局面に向けて静かに動き出す。
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
昨今の少年漫画の中でもっとも構成力のある作品はと問われたら、迷わず推すのがこちらの“ハガレン”。
アニメや、山田涼介さん主演の実写映画が記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。
正直、漫画の構成力って何かよくわかりませんよね。わかります。
とりあえず騙されたと思って1巻を開いてみましょう。……ふむふむ、どうやらチビって言われると激怒する三つ編みの少年が主人公なんだな……こっちの鎧が弟ってどんな家庭環境だよ……いや無能ってそんな……錬金術ってこんなあっさり使えるの……何この絶望展開……ちょっとこのキャラ強すぎるよ……あれ、さっきの話がここでこう繋がるの……えっあの伏線がここで回収されるの……うおおおおおエルリック兄弟!!……ここでこう来るかッッッ!!……荒川先生天才かよ!!!!と、あっという間に読み終わるはず。
最終巻を閉じた時、あなたは否応なく“格の違い”を味わうことになるでしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アームストロング少将の、「私は私の目で人を判断する」は、単純にかっこいいなと思いました。
マイルズ少佐と言葉をぶつけ合ったときの、エドの細かな表情にも、荒川先生の思いやりを感じました。
まだまだ楽しんでいきたいです。
次回17巻も、すぐ読みたいです。
匿名
やはり似ている
読めば読むほどドイツっぽい印象が強くなる。
そして北の大国がロシア(ソ連)としか思えなくなる。
もちろんイシュヴァールの民の殲滅や軍事大国としての在り方も。
その辺りをどう読むか、是非教えてもらいたいです。
匿名
絶対やばい
最後に出てきたやつ、絶対やばいやつだよね。やはり主人公側の思い通りにいかない展開はイライラするけど、しかしそれを上回る面白さがこの作品にはある
少将強し
北の寒さの中、団結してる様子がとてもいいし、離れたところでもアルもエドも繋がってて、絆って育まれるものなんだなぁ、と。
匿名
アニメが初見、楽しみらがら見られたのは途中迄…。
どうなるんだろうって、ずっとずっと気になっていた。
やっぱり面白い。購入してきちんと読めて良かったです。
ほぼ一気に読んだので、また読み返したいです。
Posted by ブクログ
第62話「夢の先」
少年ガンガン 平成18年 9月号
第63話「520センズの約束」
少年ガンガン 平成18年 10月号
第64話「ブリックズの北壁」
少年ガンガン 平成18年 11月号
第65話「鉄の掟」
少年ガンガン 平成18年 12月号
Posted by ブクログ
アームストロング少将登場。弟も好きですが姉ちゃんもナイスキャラです!メイやスカーと、エドたちの錬金術の違いにはどんな秘密があるのか・・なんか嫌な予感。得体の知れない巨大なアイツも。
Posted by ブクログ
イシュヴァールを経て、それから逃げるのでもなく正当化するのでもなく
愚直なまでに覚悟を決めて進むマスタング大佐、
その背中を守ろうとするホークアイ中尉。
凄まじい決断であると思う。
話してくれてありがとう、と言うエドもまた素晴らしい。
一方、ノックス先生からアルも話を聞いているというのもまた良い。
それらを話した上で、喧嘩をするな、とメイとランファンに先生が言うのが
じんとくる。
最終回で先生がおっしゃっておられたが、確かに
キャラクターたちは挨拶やお礼をきちんとする。
エドがホークアイさんに言うのもそうだし、
メイがアルに助けてくれてありがとうと言うのもそうだ。
フーさんとランファンがノックス先生にお礼を言うシーンも然り。
イシュヴァールから後敢えて検死専門に転じたノックスさんに
命を助けてくれてありがとうという一言。
そして、息子が医者を目指しているのだという言葉。
全てが過去になる訳ではない。それでも、少しでも救われただろう。
だからこそ、人は生きていけるのだと思う。
セリムと奥さんとエルリック兄弟が会うシーン
短いが、今後の展開を考えると非常に重い。
そして、舞台は北へ向かう。
血の滾る展開である。
Posted by ブクログ
エドたちがスカーを追って北のブリッグズ要塞に乗り込むおはなし。スカーの兄が残した書物を探すおはなし。
少しだけ、救いがあるおはなし。ノックス先生のところとか。
Posted by ブクログ
自分の中ではかなり熱いマンガ!
もし明日死ぬことになったら神様に「ハガレンの最終話を読ませて!」って頼むと思う。あの宮部みゆきも読んでるのだ。
ちなみに作者が女性だと知ったのはつい最近。
Posted by ブクログ
元はといえば、このマンガからあたしの長い人生が始まって、しかも腐女子が目覚めたりしたわけだよな、と今更ながら。今回の巻はほんとに奥が深いうえに、展開が急スピードになりそうでした。アームストロング少佐のお姉さんが美人でしかも強いお姉様だったのが萌えでした(…)伏線の張りかたもすごいし、これから先の展開が更に気になりました。早く次の巻でろー!(落ち着け)
Posted by ブクログ
初読。ホークアイ中尉が、エドという少年を目の前にして過去やこれからの展望を話したことで、とても大人に見える。そしてメイとランファンに、殺し合わないで欲しいと言うノックスの背中は寂しそうだった。彼女ら従軍し(てい)た者達は既に十分自覚していたが、彼女らがイシュヴァールで行った事は決して褒められるものではない。それでも過去に縛られて動かないのではなく、先を見据えて行動する大人の人たち。これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。それでも、次の時代を生きる人々には幸せになって欲しいと願いながら今を戦い、生きる姿は素晴らしいと思う。この姿勢が大きな目的を達成するためには不可欠であり、ひいては物語を厚いものにする要素であると考えられる。
エドは大佐と520センズの約束を交わす。一巻ごとに約束してるな兄さん。
シン国の仕えの者たちは一旦離脱。キンブリーさん出所。どう物語に絡んでくるか楽しみ。エドとアルはメイを追いブリッグズへ行く。オリヴィエ少将初登場。様をつけて呼びたくなる。スロウスも実体が初登場。強そうだけれども最後まで立ちはだかるキャラには見えない。スカーとキンブリーの戦闘は決着つかず。キャラが北のその先に集結し始める。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
16巻目。
舞台は北へ。
グラマン中将が食えない感じで好きです。若くて真っ直ぐなキャラも好きだけど、こういう老練なキャラが目立って欲しいな。
Posted by ブクログ
舞台は北の国へ。
アームストロング少将。
少佐のお姉ちゃんだけど、全然似てないッ!
傷の男を追うキンブリー。
この二人の因縁はまだまだ続きそう。
Posted by ブクログ
荒川弘の"鋼の錬金術師"の第16巻。イシュバール殲滅戦の話を聞いて自分たちの願いを再確認した兄弟はシンの国の錬丹術を学ぼうとするが。一方でイシュバール殲滅戦で爆弾狂として名をはせたキンブリーがホムンクルス達の暗躍で刑務所から出所。スカーを殺すべく動き出す。そして舞台を北方に移し、新たな戦いが始まる。アームストロング少将かっこよすぎた。大佐のかっこ良さもだけど、部下の事をきちんと考えている。やり方は違うけど、こういう上官は良いね。緊迫したストーリーの間にちょくちょく泣けるエピソード挟んでくるの反則です。
Posted by ブクログ
逃げないことを誓って生きる登場人物たちに胸が熱くなる。スカーVSキンブリーには作者の戦闘シーンの絶妙さが感じられる。アームストロング少将の態度は圧巻。
Posted by ブクログ
世界の謎は割と見えてきて、もうちょっとシリアス続くかなという感じの16巻です。
機械鎧も、いいとこばっかりではなくて、めんどくさいところまでかかれているのが、リアルでいい感じだなぁと思います。
大佐のおねえさんは、師匠と同じタイプ?
Posted by ブクログ
・マルコー、スカーらと行動を共にする
・キンブリー出所
・スカー、メイ、ヨキ、マルコー、スカー兄の研究書のある北まで移動することに
・アームストロング少佐、北にいる姉を紹介
・メイを探していたエドら、北へ向かう
・ロイとグラマンで何やら企んでいる
・スカーvsキンブリー、体がなまっているキンブリー退散
・エドとアル北に到着、アームストロング姉、イシュバールの血を引くマイルズ登場
・地下で誰か何かを掘っている?
アームストロング姉一行がこの巻で登場してきましたね。
アームストロング姉は怖いに限る。
いつもは強気なエドが震えてるのが見てて面白い(酷
エドとアルの事情を話すときに、ここにいる奴らも訳有りが多いと言ってたけど、どんな事情なんだろ。
腕をなくしたランファンとフーじいさんが再会。
若を守れずこの有り様かとビンタしてましたが、その後で本当に腕がなくなってしまったのかと涙ぐんでいました。
やっぱりショックだったんだろうなぁ。
迷惑がかかるという事で自力でオートメール技師を探すことになったランファンとフーじいさん。
二人とも着替えてたけど、どこに行くのだろうか。
二人の着替えはノックスが貸したのかな。
ランファンにとフーじいさんにありがとうと言われるノックス。
イシュバールの経験から良い医者と言われる資格はないと思ってるようで、あたふたしてる。
エドたちを追い出した後で、妻と息子が訪ねてくるエピソードが泣けた。
最初読んだ時はどっちかがエンビィーが化けてるんだとばかり思ってたけど、そうじゃなくて良かった。
家族3人で和やかな時間を過ごせるようになったらいいのにと思った。
Posted by ブクログ
“「あった!
これが 傷の男<スカーの兄の 研究書…」
「シンの錬丹術と アメストリスの 錬金術を 融合させた 秘伝なのですネ!!
不老不死の法は 載っているで しょうカ?」
「さぁ どうかな
これは 希望の書か はたまた 絶望の書に なるか…」”
グラマン:中将
ゾルフ・J・キンブリー:紅蓮の錬金術師
オリヴィエ・ミラ・アームストロング:少将、アレックスの姉
バッカニア:大尉
マイルズ:少佐
セリム:大総統の養子
展開早い早い。
Thanks to H.R.
“「「「あ」」」
「ファルマン准尉!!」
「エルリック兄弟!! なんで ここに いるんだよ!?」
「北方司令部 勤務じゃ なかったっけ?」
「いやぁ 北方司令部から 更にここに 飛ばされて 氷柱落とし させられてる」
「少尉に なったんだ!」
「ああ!」
「そっか―― 昇進おめでと… でも 超下っ端の仕事 してるって事は…」
「出世コース はずれたね…」
「言うな!!!」”
Posted by ブクログ
エドワードとアルフォンスの兄弟は母を取り戻すために行った人体錬成の代償として失われたものを求め、旅を続ける……話の第16巻。
北のブリッグズへ向かう16巻目。
オリヴィエ様が綺麗ー恐いー。……が、第一印象。
後は「積みには……まだ早い」マスタングのグラマン中将呼び出し?
本気出したおじいちゃんは恐いです。陰謀色濃くって楽しい会話だけど。
そして一番印象深いのはノックス先生でしょうか。
「もしも 神サマってのが いるならよ
見のがして くれよ
こんな 俺でもよぉ……
家族とコーヒー 飲むくらいの 幸せは 願っていいよな……?」
Posted by ブクログ
スカーの兄が言う「この国の錬金術はどこかおかしい」。その言葉の意味するものは!? 舞台は北へと移り、そこに役者が集う。 キンブリーも出所し、さらに新キャラクター登場! アームストロング将軍とは!?