浅野いにおのレビュー一覧
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無料版購入済み
漫画ではなくアニメ版を観たのだが、観たということを取り急ぎ記録しておかずにはいられない。
セカイ系、かつ、SF(すこし、ふしぎ)。
本作が大きくパロディしているドラえもんも、厚い友情によって世界を動かしたりしていたのであった。
狂った世界の中で人のこころが真実なのであり、世界が変わっても変わらない友情があるのだ。 -
無料版購入済み
なんでこの作者さんはこんなアイデアを次々思いつくのだろうといつも思っています。これはムジナと呼ばれる、人権のない層が存在する日本で、案外と今の私たちの世界もそう遠くないところにいるのではないかという気になる、少し狂気を孕んだ世界観です。アクションシーンがかっこよくて、人権がないっていうセーフティーネットのなさにハラハラさせられる、ちょっとかっこいい洋画を見てる気分。
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Posted by ブクログ
全13巻
確か4巻ほど出ていた時にテレビで船越英一郎がとんでもない漫画があると興奮して力説していたのを見て購入
おそらく、この漫画は幸せな人生を歩めていると思われる人にはまったく刺さらないのではないか
主人公のプンプンの小学生時代から物語は始まる
このプンプン、人間であるが抽象的な絵でしか描かれない。1巻に関しては2足歩行のひよこのような絵
プンプンの本名が明かされることもない
小学校では子供なりに友達や好きな女の子と遊んだり、浅野いにおの細部まで書かれた絵で魅力的に書かれる
が、1巻の終わりから主人公の成長が少しずつ、少しずつ壊れ始めていく
その度にプンプンの絵が変わっていく
あんなに楽しか -
Posted by ブクログ
東京に突如現れた巨大な宇宙船「母艦」。侵略の緊張感が続く中でも、女子高生の門出とおんたん(中川凰蘭)は、日常を笑い合い過ごしている。だが、社会不安や人間関係の軋轢が静かに影を落とし、世界と個人の在り方を問いかける青春SF物語。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、侵略者による終末的状況を背景にしながらも、主人公たちの日常を淡々と描いた青春群像劇だ。物語の中心にあるのは、世界が崩れかけても続いていく日常の重さと尊さ。登場人物たちは、いつ終わるとも知れない不安の中で、それでも友達と笑い合い、日常を選び続ける。
作品の魅力は、巨大なSF設定と軽やかな女子高生の日常会話の対比にあ -
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散りばめられてる焦点が濃すぎる
最初の一言は『いにお先生〜〜〜またカッコエロ可愛い女の子を描いてますねぇ〜〜!』でした。いにお先生の世界観は過去の作品でど肝を抜かれているので言及しませんが展開がとても早いので、ひょっとしたらデデデデよりだいぶ短く終わってしまうのかなぁ。ネタバレではなく個人的な感想なのですが、表紙の女の子はいにお先生の元○様にとても似てるなぁ・・・が感想です。
それほど遠くない未来で雑多な都会で、デデデデの時は等身大の女の子像が可愛かったのですが、この作品の子達は強かでなければ生きられないようです。応援します! -