あらすじ
浅野いにおが放つ衝動…衝撃最新作!
マンガは次の”領域”に突入する――トップランナー・浅野いにおの最新作!
何気ない日常の中、刀を背に空を翔び、人を殺める「ムジナ」の実体とは…?
人間とは、社会とは、人権とは、そして幸せとは…気づけば己に問われる全く新たな衝撃作!
感情タグBEST3
匿名
面白い
随所に散りばめられた描写が印象的で、読み返すたびに新しい発見がありそうだと感じた。テーマも奥行きがあり、読者にさまざまな考え方を促してくれるような作品だった。
なんでこの作者さんはこんなアイデアを次々思いつくのだろうといつも思っています。これはムジナと呼ばれる、人権のない層が存在する日本で、案外と今の私たちの世界もそう遠くないところにいるのではないかという気になる、少し狂気を孕んだ世界観です。アクションシーンがかっこよくて、人権がないっていうセーフティーネットのなさにハラハラさせられる、ちょっとかっこいい洋画を見てる気分。
人権の無い殺し屋
現代の色々な問題に、ファンタジーを落とし込む。
先生らしいストーリー。現実味がある。
タテに派手なアクションが加わった、スピード感のあるバトル。
人間関係や、主人公の過去。気になることが、いっぱい。
散りばめられてる焦点が濃すぎる
最初の一言は『いにお先生〜〜〜またカッコエロ可愛い女の子を描いてますねぇ〜〜!』でした。いにお先生の世界観は過去の作品でど肝を抜かれているので言及しませんが展開がとても早いので、ひょっとしたらデデデデよりだいぶ短く終わってしまうのかなぁ。ネタバレではなく個人的な感想なのですが、表紙の女の子はいにお先生の元○様にとても似てるなぁ・・・が感想です。
それほど遠くない未来で雑多な都会で、デデデデの時は等身大の女の子像が可愛かったのですが、この作品の子達は強かでなければ生きられないようです。応援します!
とにかく迫力がすごすぎる!
人権があるものとないものとに隔てられた世界で繰り広げられるダークでディープなストーリーに、心惹かれました。画力は流石のレベルの高さ。先々と読み進めるのがもったいないと感じ、1コマ1コマじっくりと鑑賞しながら読み進めました。次巻も楽しみにしています!
Posted by ブクログ
絵がうまくて大好きだった浅野いにおだが、
近年作画の歪みが肌に合わず遠ざかっていた。
仲良し花沢健吾が忍者を描いているなか、
同時期に忍者を描き出すなんて仲良しこよしね、
って思いながら読み始めたら、
ストーリーの展開の速さと躍動感、
近景・遠景、アングルの巧妙さ、
キャラクターが魅力的で、
なにより作画が良い!!
おかえりなさい!
ただいま!!
Posted by ブクログ
相変わらず浅野いにおは変わらない。
いささかダイレクトすぎる現実との酷似性。
この人はファンタジーに踏み込めない、自分の立つ実感のある現実世界、それをどう生きていくかを常に追い求めている。
アクション場面は見づらいからもうちょい頑張って欲しい。
画角とセリフのセンス!
震えるほどかっこいい。浅野先生は元々映画的な表現を意識されてるのかとは思いますが、本作でもセリフと画角のセンスが圧倒的。藤本タツキ先生や花沢健吾先生に対してもですが、映画監督やってくれたら本当にジェームスガンとかザックスナイダーとかすぐ超えて、タランティーノとかノーラン級になれるんじゃないかな、と妄想してしまいます。
Posted by ブクログ
コロナやジャニーズまで入ってて、あぁいにおの新作だとなった。
ムジナって何なんだよ…と思ってたけど同じ穴の狢のムジナ…なるほど…の気持ち。
30歳の自分無事ババアです。主人公どうせ10代だと思ってたから予想外の同い年嬉しい。
最初の靴のアップのとこ足の甲の概念ないな?となった。自分の足だとつま先3センチは余ってブカブカで歩きにくい描き方だなと思ったけど。甲高の人間でなければあぁも綺麗なラインで靴が履けるんだろうか。羨ましい。
ジュノの思考が1番しっくりくる。
2巻ものんびり待っとく。
Posted by ブクログ
現代社会を風刺した表現いっぱいの挑戦的な内容で大好き。
エロもほどほどに組み込まれていて、
なにより映像美は圧巻。
他にはない表現が多彩で、作家として大好きなので、
今後も追っていきたい。