中村うさぎのレビュー一覧

  • 私という病

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    ネタバレ

    ※自分語りです。けどね、本文中の「私(中村うさぎ)はあなた」ということで、私自身の「女という病」を語らせてくださいませ。他の方の感想を見る限り私も禿同!!なので、、!せっかくなら私の考え語らせてー!

    【1章 読むにあたったきっかけ】

    大学に入学して以来、女を謳歌している子達とよく接することになった。彼女達と話をすると、どうも噛み合わない。日々恋愛話やゴシップに花を咲かせ、私に語りかけてくる。どうも毎日続くと、まるで私は女を謳歌せずにこのまま死ぬのかと、頭が痛くなった。

    高校時代は部活に勤しんで、恋は二の次(ということにせねば恋を恐れているのことが明白になる)で、恋せずとも充実した人生を送

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    2025年11月21日
  • セックス放浪記

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    中村うさぎが体当たりで挑んだ自分自身の赤裸々な性体験。中村うさぎはすごく頭のいい人なんだと思う。だから、頭で恋愛やセックスを考えすぎて、こんな深みにハマっちゃうんだろう。赤裸々過ぎて、尊敬する!

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    2025年07月15日
  • 愛という病

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    女性と男性とは何者なのか?そしてどう関わりあっているのか?という問いに対して、男女あるあるな具体例を切り口に、かなり痛烈に切り込んでいる著者!男性の身としてはグサグサ刺さるけど、何だか痛快!

    読み終えてみたものの、まだまだ自分の中では消化し切れるほど深い理解に至れておらず、悔しい。再度読み返したり、自分で考えることで、男性、女性に対する解像度を高めていきたい。この本を通じて、なにか、現代社会において男女が関係を築く上で、そして人生を歩む上で、とても大切な気づきを与えていただいた感覚がある。

    うまく表せないけど…
    特に自分自身、普段女性と接する時に感覚のズレを感じることはある。そこには男女で

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    2025年03月14日
  • 女子漂流

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    あっという間に読了!

    すらすらすら~っと読めました。面白かったです!
    下ネタ多めですが、大丈夫な方に・・・。全く違う生き方の二人でも、共感できる思いがたくさんあることに目からウロコでした。
    どんな人でも、何かしら不安を抱えて生きているのかなとしみじみします。少しマジョリティからはずれた生き方をしている人は、読むとほっとする部分があるんじゃないでしょうか。

    #共感する #笑える

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    2024年09月20日
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)

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    非常に面白い作品だった。中村さんが池谷さんというAIに脳科学や科学について聞いているような体裁。知らない話がどんどん出てきて非常に興味深かった。最後の章で自閉スペクトラム症についての話が展開され、それも他の本には無い視点で語っていたため新鮮だった。

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    2024年05月26日
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)

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    非常に興味深かった!!
    対話相手が中村うさぎってとこも含めていい!!
    特に興味深かったことをメモメモφ(..)

    オキシトシンは関係性のコントラストを強める。
    眼に写ったものの1%も処理できていない。(そもそも最初に脳に送られた時点で約30%)
    「直感」「第六感」「勘」を作ってるのは大脳基底核かも(記憶や経験等の瞬間的な連合)。
    もはや人間の脳では、AIは理解できない。(演算処理のできる圧倒的量の差)人間はdate minning=抽出がどうしても必要だから。

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    2023年09月25日
  • 脳はみんな病んでいる(新潮文庫)

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    対談本は、複数の人の考えが融合するのを、本を読むことで得られるのがよい。脳の専門家と、様々な経験をする著者との話。人間の生き方は、色々だけど、脳から見ると、こんな見方がある。そして、性格は違う。このグルグル回るのがいい。

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    2023年09月18日
  • 喧嘩上等 うさぎとマツコの往復書簡3

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    最高です。
    好きな言葉たち
    ・無駄に生きる
    ・人生なんてものは無駄の連続
    ・「な〜んちゃって」の神様

    マツコさんのコンプレックスの中に「手術跡」というのがあって、初めてマツコさんが手術の経験があることを知った。そ〜だったんだ…!

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    2023年02月28日
  • 愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡

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    2冊目も最高でした。

    今回学んだこと
    ・驕るなかれ
    ・お節介問題、そこに愛はあるんか?と考える
    ・武装してOK

    「自由」について
    パートナーがいることで叶う自由について、ずっと嫉妬していた。でもそれは「条件付き自由」だったのか。よく考えればわかることだけど、それに気が付かなかったのか自分…激しい感情は視野を狭くするな。一旦冷静になって、物事をいろんな側面から見ないとね。

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    2022年09月23日
  • 新宿二丁目の女王―――買い物依存症、ホスト狂い、美容整形・・・

    二丁目

    誰しもが依存してしまう。そんな依存症の人には感覚が分かるだろう。
    むしろ依存していない人とかいるのだろうか。

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    2022年07月13日
  • 女という病

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    すごかった。本当に一瞬で読めた。

    全員自分と重なる、自分のことがとても怖く感じた。
    他人事でなく、1歩間違えたら私も彼女たちの仲間入りすると思う。怖い。

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    2022年06月12日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    「自分を器用に使い分ける」について
    目からウロコでした。そんな器用なことができる人がいるなんて…私は不器用だからそんなことはできない。だから獣道を進んでいるわけで。

    好きでこんな道を進んでるんじゃない!私だって石畳みの敷いてある道を歩けるなら歩きたかった!でも私にはこの道しかないんだ!等々、くだを巻きながら進んでいるけれど、石畳みの道の方も、実は綺麗に見えて、石畳がガタガタで歩きづらいかもしれない。みんなそれぞれに大変なことがあるってことを忘れてはいけない。

    「パンドラの箱」について
    私も「ヘタレ」が入ってるに違いない。失敗したくない、負けたくないから、なにかと理由をつけてやらなかったりす

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    2022年05月24日
  • 女子漂流

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    三浦しをんさんが好きで、中村うさぎさんのエッセイも拝読したことがあり拝読しました。氷河期時代のしをんさんとバブル時代のうさぎさんが、女子高から大学にや恋愛や仕事や世間やお互いの趣味について炸裂した対談で良い意味でパンチがありました。お二人の最後のあとがきも素晴らしかったです。女性として生きるのは本当に大変です。

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    2022年03月06日
  • 愛という病

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    女、性、愛 etc. をここまで突き詰めて考察している本に初めて出会いました。
    男女平等とか、男尊女卑とか…人間を男と女に分ける言葉は物心がついてから沢山聞いてきましたが、生殖機能以外で結局何が違うのかハッキリ言葉に出来たことはありません。そんな心のモヤモヤを紐解いてくれるような、哲学書のようにも思えました。

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    2021年03月08日
  • 女子漂流

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    ネタバレ

    あとがきまでふくめて名著だと思ったのは初めてかもしれない。
    この本は中村うさぎ氏と三浦しをん氏という全く違った生き方(この本ではそれを離れ小島と言っており、大陸は世間体と言っている)をした2人の対談本だ。
    この本のすごいところは女子(もしくは女性)の幻想を打ち破っているところにある。男性と女性について深く掘り下げていて、まだまだ私自身も固定概念を抱えていると痛感した。下ネタもたくさん出てくるが、むしろ正直に生きていたら世間一般が思っているような綺麗なものには変化していかない。世間体が嫌うものにこそ、根本的な"何か"がある。

    人生ってなんだろうと再度悩んだとき、笑いながらた

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    2021年02月05日
  • エッチなお仕事なぜいけないの?

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    中村うさぎさんの語り口が好き。

    「すべての男をマシンガンで撃ち殺したいと思っていた時期があった」と書いてあって、ものすごく今の私はそれに近いなと感じていたんだけど、読んでいるうちに、中村うさぎさんが体験したように、少しずつ、記号としてしか見えていなかった男性が一人ひとり顔を持つようになってきた気がする。 

    自分の中のモヤモヤがうさぎさんの言葉で言語化されていくのが心地よかった。

    男性にとって「ヤリチン」が必ずしもマイナスの意味で使われない、寧ろ憧れ的な意味さえ持つのに対して、「ヤリマン」にはまるで「簡単にやられて馬鹿な女」というニュアンスがあることに常々疑問を感じていた。

    ヤリマンだっ

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    2020年08月01日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    魂の双子と互いに認め合う二人の手紙形式でのやりとり。週刊誌での連載を本にまとめたもの。
    政治や性、差別、生きる意味などを語り合っている。
    なかでも「本当の自分」についての部分は、これまでの私の葛藤を文字化したのではないかと思うほどだった。ますます中村うさぎにハマりそうです。

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    2019年03月07日
  • エッチなお仕事なぜいけないの?

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    タイトルそのまま、今の社会では納得のいく答えはみつからないな。自由売春は誰も損しないし皆がWinWinでたの商売と同じであるはずなのですがね。

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    2018年12月13日
  • 愛という病

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    ひりつくような感覚で読んだ。女性に比較的賛同者は多いかもしれないけれど、男性にも読んで頂きたい一冊。鋭く鮮やかな切り口が好き。

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    2018年09月02日
  • エッチなお仕事なぜいけないの?

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    考えさせられた…

    自分自身、性風俗に人一倍嫌悪感を持っていた。夫が過去、風俗を利用したことを聞き、離婚すると騒いだほどだ。風俗を利用する男性の気持ちやそこで働く女性の気持ちを知ってみたいと思っていたところ、この本に出会った。
    性の自主性、なるほどと思った。確かに「身体を売る」という言葉で何となく汚らわしいと思っていた部分はあった。そして、今風俗で働く女性(特にデリヘル)がいかに危険にさらされているかということを初めて知った。ここまで、社会に浸透しているならば、女性が安全に働ける環境にしてほしいと願わずにいられない。風俗嬢の話が載っていたが、中絶の話は同じ女として辛すぎた。
    風俗反対の人とも対談していて、様々な立

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    2018年07月10日