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Posted by ブクログ
初めのほうで、時事ネタということで石原都知事のことに触れられている。どうしてあんな差別的な発言ができるのか、と憤っているんだけど、私にはあまり不思議に感じられない。私の母が石原都知事と同年代なのだが、まったく同じようなトーンで差別的発言をする。あの年代が社会の中心にいた頃の世間的常識ってあんなもんだったんじゃないんだろうか。まあ、今の世の中で、しかも都知事という公的な立場でそれを言ってしまうところが問題だとは思うけど。
二人の書簡を読むと、その誠実さ、真面目さに心打たれる。自分の弱点をこれでもかというくらい掘り下げていくところや、自虐的な見方などが、読んでいて痛々しくも思えてくる。でも、他人事とは思えない。
今回の書簡では、マツコの母親に対する痛切な思いが書かれていて、それもまた様々なことを考えさせてくれる。
やっぱり私にはこの二人の発言は毒舌とは思えなくて、しごく真っ当なことを言っているようにしか思えない。これが毒舌になるなら、どれだけ世間はぬるいやり取りをしているんだろうと思う。
Posted by ブクログ
大好きなマツコと、昔お世話になったらしい中村うさぎさんとの往復書簡(お互いに手紙みたいにやり取りする内容)+対談本。YouTubeで二人の対談をみてすごく興味を持ってました。初めて読むマツコの執筆でしたが、TV怒り新党で一度自分が書きあげた文章を有吉に読んだ時と同じような、「少し曲がりくどい」「エッセイちっくな」書き方でした。論理的な話し方が好きなので、個人的にはあまり好きじゃなかったし読みにくかったけど、内容は物凄くよかったです。中村うさぎからの愛情や二人の友情も垣間見ることができたし、過去の苦労話や石原都知事をぶった切るような話など、ハラハラドキドキ笑わせてもらいました。すごくおススメな一冊です。
Posted by ブクログ
言葉の定義をはっきりしないで、
薄ボンヤリした概念を共有するつもりで会話するじゃない?
それを許せないタイプの二人の
書簡のやり取り。
中村うさぎさんとマツコデラックスさん。
なので、
解釈やら、言葉の持つ意味について
突っ込んで話しています。
お互いの言いたいこと、
訂正と再確認を。
やー、お二人とも大好きですが
私にとって
かなり濃いです。
でも、確かに誰かと話していても
暗黙の了解とか
なんとなく伝わってるよね、
ってふんわりした空気があったりするけど
この往復書簡にはありません。
孤独、欲、自我、自由、
試行錯誤して格闘している言葉たち。
「色んなものを諦めることだけはやってきたけど、
何が欲しいのか、
何がやりたいのかっていう肝心なところを
突き詰めては来なかった気がする。」
「世間から愛されない自分を正当化するために、
世間を憎むのと同じ図式ね。」
誰にだってある
コンプレックスとか
言えない気持ちや出来事を
誰かに投影して
他者を攻撃すること。差別すること。
自分はそうならないように。
極力努力しなくちゃ。
そして、
自分がどうしたいのか
もっとストイックに考えたい。
考える行為をしようとしていたい。
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