ネタバレ
Posted by ブクログ
2016年01月18日
読んでていろいろ考えさせられた。
いろんな見方や考え方があるなぁーって。
又、自分について気づいたこともあった。
「なりたい自分」ごっこや「同一化願望」は
まさにわたしにも当てはまって
かなり気持ち的にもスッキリした。
同一化願望で言えば
たとえば昔だったら、Paris Hilton....続きを読む 今なら、Camila Cabello.
でも「永遠に手に入らない自分」なんだけどね。
まるでこの本は自分についての説明書かと思うくらい
共感できるところがあった。
あとね、
私の大嫌いな差別についての考え方も変わった。
自分も気づかないうちに
差別してるのかもって思っちゃった。
だから人種差別している人たちも
特別傷つけようとかそういう意識で
言ってるんじゃない人もいるんじゃないかって。
あとは、ある意味仕方が無いことなのかもしれない。
だってそこはよっぽどのことがない限り変わらないって。
そういう人たちに中にいる人で
偽善者であるひとは
ある意味では相手を傷つけないようにでたり
または自分の気持ち的な問題でもあったりね。
それがね、わたしこの前
学校で耳が不自由な方が話しかけてくれたわけ。
これってすごい偶然なんだか
この前までね、アメリカのドラマで
『Switched at Birth』というドラマがおもしろくて見てたんだけど
その主役の1人は耳が不自由な子なの。
その子は母親と話す時は
手話を使ってるんだけど
わたしこのドラマ観てて少しだけ
アメリカの手話に興味持ったわけ。
そして、こういう方たちの気持ちも
ドラマを通じてだが
どんな事が嫌かを学んでいたから
学校であったその方にわたしは
自然に対応できると思ったの。
ところが
その方はドラマのように
口を読んで会話できる感じではないのね。
だから紙に書いて会話したわけだけど
その時の自分の感じが何とも…
その方に限らず
わたしって自分の一言一言が
その人を傷つけてないか気になちゃうのね。
がしかし、その反面
なんだか自分が偽善者のように思えてならなかった。
自分に嘘をついてる気までした。
学校から帰ってきても
ずっと気分が晴れなかった。
なんだか優しんだか
最低な奴なんだか自分の事がわからなくなったよ。
いままで自分のこと
嫌な奴だよなーって思ってたけど
こんなに人のこと気にしてるなんて
案外 優しいのかもっておもったり。
自分でいうのもなんだけど。