無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
女性と男性とは何者なのか?そしてどう関わりあっているのか?という問いに対して、男女あるあるな具体例を切り口に、かなり痛烈に切り込んでいる著者!男性の身としてはグサグサ刺さるけど、何だか痛快!
読み終えてみたものの、まだまだ自分の中では消化し切れるほど深い理解に至れておらず、悔しい。再度読み返したり、自分で考えることで、男性、女性に対する解像度を高めていきたい。この本を通じて、なにか、現代社会において男女が関係を築く上で、そして人生を歩む上で、とても大切な気づきを与えていただいた感覚がある。
うまく表せないけど…
特に自分自身、普段女性と接する時に感覚のズレを感じることはある。そこには男女で求める価値の差(それはもう生物レベルの違いである、子を産めるカラダであるか)や、それ故に持ち備えるスキルレベルの差(コミュニケーション能力や共感能力)もあり、こういう違いがある限り、男女にあるズレは簡単には埋まらないのであろうと感じさせられる。そんな差を、その人との性格や相性で終えず、そもそもの男女差があるのだと理解して男女関係を築かないといけないと思った。
当時連載していた複数コラムをまとめた本書。本書を読み切ることで、男女に対する解像度が徐々に高まり、一定の答えが得られた気がする(気分になる)。各コラムでは冒頭から激しいワードや内容から始まるものの、最後には学術的な考察とともに綺麗にまとめられており、そんな文章もすてきだった。読んでいて気持ち良かった。
Posted by ブクログ
鋭い
(中村)うさぎさんというファンタジックな名前とは
かなり印象の異なる本質を見抜くような鋭い意見
愛(を求める)という言葉からは夢見がちな印象を受けるのに
内容からは徹底したリアリストぶりがうかがえる
勝手に想像したものとの落差も手伝ってとても面白い
男らしさ・女らしさという枠に縛られること、
露出という防御、
自分で選んだ人生の対立項の脅威、
関係性の中での自己確認としての愛情etc…
問題の本質を射抜く意見とストイックさ
デリヘルだかウリセンだか整形だかしらないが
この人は真面目で真実だけを求めて生きている
妥協のできない人…という印象
何だか天命の課題を研究する研究者のような感じがします
Posted by ブクログ
「人生を狂わす名著50」に載っていて読んでみた第2弾。中村うさぎさんって昔から名前は知ってたけど、読むのは実は初めて。
「人生を狂わす名著50」で三宅さんが、『中村うさぎは読者を切る前にまず自分を切る、読者も筆者もお互い血塗れになるようなエッセイ』みたいな事を書いていて、読んでみてめっちゃ納得した。
確かにこんなに自分の身を切るエッセイを書く人って他にいない気がする。例えば、ちょっとは良いこと言ってやろうっていう気持ちが見え隠れしたり、自分の都合の悪いところは自然と省いたり、そういうエッセイでも別に満足できる。だけど、中村うさぎさんは「自分ってこういう人間なんすよね~」ってフランクに、しかしどぎついカードを出す。それだけではなく、「それって何でだと思う?私はこういう理由だと思う」っていう事を、そこまで見せなくても大丈夫だよ...?って、こちらが不安になる程さらけ出す。それがなんとも心地よくて、興味深い。
素直な人なんだろうな、と思う。
友達だったら心の底から信頼できる気がする。
身近にいたら絶対楽しいし、色んな話をしてみたい。
だけど、本当に身近にいたら嫌われるのが怖くて当たり障りの無い事しか喋れないんだろう。
中村うさぎさんみたいな人と友達になりたいんだけどな。
そのためにはこちらも丸裸で(血塗れで?)ある必要があるんだろう。
うーーん、難しい。。
話が逸れたけど、これから中村うさぎさんの作品を他にも色々読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
意外と、いや結構良かったです。
女性の方には是非読んで欲しい本。
この直前に読んでいたのがホッコリ心温まる系の本たちだったので、この本の「女ども…戦うぞ!」みたいな過激さ満ち溢れてる感じに、最初はちょっと腰が引けながら読んでいた。
でもうさぎさんの文章って、過激で尖っていながらもやっぱりそこにはどこか真摯さがある。
「ジェンダーレス」という言葉が世の中に浸透してきた現代、くだらない性差の概念はどんどんなくなっていってほしいけど、やっぱり男と女というものがある以上、絶対そこに違いはある。
当たり前だけど。
その「女」っていうものに、現代でとことん向き合い続けてきたのがきっとうさぎさんなんだろうなぁとこの本を読んで思った。
女ってそもそも何者?
なんで男に守られたい女が多いの?なんで愛されたがるの?いやそもそも愛って何?
そして、女はどうやったら幸せになれるの?
そういう問いにうさぎさんは自分なりに答えを出していく。別にこの本に書いてあることが全て正解だとは思わないし、本人も正解を出すつもりで書いてはいないと思う。
この本を読む目的は、「その正解をうさぎさんに教えてもらう」ということではなく、「正解を自分で考えるきっかけをもらう」ことだと思う。
事実、うさぎさんも結びにこう書いている。
『女は、もっと女を知らなくてはならない。
そうじゃないと、私たちは幸せになれないよ!
そんなふうに考え、私はこの連載を続けてきたのだった。』
読者が、一人一人で女を知ろうとする過程で、間違いなくうさぎさんの出した答えはその一助になるだろうし、救いになるだろうと思う。
女ってめんどくさいし、気が滅入ることも多いけど我ながらやっぱり面白い生き物だ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。