中村うさぎのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この人の考えること、よく分かるなぁと思い、よく読む。
共感を呼ぶ本は、出合うと嬉しい。
でもある程度読むと、飽きてきたり不安になったりする。
それで今度は、違いを探し始める。
それで、あぁここが違うから、自分は大丈夫だって思って
なんか救われた気になる。
おかしな話なんだが。
違いを認識しつつ(私はこんな破滅的な行動はしない)
自分を投影していたはずなのに、(それでも彼女の言う「愚かしさ」はよく理解できる)
最終的にはその投影を捨て去ることで救済を得る。
その「自分は大丈夫」は、別にこの人を卑下して感じるものではなく、
ただ「違う」という認識だけ。
自 -
Posted by ブクログ
女性が主役を演じた実在の13の事件。
その闇に迫るドキュメント。
描かれる事件と当事者の心理はもちろん
それを描き出す著者もまた、良くも悪くも
女性特有の形で表現されていて
大変面白い一冊でした。
奥底にあるテーマは、以前に読んで感想を記した
「グロテスク」や「ヘルタースケルター」と、ほぼ同じかも。
今回も、前出の二冊も、関西弁で言うところの
いわゆる「えげつない」話なんだけど、目を背けることができない。
そこに生きている彼女達は、可哀想という言葉をかけるには
あまりにも力強くてたくましくて、まぶしすぎる。
「女の自意識は、それ自体、病である。」
というコピーに、首をふれない女性は多