中村うさぎのレビュー一覧

  • うさぎとマツコの往復書簡

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    個性的で刺激的な人生を送ってきた2人が往復書簡を通じて自身の価値観を語り,ときには互いの指摘をきっかけに自己分析し、結論を出そうとしていく。中村うさぎさんの言っていた地獄の中にこそ天国があって,地獄を抜け出した今は砂漠だけ、という話が印象的。特に考えさせられたのはオカマの立ち位置の話であった。マツコが何を言っても心地よく思えるのは心の奥底で特権階級とみなしていたからだったのか。自分とここまでしっかり向き合って,分析して、言葉にして表現できるのは本当に尊敬。

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    2021年04月29日
  • 女子漂流

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    タイトルは〝女子漂流〟だが、男性こそ読んで欲しい。特にモテない男性や腐男子に…

    作中に『知らないことは幸せなこと』とあるが、知らないの先に行って欲しいと願う。うさぎさんとしをんさんはある意味で極端な2人だが、女性はファンタジーではなく、生身の人間。
    逆に〝男子漂流〟があったら読みたいと思った。きっと女性の知らない、男性だけが知っている女性像や男性像があるはず。

    しをんさんファンとしては、対談モノより個人のエッセイが好き♡

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    2021年02月11日
  • 私という病

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    女性という作者の実存。そこから風俗の経験を通して、また東電OL事件という記号を通して考えてみる。人間どうしても自分の属性に依存したものの考え方しかできなくなってしまう。男なら男目線で女を見る。筆者は、そういった無知の眼差しに敏感である。これですべてわかるというわけではないが、相手を理解する知性を身につけるために読むべき本。

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    2021年01月24日
  • 女子漂流

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    三浦しをんさんと中村うさぎさんの対談本。

    タイプは違う2人だが、一致する意見が多く面白かった。
    三浦しをんさんのエッセイでみうけられる
    「暴走妄想」は少なめです。
    対談だからかな?

    中村さんの本は、読んだことがなく
    これがお初でした。
    頭の切れる方だなという印象。

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    2020年12月16日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    中村うさぎとマツコデラックスの文通。

    正直に言うと、私(アラサーのおっさん)には合わなかった。
    二人の話題は、大体は「女である自身の内情の分析」と「女装ゲイである自身の内情の分析」なのだが、私にはどちらもピンと来ず共感が出来なかったため、合わなかった。

    ただ、共感できる話題も勿論あり、そちらの分析は鋭く、面白かった。また、おっさんには分からないが、思った以上に世の中は男社会であり、少なからず女性はこの男社会に抑圧されている(全員なのか?一部なのか?は分からないが)人もいると知り、参考になった。

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    2020年01月04日
  • セックス放浪記

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    一般人が気楽に体験していいような体験談ではないけれど、根源のところにある「ホストにしょっぱいHをされて自分に対する自信が…」みたいな、「ああ、その感覚、わかる…」という部分があるから読み進められる、という感じ。

    所謂ウリセンのトークその他の実態、を読んで行くと世の中こんな世界もあるんだなあ…と、うさぎさんの「虚しさ」みたいなものが追体験される瞬間はある

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    2019年12月27日
  • 死を語る

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    中村氏の臨死体験からいろんな話に発展。
    キリスト教徒の佐藤氏の各宗教による、死後の世界の取り扱いの
    違い含めて、いたって真面目に面白おかしく語ってる一冊

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    2019年06月12日
  • セックス放浪記

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    自分を認めてもらいたい、こんな自分を認めてもらえるはずがない。葛藤のなかで、それでも人生に対して諦念持つことなく生きたい。紆余曲折の放浪記。2019.4.28

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    2019年04月28日
  • 女子漂流

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    う~ん。下ネタが多すぎてなんだかなぁ・・・。
    私は中村うさぎさんのエッセイも三浦しをんさんのエッセイも好きだけど、対談となると何か違うというか、しをんさんがうさぎさんに合わせているように感じました(無意識にでも)。
    それでしをんさんの新しい面が見られた部分もあったけれど、期待していたほどの面白さはなく。残念でした。

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    2019年02月11日
  • 女子漂流

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    女子校(出身者)あるある。
    下ネタ、オタク多め?さーーーっと流れるように頭に入ってくる。

    最後に中村さんの文庫版あとがきが刺さる。
    漂流の果て。たどり着いた岸。

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    2019年01月14日
  • 他者という病(新潮文庫)

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    自分を客観的に見据えること。著者が興味を持っていたとはいうが、わかりにくい自我、自己愛といったものをわかりやすく表現しているところは素晴らしい。2018.11.16

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    2018年11月16日
  • 脳はこんなに悩ましい

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    池谷さん、中村うさぎさんの対談形式の一冊。
    質疑や例話を交えながら対話が進んで行くので、専門書を読むよりもわかりやすいと感じた。脳科学について体系的に書かれているわけではないので、読み物として良いという印象を受けた。

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    2018年11月05日
  • 死を笑う うさぎとまさると生と死と

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    ふんだんに出てくる小ネタや、少し変わった思考方法に、読んでいる最中は「なるほど!」と思い、面白く読んだが、読後は、不思議なほど何のインパクトも残らない。
    私は、家族(一族)の看取りを何度か経験しているので、「死」の傍観者としては知見があり、余計、そう思うのかもしれない。
    酒席の小ネタになりそうな話がちょこちょこ出てくるので、時間潰しにはいいかなと思う。

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    2018年09月07日
  • 死を語る

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    社会的に死んだことのある佐藤さんと、
    肉体的に死んだことのあるうさぎさんが語る、死。

    不思議な組み合わせですが、不思議と気が合うお二人のようです。

    読み手の方が、驚くほどまじめに「死」について、生について、性について、生き方について想いを馳せることができるでしょう。

    死ぬのは怖いし、と、いって、永遠に死なないことも怖い。
    死を語られたあと、生きる意味を考えることができる本です。

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    2017年11月06日
  • 私という病

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    期待以上に深かった。中村うさぎの「だって、欲しいんだもん!ー借金女王のビンボー日記」を読んだ時には語り口があまり好きになれなかったけれど、本作は自らの女性性を嫌悪して閉じ込める自分と、男性に愛されたい、性的に魅力的でありたい、性を奔放に楽しみたいという自分との二面性を深く考察している。女性なら多かれ少なかれ誰しも持っているであろう二面性。自分の中の「女」を押し殺して振る舞う自分と、女として魅力的でありたいという自分、どちらも本当の自分で、それを場面や相手ごとに使い分けながら矛盾しないように見せているという感覚、疑問にも思っていなかったけど、それってもしかしてこの社会で生きるために身につけた処世

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    2017年11月04日
  • 壊れたおねえさんは、好きですか?

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    敢えてオシャレじゃないブラのホックを見せるように服を着て、だらしない女=ヤレる女だと思わせてモテるようにするという話は予想外だった。

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    2017年08月27日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    本にしても大丈夫だったのか…と心配になるくらいにうさぎとマツコが本心をぶちまけた本。
    手紙形式に書かれていた分、とっても読みやすかった。
    政治的なことから性別のこと色々。
    なるほどなあと思うことが多かった。

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    2017年08月05日
  • 月9 呪われた女たち

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    ネタバレ

    人間とは複雑で不可解な存在だ。
    だけどもしかしたら、女は単純で嫌になるほどわかりやすい存在なのかもしれない…と思ってしまった。
    周囲からは友人だと思われていた弓絵と晴子。
    いつだって、互いに優越感を抱きながら友人ごっこを続けてきた。
    自分は優秀だ、自分は美しい、自分はいつだって悪くない。
    弓絵は自分の感情を隠さずに、相手よりも優位に立っていることを垂れ流しながら生きているような女だ。
    脚本家として名を成したこともあるけれど、それもいまでは過去の栄光のように色あせてきた。
    常に自分よりも格下だと余裕をもって接してきた晴子が、人気ドラマ枠である「月9」の脚本を書くと知って穏やかではいられない。

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    2017年04月09日
  • 女という病

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    アンビリバボーであった事件が載ってるってことで読んでみたけど、結構楽しめた。
    わたしが一番自分かも…って思ったのは最初の同人家殺害事件かな。

    私もこういうところで自分の意見を言ったりして、自分自信を演じて、いろんな自分に酔ってるのかもな。

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    2017年02月22日
  • うさぎとマツコの往復書簡

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    旧知のマツコと中村うさぎが往復書簡という形でお互いの心の深いところを探っていく。マツコはなぜ女装をしているのか。うさぎはなぜ破天荒なことに足をつっこむのか。女性という性が憎いのか男性という性に差別を感じるのか。ある意味哲学書を読んでいるようで奥深い。

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    2017年01月14日