中村うさぎのレビュー一覧

  • 最後の聖戦!? ショッピングの女王FINAL

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    ネタバレ

    中村うさぎシリーズ 買い物談義の時の方が面白かったなぁ。案外この人真面目です。
    作品の紹介
    ホストにハマり、1年間で1500万円つぎ込んだかと思えば、プチ整形に魅せられ、女優顔に変身した女王様。その後も顔面工事は着々と進行し、こりない女王は「豊胸」への険しい道を突き進むことに。好評シリーズもついに完結、今、女王様の最後の聖戦が始まる―。巻末にタカナシクリニック院長との語りおろし「整形」対談付き。

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    2011年02月11日
  • 女という病

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    「女の自意識は、それ自体、病である」実際にあった事件について、被害者加害者問わず中村うさぎが感情移入しまくるしまくる。あんたはイタコかってぐらい(笑)
    でも本当にぐさぐさ刺さる。女の自分が抱えてる、今まで言語化せずに漠然とさせていたものを容赦なく引きずり出されるし、彼女自身、精神を削って書いてるのだと思う。常に恐怖と不安で一杯なんです。

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    2010年11月23日
  • 私という病

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    薄くてあっという間に読めるけど、内容が重かった。
    ジェンダー的苦悩を体を張ってありったけ表現した本。

    しかし読んでいる間、自分の居場所がなかった。
    「女として認められなければ自分を肯定できない」
    という感覚がつかめなかったからだ。
    自分の「女度の低さ」故?

    しかし、とっくの昔に淘汰されれるべき、
    (とっとと定年して淘汰されたまえ。アーメン)
    「セクハラ」オヤジが今も沢山いるんだね。
    そういう人種が身近にいない、もしくは気づかない
    今の環境を感謝すべきか。

    ところで。
    著者は女性をひとくくりに「味方・被害者」風に
    扱っているが(まぁジェンダーを扱うならしょうがないよね)ひとこと。
    老若かか

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    2010年10月31日
  • ババア・ウォーズ2 閉経の逆襲

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    今まで、中村うさぎの書籍を敬遠してきたのは、文体が苦手だからとかではなく、自分自身のなかにいる「女」と闘っていたからだと思う
    僕らが社会に出るという事は、日本の社会では「女として生きる」ということと「社会参画する者」が並び立たないからである。
    女である以上は「感情で即物的に生きる」という存在であることと「理知的である」という事を並び立たせなくてはならない
    僕らは絶対的な社会的弱者であると同時に
    絶対的な社会的強者である

    若人よ、ババアになる事を楽しみ、自分と言う戯曲者である事を楽しめ

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    2010年08月20日
  • 女という病

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    ここ最近の女性が起こした事件を取材して、作者が事件の原因について深く考察するという趣向だ。今回ノンフィクションのカテゴリだが作者の個人的な思い入れが大きい分、合致しているのやらいささか不安がある。13件の事件を取り上げ、それぞれになにがしかの原因を特定している、全ての事件に共通しているのは、過剰なまでに自己へと向かう心理状態の異常さだ、普通の男はそこまで自分には酔えない。

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    2010年02月12日
  • 女という病

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    女の自意識はそれ自体病かもしれないけれど、
    持っていて悪いことばかりじゃない。

    うさぎさんの描く物語として読めば面白い。
    現実の事件としては、やっぱり痛ましい。

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    2010年01月03日
  • 女という病

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    情景や加害者の心理の描写が巧み。
    本当にこうだったんじゃないか?と感じてしまう。
    とくに加害者の心理について。

    これを元に、小説にしたら面白いだろうなー

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    2009年12月14日
  • ババア・ウォーズ 新たなる美貌

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    まあ、ふつう。女王様の借金はとどまったのかと思いきや、直ってなかったのね。と思いました。ブランド服を古着屋に売ってはどうなのかしら。そして、さらに整形するとは!欲望はとどまることを知らないのだなあと思った。しかし、整形して望んだ20代後半男子との合コンで相手のまぶしさにクラクラして撤退するあたりが、いいなあと思った。ある種のオヤジだったら美醜関係なく、20代後半のキレイな女子に言い寄るもんね。やはり、美醜よりも謙虚さが人にズカズカ言い寄れるかどうかを決めるような気がした。

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    2011年09月03日
  • 愛か、美貌か ショッピングの女王4

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    アホほどブランド物を買うとかホストにはまるとか
    全然自分とはタイプが違うし理解できないのに彼女の作品が好きなのはなんでだろう。

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    2009年10月04日
  • 屁タレどもよ!

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    その作家が好きか嫌いかに関係なく他人が嫌いな他人の愚痴なんて読んだってつまらないね。うん。
    その芸能人に対して中村うさぎと一致する考えもあったが知らない芸能人の先入観をいれられそう。
    中村うさぎはもともと好きだが自分はこういうのは読むのを避けた方がいいと悟った。

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    2009年10月04日
  • 女という病

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    『女の自意識は、それ自体、病である』

    実際に起きた13件の女の事件を、
    作者が自分を投影しながらドキュメントタッチで綴っている。
    事実は小説より奇なり。

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    2009年10月04日
  • 女という病

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    だらだら読み続けてしまう、中村うさぎ。

    今回は、女が所以の事件を追っていくというスタイルの本。
    有名どころの話から、そーいやあったなぁという事件を
    取り扱っているんだが、みんなぎりぎりのところで生きて
    そっち側にいかないよういかないようにしているのに
    なにかの拍子に、きれいに並べつくされたドミノが
    綺麗な絵を描くんだろうなぁなんてぼんやり思ってしまった。

    引き金は、ひけません。
    たぶん。
    うん、絶対。

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    2009年10月04日
  • 地獄めぐりのバスは往く

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    愛かわらず中村うさぎを読み続けている。
    なんかとてつもないくらいに好き。

    衝動のまま行き続けて、その先にあるのが
    地獄でしかないのであれば、全力で笑いながら
    突っ込んでいこうとおもう。

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    2009年10月04日
  • ショッピングの女王

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    好き。

    ストレスがたまるとたまに買い物病を発症し、
    あはは、やっちゃったーまぁいっかなんて
    この買い物狂いめーと自分を辱めていたが
    世の中には上は存在した。

    服飾費2000万。


    それこそ史上最強の買い物の女王やとおもう。

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    2009年10月04日
  • 女という病

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    女性犯罪者13人の実録犯罪集。とはいえ著者本人も言ってたけど、やはりどうも著者の中で一度取り込まれ練り直された段階でだいぶ主観が入ったというか、ここまで断定するのはどうか、と思われる内容になっている。思い入れが強すぎて、センチメンタル&どろどろ&センセーショナルに脚色し過ぎじゃないか。犯罪はドラマじゃないし、犯罪者サイドの理由を他人が後付けする必要もない。個人的にはもうちょっと後に引いた立場から書かれたものが読みたい。

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    2009年10月04日
  • 女という病

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    病院の待合室でサクッと読んでしまった。

    ここ数年の世の中の事件で、女性の感情などが大きく報じられたものについて、中村うさぎが解説しながら持論を展開するというノンフィクション。
    ニセ皇族の結婚披露宴詐欺事件・・エリート医師妻誘拐殺人事件・・「ああ、そんな事件があったな」と思い出させるものばかり。
    事件の背景には、様々な人間模様があるとされる。そこには男もいれば女もいる。
    オレは男だからだが、この本を読んで「女の憎悪」のようなものは本当に恐ろしく感じた・・
    この13のケースは特殊なのだろうが、何かネジが1本外れてしまうだけで、狂気や破滅が待ち受けている。
    思わず背筋が寒くなる思い。

    正直・・買

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    2009年10月04日
  • 地獄めぐりのバスは往く

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    7/11 1999−2003に書いたエッセイ。やぱちょっと昔の方がおもしろかったし気持ち悪くなかったかも。マツコデラックスのあとがきがキモイと思った。なんか自意識のあり方とかが。

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    2009年10月04日
  • 屁タレどもよ!

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    人とは元来悪口が好きなものだ。
    が、それは自分が他人の悪口を言っている時に限ると、この本を読んで思った。

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    2009年10月04日
  • イノセント

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    父親が行方不明の娘を探す。文字にすると簡単だけどその中にあるドロドロしたものが伝わってきて面白かったです。日記と証言を照らし合わせて読み進めていく前半にくらべて後半は難しい内容でした。答えはでたはずなのに疑問が残るお話。

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    2009年10月04日
  • 最後の聖戦!? ショッピングの女王FINAL

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    主に整形の話。
    ネットで当時の女性セブンの記事画像を発見したけど、ほんとにすごい・・・。
    この文庫では巻末に執刀医(でいいのかな?)との特別対談が載っていて、著者の写真も載っています。

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    2009年10月04日