あらすじ
マッド高梨の手腕で、見事に若さを手に入れた女王様は27歳のウリセンに恋をした――。新しい恋愛は新しい地獄への道しるべなのか!? うさぎさんの週刊文春連載エッセイ「さすらいの女王」をまとめた一冊。巻末に福岡伸一教授との特別対談「うさぎという生き物」を収録!
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Posted by ブクログ
47歳になっても、親に借金のお願いメールをして、詐欺かと疑われてしまう女王様。中村うさぎ、好きだ。巻末の福岡伸一氏との対談も興味深かった。
Posted by ブクログ
グィグィいける、うさぎさん。
最高に面白いです。笑えます。
どんな状態でも「このやろー」と言えるような人。
悲観に暮れるわけでもなく、
人生このくらいなきゃつまらん!
と堂々としてるうさぎさんはホントにカッコ良い!
大好きなマツコデラックスが登場してる箇所もあり、
本当楽しめました。
「もしも女王様が死んだら、夫よ、
ルイ・ヴィトンの棺桶を発注してちょうだい。
死者とともに焼かれるためだけに作られた
ブランド品・・・・・・ねぇ、これ以上に無駄な浪費が、
この世にある?
人も物も、すべては灰になるべき存在。
そのような無常、そのような空虚が、私は好き。」
なんて言いながら、
美容整形の手術台で、催眠状態の女王様は
「私の前世はね、中国のアサリ売りよっ!」と言い放つ。笑
はー、楽しかったぁ♪
Posted by ブクログ
中村うさぎさんのエッセイ
かなり文体を含めて全体的にライトな印象です
文章自体は重くないのに内容はドンと響くものがある
この人は自分というものと切に向かい合い過ぎている
が、故の自虐なんだろうというのをひしひしと感じます
だからこそ痛々しく、それを隠すようにバカ明るく振る舞う
そこまで複雑になってしまっていることに悲しさを感じます
脳科学の茂木先生とうさぎさんが話していて
恋をしている時の脳は親バカと同じ状態だという話が
とても興味深かったです
そのほかにも研究者の人と話している内容が載っていて
中村うさぎさんって絶対研究者と話が合う人だなと改めて思いました
Posted by ブクログ
うさぎさん、元気かなぁなんて、2週間に一回くらいふと思い出します。5時に夢中とか見られない地域なので。
今勤めているところになじめません。
教職について馴染めたことなんて未だかつてないんですけど、中学校は特に馴染めません。
今日班変えがありました。(担任してます)
好きな班に取り敢えず立候補してグループ組んでくんですが、
一度も手を上げず、どこにも入りたくない、一部を除いてクラスの人、嫌いだし!という女の子がいました。
「だって仲良しグループができてるとこになんて、入りたくないもん。わたしどこでもいい!」とヘソまげて手を上げなかったそうです。
クソめんどくせぇっすわ。
「どこでもいい」なら空いてるところに手を挙げて入ればいいだけの話。敢えて口にする必要もない。どこでもいいなんて思ってないから、手もあげずに黙ってうつむくんじゃん。
でさぁ、自分が傷つくのが怖いし同情されると泣いちゃうから、「クラスの人、嫌いだし!」とか言うんじゃん。そんなこと言ったら余計仲良くできなくなるのに。
マジでダルい。
おかげで決まりかけた班もう一度決めなおすことに。
それって教師の役目なんだろうけど、
マジでダルい。
不服を自分の中で解決しようとしないで、「気に入らないから先生何とかしてよ。」的な態度がダルい。
とか思う時点で教員失格なんだろうな。
わたし、この本読んでる時点で、「クラスにいたら浮いた存在」な気がするのよ。別に仲間作るわけでもなくさ、でもまぁ一人ってわけでもない、みたいな。
「一人でいる自分をみじめだと思っている人」って、ほんとめんどい。いや、言葉が足りない。別に思っていてもいいんだ。みじめだから、友達を大切にしたいとか、仲間づくりを最優先事項に考えて行動するとかさ。それなりに行動してりゃまぁいいじゃん。めんどいのは行動もせずグチる人。現状にふてくされる人だよ。
そこをどーにかすんのが、中学校教師でしょ?か。
あー、めんどくせぇ。
がんばるか…。
Posted by ブクログ
☆3.8
タイトルに惹かれて借りました(笑
50歳目前にして未だ借金を抱えながら美容整形を繰り返し、10年前に買ったブランド物に身を固めながらも新しい毛布一枚変えない始末・・・。なんじゃこりゃ、むちゃくちゃ破たんしてんな~~~!!でもなんていうか、悲壮感がまるでない。そこがいい。しかしイタイなー笑
Posted by ブクログ
中村うさぎの「自分を若く保ちたい」っていう気持ちは分かるなあ。そして実年齢と自己認識年齢がかけ離れているからこその、整形とかの力技でその溝を埋めたい、っていう気持ちも分からんではない。むしろ、金があったら自分もやりそうw