中村うさぎのレビュー一覧
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ネタバレ読んでていろいろ考えさせられた。
いろんな見方や考え方があるなぁーって。
又、自分について気づいたこともあった。
「なりたい自分」ごっこや「同一化願望」は
まさにわたしにも当てはまって
かなり気持ち的にもスッキリした。
同一化願望で言えば
たとえば昔だったら、Paris Hilton. 今なら、Camila Cabello.
でも「永遠に手に入らない自分」なんだけどね。
まるでこの本は自分についての説明書かと思うくらい
共感できるところがあった。
あとね、
私の大嫌いな差別についての考え方も変わった。
自分も気づかないうちに
差別してるのかもって思っちゃった。
だ -
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ネタバレ重い話になるが
『死はむしろ煩わしい生からの解放であり、私にとっては救いである。死ぬのは一向に構わんが、死ぬ際に苦しむのは嫌だなぁというのが目下の本音なのだ。』
『死ぬことよりも、死ぬ時に痛かったり苦しかったりするのが怖いだけじゃない?眠っているうちに安らかに息が止まるなら、べつに明日死んでもよくないか?』
激しく同感した。
全く私が考えていたことと同じでビックリした!
とくに生きたいと感じたことはない。
というかむしろ1日に一度は死について考えてるいるから。
『メメントモリ』のこともそうだけど
みんなはそこまで死について考えてないのか?
まして10代や20代でこんなことを
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救世主の降誕という人知を超える出来事が起きたことだけを確認すればよくて、誤訳問題には踏み込まない。(佐藤)
つじつまが合わなくなると知らんぷりか、か。(中村)
都合が悪いことについては黙る、というのが優れた神学者に求められる資質です。(佐藤)
政治家みたいだね。(中村)51
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彼がこう言ったんです。ソ連崩壊はいつ始まったか、それはチェルノブイリ原発事故からである。
原発のような巨大システムが事故を起こすときは、必ず国家や社会の機構の不具合もパラレルに起こっているのだ -
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女はいつから、女じゃなくなるんだろう。
結婚したら?ママになったら?閉経したら?
今日共に暮らす母が、苦しそうに横になっていた。
最近少し無理をしたかららしい。
働かず、家のことを何にもしない父に代わり、
広い庭の草むしりをし、重たい灯油を買いに行き、毎日の家事をこなし、祖父の介護を行う。
終日働いていることを言い訳に、あまり手伝えない私にも責任がある。
でも、「出かけてくるから。」「遊んでくるから」と、家にいなければ遊びに行き、家にいれば終日テレビを見るか自分の部屋に引きこもり、気分屋で、母が用意したご飯を食べないこともしょっちゅうなのに、腹が減れば「飯 -
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うさぎさん、元気かなぁなんて、2週間に一回くらいふと思い出します。5時に夢中とか見られない地域なので。
今勤めているところになじめません。
教職について馴染めたことなんて未だかつてないんですけど、中学校は特に馴染めません。
今日班変えがありました。(担任してます)
好きな班に取り敢えず立候補してグループ組んでくんですが、
一度も手を上げず、どこにも入りたくない、一部を除いてクラスの人、嫌いだし!という女の子がいました。
「だって仲良しグループができてるとこになんて、入りたくないもん。わたしどこでもいい!」とヘソまげて手を上げなかったそうです。
クソめんどくせぇっす -
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【本の内容】
ツーショットダイヤルで命を落としたエリート医師の妻、我が子の局部を切断した母親、親友をバラバラにした内気な看護師…。
殺した女、殺された女。
際限ない欲望、ついに訪れた破滅。
彼女たちは焼けるような焦りに憑かれて「本当の私」を追い求め、狂い、堕ちた。
女性が主役を演じた13事件の闇に迫る圧倒的ドキュメント!
女の自意識は、それ自体、病である。
これは、あなたの物語。
[ 目次 ]
空っぽの椅子―同人誌“やおい”漫画家殺害事件
ファンシーな城の中の死―エリート医師妻誘拐殺人事件
人生の偽造パスポート―ラカン派精神科医婚約者殺し
殺意の蝉時雨―保育園長園児殺害事件
“有 -
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ネタバレ地獄の中に天国がある。
「~その地獄の最中にも天にも登る恍惚感があったのも確かなの。~でも、私はバカだから、地獄の真ん中にある天国を、まさかこれが天国だなんて思いもよらず、ずっと「この地獄を抜ければきっとそこに眩いばかりの天国が待ってるに違いない」と思い続けていたのよ。で、50歳にしてようやく地獄から這い出たと思ったら、そこには天国なんかなくて、砂漠が広がってるだけだった。愕然としながら振り返ってみると、さっき命からがら抜けだしてきた煮えたぎる地獄のマグマの真ん中に、キラキラと輝く天国があるのを見つけた。なんだ!天国は、あそこにあったんじゃん!私はまんまと地獄から逃げ出したと同時に、天国まで -
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手にしたのは千歳空港だったかな。中村うさぎの本ということで買ってみた。『新潮45』の月刊誌に連載したものを文庫化したものらしい。
冒頭にこの本の趣旨が書かれているが、連載の企画を詰めていたときに編集長である中瀬ゆかりさんが、「女の自意識は、それ自体、病である」と言ったそうだ。この言葉に中村うさぎはひざを打つ。自分探しという病。それは「本当の私」探しであり、「私という物語り」の始まりだ。複数の私として表れるコスプレはその典型だろう。双子の物語は「喪われた自分」「もう一人の私」であり、「選ばれしもの」と「選ばれなかったもの」の物語だ。本当の「私」はどこにいるのか? 分かりやすい「記号」を求める人