藤原和博のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレもちろんタイトルに惹かれて読みました。学校がウソくさいということはよく分かっているので。
読んでみて納得した項目を、目次から抜き出すと、
・意味不明なツーブロック禁止(私の勤務している中学校ではツーブロックOKになりました)・スマホへの恐れの正体(中学校なんで、もちろんスマホは禁止で、スマホのトラブルが多すぎるのでこれは禁止を継続するべきだと思っている。本書では主に高校でスマホが活用できることを力説してあり、納得した)・機能していない一斉授業(その通りだと思う。学力の幅が大きい40人の一斉授業で、発達障害を含む多様な生徒がいる中で、今求められているようなきめ細やかな授業を行うことは絶対に無理)・学校とは人が集まらなければできないことをする場所(不登校生徒も増え、集団に適応できない生徒もいて、これまでの学校の在り方は見直されなければならないが、やはり多様な生徒が集まってくる公立中学校で学ぶべきことはあると思う。一人ずつ自分で学習できることは大いに動画教材で学び、仲間と一緒に学ぶ場として学校は必要)
などなどです。
このような方が地方の学校をどんどん改革して、文科省もこのような意見をちゃんと受け止め、まずは1学級の生徒数をなんとかしてほしい。そして本書にもある通り、なんでもかんでも学校に押し付けず、学校の役割をはっきりさせてほしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの書籍は企業、医療機関、学校などの組織に従事している方々が経験しているであろう事象をペンギンの世界に置き換えてわかりやすく組織改革について解説された作品である。
物語は、あるペンギンが、自分達が住む氷山が溶けていることに気づく。その事を周りに知らせるが、信じるものはいない。自分だけ変わり者扱いされてしまう。ただ、溶けていることは事実であり、ペンギン達は別の氷山に移動して暮らす必要がある。
1匹のペンギンが群れ全体を動かすのは困難である。理解者がいなければ、組織を動かすことはできない。
そこで、ペンギンが実行した変革プロセスがある。①危機意識を高める。②推進チームをつくる。③ビジョンと戦略をたてる。④ビジョンを周知する。⑤メンバーが行動しやすい環境を整える。⑥短期的な成果を生む。⑦さらなる変革を進める。⑧新しいやり方を文化として根付かせる。以上の8点である。
組織をつくり、それを運用し、変革する方法を物語にして解説されている。プロセスを順番に熟していくペンギン達の行動に熱くなる。私たちも実践が必須であると感じた。