【感想・ネタバレ】学校がウソくさい 新時代の教育改造ルールのレビュー

あらすじ

学校は社会の縮図だ。その現場がいつの時代にもましてウソくさくなっている。特に公立の義務教育の場が著しい。社会からの十重二十重のプレッシャーで虚像になってしまった学校の実態に、「原点回帰」の処方箋を示す。教育改革実践家の著者によるリアルな提言書!

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Posted by ブクログ

オーディオブックで先に聴いた。
とてもよい内容だったので、買って読んだ。
管理職や教育長目線の、教育改革の実践書。
事例として知っておくといいと思う。

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2024年04月28日

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学校の役割について考え直しました。藤原さんは、なかなか変わらない学校に根気強く向き合ってくださり、ありがたいです。先日、ご講演を聞くことができましたが、めちゃくちゃ頭の回転が早い!時間があっという間に過ぎました。

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2023年11月12日

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学校教育こそが今の日本のボトルネックになっているから、そこ変えていこうぜっていう本。
著者の行動が本当に一つのムーブメントになってるから応援せずにはいられない。

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2023年11月09日

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感想が書けないほど面白い。という表現が妥当なのかどうかはわからないが、世の中には知らない方が幸せなこともあるかもしれないが、知らないで損することもある。この書籍の内容は知らないと損することばかりであり、教員や学校関係者はぜひ手に取ってほしい。

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2023年10月15日

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題名が刺戟的。
校則のウソ、校長のウソ、一斉授業のウソ、教育現場の理不尽を理不尽を徹底的に問う。
文部科学省、合田哲雄氏「暴論?いえ、公教育再生のド正論です。」
表紙に書かれたこの文章の通りの内容です。
藤原さんは1998年から「たった一人からの教育改革」を始めました。私は、それに刺激を受け私なりの授業改革をしてきました。亀の歩みですが、楽しんで生徒を刺激しながら進めています。

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2023年09月24日

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教育現場にいた人がデジタル化が遅れているというのだから間違いない。
教えたがりが教師になるというのは、正しい。だから、自分の居場所を奪われたくないのかもしれない。子どもと自分を天秤にかけるのはやめてほしい。

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2023年09月05日

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職場では知り得なかった学校教育の裏事情や、なるほどあれはそういうことだったのかと納得させられることが多かった。自分とは異なる角度からの尖った書き振りもとても面白く、勉強になった。

メモ
「教員という人間ができること」に集中しよう
p144
「先生とは、児童生徒のできないことをできるように、わからないことをわかるようにする仕事をしている人」である

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2025年03月28日

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たくさんの教育法や進路が選べる世の中で、まずは現状の教育界隈はどうなってるのかなが把握できる子育て中のお母さんは避けては通れない一冊。

現在の公教育を否定して過激なことがたくさん書いてあるのかと思いきや、著者ご本人の経験や分析を元に未来の公教育の在り方を示してあり、説得力も十分なのでとてもタメになり面白かったです。

うちの子達も藤原さんのような校長先生がいる学校に通わせたい!と願ってしまいますが
残念ながら、事なかれ主義の血液が脈々と流れている公教育の改革には間に合わなそうなので(特に田舎は)
現状を把握して、親が子にしてあげれる事を一緒に考えて取捨選択していければいいなと思いました。
学校って子供にとって絶対的な存在だと思っていたし、自分が子供の頃はそうでした。
が、今はそうではなく、数ある学びの方法のひとつに過ぎないんだなと感じ、肩の力が抜けた気がしました。
また子供達が義務教育にお世話になるタイミングで読み返そうと思います。

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2024年08月19日

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ネタバレ

考えさせられる内容がたくさんあった。

以下、本文抜粋

PTA向けの講演会で、子供たちの現実を次のように伝えている。
テレビとゲームで1日3時間遊んでいれば、年間1000時間以上になりますから、使用許可をその半分の時間しか学ばない。学校教育だけで学力が上がるわけがないんです。ちなみに国語は年100でから日本語より確実にテレビはゲームの言葉を話すようになるでしょう。

保護者がこのようなことをわかることが必要であると私も感じた。


攻めのマネジメントができている。校長と守りの管理しかしない。校長とでは何が違い、どこで見分けられるか攻めのマネジメントができている。校長はその提案をyes badの発想で聞く。

自分の働いている場所の管理職は、守りの管理しかしていないと思った。


信用がある人の条件
挨拶ができる
約束を守る
古いものを大事に使う
人の話が聞ける。
筋を通す
他人の身になって考える。
先を読んで行動する。
気持ちや考えを表現できる。
潔さがある。
感謝と畏れの感覚がある

どれも大切なことだと思った


正解がない問題を解くか?そのために必要なのは、まずは自ら仮説を出して、他者の意見も聞きながら「自分が納得し、かつ関わる他者をも納得させる解」を導く力

つまり、他者との関わりが欠かせないものであると考える。

以上4点が心に残ったので、書き留めておきたい。

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2023年12月24日

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情報編集力を高める授業について考えたくなった。民間経験が著者に与えている影響についてさらに知りたくなった。

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2023年11月17日

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1.どんな本
内容は賛同。学校のウソくささを表現するために、著者の藤原さんがウソくささMAXの写真で表紙を飾る一冊。

2.印象的な内容
学校とは、「自律して学び続けられるよう、児童生徒に良い習慣をつける装置」
先生とは、「児童生徒の、できないことをできるように、わからないことをわかるようにする仕事をしている人」

わかっているかを確認するためにやること
・友達に教えられるか?
・問題を作れるか?

社会人に必要な力
・情報編集力=生み出す力→3割
・情報処理力=作業する能力→7割
⇒クリエイティブや創造性が重要と言っても、作業を正確に素早くやり遂げる能力は必要。
情報処理力=学力が低いと、見える世界が狭くなる。正しい判断ができなくなる。自分の人生を何に捧げるかを決めるときに、選択肢がもてなくなる。だから、学力は高めておいたほうがいい。処理を早くできたほうが、情報編集=創造が必要な仕事にリソースを費やせる。

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2023年12月07日

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教頭!今まで勘違いしてました、認識改めます。

するする読めるのにこれまでと現在を知れるし、前向きな提言には新たな気づきもあって読んで良かった

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2023年08月18日

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戦後から日本の生活水準は豊かになり、今までの学校のシステムではもはや限界。
教師は尊敬ではなくハンドルネーム。
生活における学校が占める割合や役割が大きく減ってきた。

そんな中、
ツーブロックはダメ
バイト禁止
スマホは電源オフ

今まで通ってきたが、コレでは納得はいかない。
大人は全てやっているし、分別を身につけることも大事なこと。
どーせ、学校を離れれば好き勝手にするんだし。

縛るのではなく、一緒に考えることが大切。

「学校とは自律して学び続けられるように集団の力で良い学習習慣と生活習慣をつける装置」

確かに親として集団でないとできないことは学校に期待したいって思ってしまう。
それ以外はこっちでやるからいいかって。

そう考えると理不尽なこともあっていいか。
ただ、親が出ていってはダメだわな。
理不尽なことに意見したり、気付ける子供にはなってほしい。

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2023年08月18日

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僭越ながら、ほぼ同じ考え、思いだ。一斉からバラバラへどんどん変化するべき。その意識をベテランの学校を動かしている方々にもっともっていただきたい。切なる願い。
そんな中、まだまだ未熟な自分を戒めていきたい。

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2023年08月17日

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大切なことをすっきりとわかりやすく言い切ってくださっていて、もやもやした頭の中が整理されました。

著者の本は何冊も読んでいるのですが、新しい経験と知識を得た後に読んでも同じような納得感が得られるので、これはもう本当にそうなのだろう、と思います。

選択問題をどのように見るか、については最近腑に落ちないできごとがあったばかりだったので、心からすっきりしました。選択問題は「仮説」と示され、「なるほど!」と思いました。

タイトルを見てドキッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、学校を悪者にする本ではありません。
何が起きているのか、どんな状況にあるのかが客観的データとともに紹介されていて、ご自身の実践経験を踏まえた改善案が示されています。

親として子どもをどう育てるか、という観点から読んでもとても参考になる内容でした。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

<目次>
第1部  「学校」の不都合な真実
 第1章  校則のウソ
 第2章  学校のウソ
 第3章  校長のウソ
第2部  「学校」を変えよう
 第4章  学校と先生の役割を限定しよう
 第5章  授業のかたちをヴァージョンアップしよう
 第6章  授業内容を3つの力で見直そう
 第7章  学校教育が生き残るための新時代の評価ルール
 第8章  「書類」ゼロから始める改革実現

<内容>
杉並区立和田中学校長以降、民間出身ながら、教育業界にどっぷりと浸かって、仕事をしてきた著者。現場にいたからこそわかる内容を、民間出身という視点で新しい提案をしている。できることも多いと思うが、学校という「慣習」を教師や保護者が変えていけるか?これを砕いていく忍耐力が日本にあるか。だろうね…

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2023年07月14日

Posted by ブクログ

民間校長だっただけあって、従来のやり方に固執しない、「イケイケの校長」だったことがわかる。著者の第一部の教育界の現状分析は、何校も実際に足を運んでいるだけあって、いちいち納得して読み進められた。しかし、第二部は冗長で、本当にそれで改革できるのかと、訝しく思った。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

ああ、この方か。このあいだ、
「中学年に配置されるのは、
できる教員ではない」なとという書きぶりで
ネットを騒がせていたのは。
中学年は、どんな高学年になるかの
重要な分岐点にあるし、紛れもなく大事なので
その言説が合っているとは言えないが、
そういう認識が漂っていることは否定できない。

「自前主義」から脱却すべき、という点には
大いに賛同したい。

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2023年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もちろんタイトルに惹かれて読みました。学校がウソくさいということはよく分かっているので。
読んでみて納得した項目を、目次から抜き出すと、
・意味不明なツーブロック禁止(私の勤務している中学校ではツーブロックOKになりました)・スマホへの恐れの正体(中学校なんで、もちろんスマホは禁止で、スマホのトラブルが多すぎるのでこれは禁止を継続するべきだと思っている。本書では主に高校でスマホが活用できることを力説してあり、納得した)・機能していない一斉授業(その通りだと思う。学力の幅が大きい40人の一斉授業で、発達障害を含む多様な生徒がいる中で、今求められているようなきめ細やかな授業を行うことは絶対に無理)・学校とは人が集まらなければできないことをする場所(不登校生徒も増え、集団に適応できない生徒もいて、これまでの学校の在り方は見直されなければならないが、やはり多様な生徒が集まってくる公立中学校で学ぶべきことはあると思う。一人ずつ自分で学習できることは大いに動画教材で学び、仲間と一緒に学ぶ場として学校は必要)
などなどです。
このような方が地方の学校をどんどん改革して、文科省もこのような意見をちゃんと受け止め、まずは1学級の生徒数をなんとかしてほしい。そして本書にもある通り、なんでもかんでも学校に押し付けず、学校の役割をはっきりさせてほしい。

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2023年07月27日

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