藤原和博のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
企業戦士から病気を期に働き方を考えた著者のこれからの生き方指南本。
私の妻が著者の名前を知っていてビックリ。彼女の記憶力には暫しビックリさせられる(彼女に言わせると私の記憶力の無さにビックリする)
確かに、企業人としてではなく「個人では何が出来るのか?」の力を高めていきたい。キーワードはコミュニティ、人と人との繋がり。また、時間をおいて再読したい一冊。
【学】
時代は野球のルールからサッカーのルールに変わった
この時代では戦略を持って、人生を生き抜いていかなければならない
オリジナリティの高い人生を歩もう
自分の技術とは何なのか」について自身と向き合って話し合うこと
会社以外に打 -
購入済み
わかりやすかった
自分の将来に不安を感じている時だったので、頭を整理するのに非常に役立った。
自分の状態と、自分の目指している方向がはっきりとわかっている人には後押しになり、当てはめやすいと思う。
こうなるにはこれ、という具体的な答えは自分で落とし込んで行くしかないので、そもそもの考え方を整理するのに良い本だと感じた。 -
Posted by ブクログ
僕は正直、藤原和博という人をなめていた。
民間から義務教育過程の校長へ初めて就任した人。
「よのなか科」を興し、広めた人。
結果から先に知ったから、藤原和博という人をそのように理解していた。
しかし、それは誤解だった。
リクルートにおけるビジネスの最前線に立って活躍した経験。
これを持って教育界に参入してきた彼が、何らかの大きな成果を残すことは、その時点で既に明白だったのではないか。
つまり、「よのなか科を広めたすごい人」ではなく、「すごい人が教育界に来て、よのなか科を作っていった」という認識の方が、より真実に近いのではないか。
そのように思える本だった。
僕はもちろん、まだビジネ -
Posted by ブクログ
人生論ってだいたい暑苦しくて説教臭いけど、こんなかっこいい人生論には初めて出会いました。中学生向けに書かれているけど、サラリーマンが読んでも遅くないはずです。
目次
1 サラリーマンでホントにいいの?
2 小中学生の時に何を身に付けるか
3 どんな仕事、どれほどの稼ぎ?
4 どんな仕事が未来をつくる?
5 君たちの生きる「成熟社会」の謎に迫る
6 どうすれば、クレジット(信任)レベルが上がる?
「夢」はかなう?―あとがきにかえて
子供に、「なんで勉強をするのか?」って聞かれて困る大人は多いと思います。たいてい、「将来のため」のような漠然とした答えで無理矢理説得させてしまいます。子供もそう -
Posted by ブクログ
サラリーマンから学校の校長先生になっちゃった藤原さんの本。
今の子供達に直に触れ、新たな道徳感が必要であると切に感じて著作に至ったのでしょう。
途中かなり偏った考え方は出てきますが、その想いの強さ、それを実現するための己自身の行動には敬意を表したいと思います。
教育、いじめ、ケータイとテレビ・・・子供達を取り巻く環境に対しズバズバと切って行きます。
・正解より納得解の時代である。
高度経済期はそれこそみんなでこれにはこうという「正解」を積み上げて行けば良かったのですが、今はその正解だけを積み上げるスペースはもうありません。そこで、自分が納得し、周囲を納得させられる「納得解」が必要である。だ -
Posted by ブクログ
知ってはいたが、リクルートはすごい会社だ。
それを再度感じた1冊。
オンリーワンであるメディアの数々を自ら作り出している。
TVなどのような元々メディアを持っているのではなく、一からマーケットを作っている。
リクルートスピリット「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と言うのもわかる気がしてきた。
藤原氏的な見解によるリクルートが苦手な事業特徴は頭に残しておきたい。
?在庫の発生する事業
・メーカーのようなものを持たない。
・総売上で販売収入は10%、広告収入が90%の現実
(今は多少違うかもしれない)
?低マージンの事業
?価格競争になってしまう事業
価格勝負でない企画営業