藤原和博のレビュー一覧
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子ども向けだが面白い。
哲学とは?考える、とは?
身近な題材から人生を哲学しよう!と語る杉並区の校長先生、和田氏。「よのなか」授業をうけたかったなぁー!
最後の一行に全て集約かと。
「死」を想うことを怖れることはない。
なぜなら、それはキミの「生」を輝かせる道具だからなんだ。
人間は、だんだん弱くなるのではなく、はじめから弱い部分を持って生まれ、その弱さを、慈しみながら育てていくのだ。 p. 15
キミが勉強会する理由は「クレジット」を積み上げるためだ。 p. 97
知力というのは、アタマの底力のこと。そこには記憶力のよさや正解を引き出す論理てきなちからだけでなく、直感や想像力、物事を考えつづけ?忍耐力もきっと含まれてくる。
学力というのは狭い基準。
計算問題や漢字の書き取り、テストで測った時に現れる問題の解答を導き出す力のこと
情報を処理する力 = 情報処理力、狭義の学力
情報を編集する力 = 情報編集力、広義の学力
p. 110〜111
情報編集力を進化させるには、
1. コミュニケーションする技術
2. ロジックする技術
3. シミュレーションする技術
4. ロールプレイングする技術
5. プレゼンテーションする技術 p. 117
≪幸せとは、1番近くにいる人を好きでいられることで、遠く離れてしまった人に「おかえり」と言えることで、助けを求められたらいつでも駆けつけられること≫重松清『幼な子われらに生まれ』の定義p.122
倫理観、これはいいことだからやって良い、これはいけないことだから、やってはいけない。 p.157
ナナメの関係、近所の人々からのコミュニケーションが、ボクたちの「自己肯定感」を支えてくれていたんだと思う。 p. 235
動物の細胞寿命は、大人になるまでに要する期間の7倍という説。犬は2歳くらいで成犬になり、およそ7倍の14.5歳まで生きる。 p. 241
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たくさんの教育法や進路が選べる世の中で、まずは現状の教育界隈はどうなってるのかなが把握できる子育て中のお母さんは避けては通れない一冊。
現在の公教育を否定して過激なことがたくさん書いてあるのかと思いきや、著者ご本人の経験や分析を元に未来の公教育の在り方を示してあり、説得力も十分なのでとてもタメになり面白かったです。
うちの子達も藤原さんのような校長先生がいる学校に通わせたい!と願ってしまいますが
残念ながら、事なかれ主義の血液が脈々と流れている公教育の改革には間に合わなそうなので(特に田舎は)
現状を把握して、親が子にしてあげれる事を一緒に考えて取捨選択していければいいなと思いました。
学校って子供にとって絶対的な存在だと思っていたし、自分が子供の頃はそうでした。
が、今はそうではなく、数ある学びの方法のひとつに過ぎないんだなと感じ、肩の力が抜けた気がしました。
また子供達が義務教育にお世話になるタイミングで読み返そうと思います。 -
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ネタバレ<目次>
はじめに 才能よりも、どの場所で生きるか
第1章 自分の人生を生きられない国・日本
第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る
第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた
第4章 人間の器を大きくするには?
第5章 運を味方につけるには?
第6章 50歳からの「定年のない生き方」
第7章 60歳からの“本当の”お金の話
<内容>
リクルートから公立中学校長、公立高校長などを歴任してきた著者の半自叙伝。発想はもちろん、例えることばのチョイスがいいので、わかりやすい人生訓となっている。特に男性は、これからの日本での生き方の目標になるのではないか?発想力と行動力は大事ですね… -
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読書をしてきたのはこれのためだったかと気付かされてるような本。それなりのボリュームがありそうだが一気に読める。
20世紀の成長過程にあった世の中と違い、成熟した世の中を生きていくには、従来の生き方や発想ではだめだ。と書いてあり納得感がある。
知識を知っている、他の人と同じことをやっているだけではだめで、色々な知識をつけて自分なりの正解を導き出すことが重要でそれを情報編集力と著者は言っている。
特に若者は多様化しており、昔みたいに同じ音楽を聞き、同じご飯を食べ、同じ遊びをするなんてことはないし、youtuberをはじめとするあらゆる情報発信をする人や生き方がそこにはあると感じるし、そういう人が自分なりの生き方を模索して実践していると感じる。
まずは自分の好き嫌いで本を選ぶのではなく、苦手なジャンルもとにかく乱読するべしと記載があるが、たしかにそうかもと思う一方で、つまらない本を無理やり読んでも楽しくないだろうなと感じる気持ちもある。
ただ私も好きなジャンルをずっと読む傾向があるので、少しづつチャレンジしてみたいと思った。
最後に著者のおすすめ本があるので、そこら辺をみてもいいし、本屋であまり寄り付かないカテゴリのコーナーで本をチラ見するところから始めてもいい気がする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者はリクルート入社 フェローを得てメニエール病発症。海外拠点で活躍。その後杉並区中学校の校長を務め、数々の改革を成し遂げた。
・橋本大阪府知事の児童・生徒の学力アップPJTに携わる。
部下になるのが嫌だったので、無報酬で引き受けた。
・道の体験が出来るチャンスが有れば、お金の多寡に勝る経験が出来る。
・子育てが終わった夫婦の有り方 共通のPJTを考える
妻が作ったアクセサリーを夫が売る等
犬を飼う事もお勧め
・家で勉強する事が難しい生徒の為に土曜日学習 どてらを始める。教員になりたい大学生をボランテイアで募集 一緒に成長
・退職した人も一緒に学ぶ、与える
・地域本部も創設 色々な社会課題を議論する
政府から50億円の予算が付き各地で展開する事に
・キャリアの上昇が止まる点 その人が無能と見なされた点 組織は無能化するという法則 沈滞化が始まる
・自分が無能レベルに達する前に昇進を避け、自分を有能レベルに留まらせる。わざと非社交的なふるまいをしていると周りが昇進を期待しなくなる。
・校長という役職が上がり。その上は自治体に一人しかいない教育長。どうしても保身的になる。
最後の3年間 現場で教鞭を取る。1年、2年、3年(最終年)といい上がり方が出来る。 -
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ネタバレ鴨さんのおすすめ本だったかな。
今後の世の中は年収2〜4百万円か8百万円かで分かれる。その要因はいかに希少性を持つかで決まる。まずは一つの分野で1%つまりは100人に1人の人材となることが重要。それを2分野3分野で行うことで極めて希少性の高い人材になれる。
それを4分類に分けて説明している①社長型②個人事業主型③公務員型④研究者型①はセールスのテクニック的な話が多いキーマンの親族と接点を持つ。相手の興味のある話をキーに展開する②800分の700のロールケーキ論②10000時間を1つの分野に投下し専門家になる③コミュニティに属する④ヒモになる
これらを通じて感じたことは希少性を高めるためにまずは電車でゲームをやらない、パチンコしない、本を読むのみで100分の16程度にはなれるとの説明がわかりやすかった。いきなり10000分の1の人材は相当ハードルが高いが100分の1✖️2分野であれば実現可能と感じた。自分の場合は知識が圧倒的に不足しているのでまずは2024年中に本を100冊読んで何が変わるのか試してみようと思う。 -
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ネタバレ考えさせられる内容がたくさんあった。
以下、本文抜粋
①
PTA向けの講演会で、子供たちの現実を次のように伝えている。
テレビとゲームで1日3時間遊んでいれば、年間1000時間以上になりますから、使用許可をその半分の時間しか学ばない。学校教育だけで学力が上がるわけがないんです。ちなみに国語は年100でから日本語より確実にテレビはゲームの言葉を話すようになるでしょう。
保護者がこのようなことをわかることが必要であると私も感じた。
②
攻めのマネジメントができている。校長と守りの管理しかしない。校長とでは何が違い、どこで見分けられるか攻めのマネジメントができている。校長はその提案をyes badの発想で聞く。
自分の働いている場所の管理職は、守りの管理しかしていないと思った。
③
信用がある人の条件
挨拶ができる
約束を守る
古いものを大事に使う
人の話が聞ける。
筋を通す
他人の身になって考える。
先を読んで行動する。
気持ちや考えを表現できる。
潔さがある。
感謝と畏れの感覚がある
どれも大切なことだと思った
④
正解がない問題を解くか?そのために必要なのは、まずは自ら仮説を出して、他者の意見も聞きながら「自分が納得し、かつ関わる他者をも納得させる解」を導く力
つまり、他者との関わりが欠かせないものであると考える。
以上4点が心に残ったので、書き留めておきたい。 -
Posted by ブクログ
1.どんな本
内容は賛同。学校のウソくささを表現するために、著者の藤原さんがウソくささMAXの写真で表紙を飾る一冊。
2.印象的な内容
学校とは、「自律して学び続けられるよう、児童生徒に良い習慣をつける装置」
先生とは、「児童生徒の、できないことをできるように、わからないことをわかるようにする仕事をしている人」
わかっているかを確認するためにやること
・友達に教えられるか?
・問題を作れるか?
社会人に必要な力
・情報編集力=生み出す力→3割
・情報処理力=作業する能力→7割
⇒クリエイティブや創造性が重要と言っても、作業を正確に素早くやり遂げる能力は必要。
情報処理力=学力が低いと、見える世界が狭くなる。正しい判断ができなくなる。自分の人生を何に捧げるかを決めるときに、選択肢がもてなくなる。だから、学力は高めておいたほうがいい。処理を早くできたほうが、情報編集=創造が必要な仕事にリソースを費やせる。