藤原和博のレビュー一覧

  • たった一度の人生を変える勉強をしよう
    著者の『10年後、君に仕事はあるのか?』の流れで読んだ。
    情報編集力に関わる5つの力(シミュレーション能力、コミュニケーション能力、ロジカルシンキング能力、ロールプレイング能力、プレゼンテーション能力)を身に着け、鍛えるための5時限の「よのなか科」の授業といったところ。
    中高生向けの授業形式の語り口...続きを読む
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    民間出身の校長を務めた藤原さんの著

    10年後(2020年以降?)を想定した個人・組織の話。機械により大部分の労働が代替される近未来において、どのような働き方が有効で、そのために何をすればいいか?への藤原さんなりの解答例。

    自分の付加価値の話や、サーバント型リーダーが束ねる組織(本書では方向性の異...続きを読む
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    なかなか面白かった。

    正解では無く納得解。それを紡ぎ出す情報編集力。
    相手の世界観の中で話す。それを可能にするのは聞く態度。
    二つのベクトルが生む力。第三の力。これは会社だけではなく夫婦にも言えそう。
  • 自分「プレゼン」術
    すごい。のっけから、納得させてくる、手腕。
    ひいきのちくま文庫なこともあって、読み進めたけど、
    こういうプレゼンとか営業とかの方?って、コミュ症の自分からすると、
    やっぱり、違和感を覚える。
    かすかな違和感。
    きっと、失敗や、ご苦労を、どれほど挙げられても、ものすごい自己肯定感を、感じてしまうからだ...続きを読む
  • リクルートという奇跡
    リクルートOB で初の民間人校長になった藤原和博の著書。
    リクルートに入社後、営業、通信事業の失敗、リクルート事件、ダイエー傘下と激動の時代を
    詳細に記述しており、読み物として面白く、リクルートの凄さを感じることができる作品。
    これだけ壮絶な修羅場を超えて来ている会社もそうはない。そしてまさに人材の...続きを読む
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    ・時代はかわっている。あなたの仕事の仕方は変わっているか?(P3)
    ・希少性を得る。1/100万(P22)
    ・今の仕事を漠然と続けていても、付加価値はあがらない。1万時間(10年)をどう確保するか?どうその時間の投資対象をどう見極めるのか?(P25)
    ・信頼残高(P40)
    ・とにかく正解をあてたい、...続きを読む
  • つなげる力 和田中の1000日
    情報処理量から情報編集力へをキーワードに、東京都初の民間人校長として奮闘してきた著者の取り組みが詳らかに書かれています。ビジネスマインド向上のヒントも満載です。
    人は、あなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気で動かない(P213)、リーダーシップの本質もやはり「情報編集力」。
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    藤原先生が伝えたいこと。
    それは希少性ある存在になることで自分の価値を上げよう。
    そうすれば精神的、物理的にも豊かになれる。
    そんな感じ。

    希少性を獲得する為には複数の分野で掛け算をすることが必要で、そうする為にはある業界で100分の1の存在になる。それを2つ掛ければ1万分の1で、3つ掛ければ10...続きを読む
  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    タイトルにしては内容がまとも。
    保護者と教師とのトラブルがケースごとに対談形式でまとめられている。双方の納得をコミュニケーションでどう乗り越えるか。その解決こそ、これからを生きる力=情報編集力が必要だと述べている。また、その力を育む環境づくりに、家庭、学校、地域にて取り組む必要を説き、実例をあげて示...続きを読む
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    (1/100)^3で1/1,000,000の存在へ
    納得解を紡ぎだす情報編集力、
    それを共有するための伝える技術
    これらを核にして3つの強み(信任)を作る
  • もう、その話し方では通じません。
    相手の頭の中にある言葉で話す: 説明ではなくプレゼン、という言葉に全てが集約されてる気がした。
    つかみの取り方など具体的で、やってみようと思わせてくれる実用書でした。

    ただ、その人の来し方(生きてきた道)を知るための質問項目もあったけど、あんまり聞くとプライベート詮索してる感じもすると思う。そのへ...続きを読む
  • 藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方
    年収から年間労働時間で割って、実際に自分の時給を算出してみたけれど、結構衝撃的。この時給の違いを決めているのは希少性らしい。これからは同一の価値観・働き方ではなく、一人ひとり異なる価値観・働き方になるというのは、何となく分かっていたけれど、そうするための具体策が書かれています。
  • 35歳の教科書 今から始める戦略的人生計画
    「宗教が果たすべき役割を、他のコミュニティが受け持っているという事実を提示しているだけです。」

    国際化は、均一化を進め、多様性を消す。差別化を図るためには、無理をしないといけない。それが良いものであれば、それは世界のスタンダードになるから。

    良い意見はぱくる。悪い意見は捨てる。
    現場の担当者が大...続きを読む
  • 新しい道徳
    民間初の公立中学校校長として、登用当時話題になっていたのは記憶に新しい。

    教育現場の考察やアイデアは流石に秀逸ですが、これが他の学校でも採用する事は可能なのか、疑問は残る。

    しかし、いじめにはステージがあり、対応はそれぞれ違う事、「いじめはなくならない」という前提で対応策を練る事、メディアの影響...続きを読む
  • 「ビミョーな未来」をどう生きるか
    ビミョーな未来をどう生きるか?

    →仕事は自分の人生をどう世の中に刻み込むかの手段になる
    個人個人が自分自身の価値観に照らして納得のいく納得解を求める技術が大事になっている
    そしてそれは自己満足だけでなく、関わる他人も納得できるものが望まれる
    未来に向かって蓄積するのはクレジット、信任の総量であり、...続きを読む
  • 人生がつまらない人へ
    元杉並区立和田中学校長藤原和博氏の著書。45才を起点として人生の再スタートを切るために書かれた本。これまでのキャリアを考え、これからの自分の時間を見つけ、計画する。そのために、コミュニケーション力を身につけ、コミュニティを軸足にして、行動する。
  • バカ親、バカ教師にもほどがある 子ども化する大人たち
    公立中学校長を経験された藤原さんと、PTA活動の経験をお持ちの川端さんが、率直な意見交換をされている本をふと思い立って再読しました。

    先生の立場から、保護者の立場から、両方の立場から学校を見ている私が今読んでも全く古くなくて、頷ける場面がたくさんあります。

    教育の場に、民間の方が「入って」分析す...続きを読む
  • サクラ、サク
    藤原先生の本はおそらく2冊目。何年かぶりに読みました。
    今の私にはぴったりの本でした。
    いい学校とは、毎日進化していること。一人の小さな改善がいい学校につながる。
    世の中のたいていの勝負は、いかに少ない打数で入れるかが問題ではなく、ドンドン打って学びながら打数に関係なく入ればよいルールなのです。ホー...続きを読む
  • 「ビミョーな未来」をどう生きるか
    社会人になって、子供の頃に勉強すること、学校教育、家庭教育って大事だよなぁって思うけれど、何がどう大事かっていうのはうまく説明できなかった。藤原先生のお話は、とてもしっくりくる。こんなふうに教えてもらえたら、子どもは自分ができることを何か始めてみようと思うんじゃないかな。そして、できるようになったら...続きを読む
  • つなげる力 和田中の1000日
    とても示唆に富む内容です。
    これを資源の少ない田舎でどう実現して行くか、もちろん中学校自体が変わらないと難しいのですが。
    [よのなか]科、おもしろそうです。