藤原和博のレビュー一覧
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ネタバレ民間出身の校長を務めた藤原さんの著
10年後(2020年以降?)を想定した個人・組織の話。機械により大部分の労働が代替される近未来において、どのような働き方が有効で、そのために何をすればいいか?への藤原さんなりの解答例。
自分の付加価値の話や、サーバント型リーダーが束ねる組織(本書では方向性の異なる会社と個人のベクトル和の最大化とあるが、本質的には会社という箱の中にピラミッドがある従来型の組織の否定であり、これをリーダーシップの観点で見るとサーバント型リーダーシップになると理解できる)など、現在の潮流そのままの話題も多いが、興味深いのは、1/1000000の存在になることが重要でそのために -
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レアカードへの100×100×100 講演をきっかけに読んだ本。
100万分の1の人間になるために自分の市場価値を戦略的に理解しなさいという内容。
二つの軸を建てつつも、三つめの軸の着地点によって人生の伸び幅も変わる。
自身のキャリアの幅を広げる意味では良い本である。但し著者の独創的に書いてある部分もあり、同体験を得られるかは微妙。
「情報編集能力」?数ある情報の中かから自分も周囲も納得する「納得解」を出すことが求められている。世の流れとしても2020年の学習指導要領改訂や大学入試制度の変更もこれに則る(企業の採用試験的な内容??)
「情報収集能力」?20世紀型の人間であれば、この能力で良 -
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・時代はかわっている。あなたの仕事の仕方は変わっているか?(P3)
・希少性を得る。1/100万(P22)
・今の仕事を漠然と続けていても、付加価値はあがらない。1万時間(10年)をどう確保するか?どうその時間の投資対象をどう見極めるのか?(P25)
・信頼残高(P40)
・とにかく正解をあてたい、というマインドを捨てる。ミスしちゃいけないという呪縛から自由になる。正解主義<修正主義(P68)
・名前にひとこと添えて相手をつかむ。ストーリーを準備する。(P145)
西村知貴、茨城県、栃木県、宮城県、大阪府
・プラスモードだけではく、マイナスモードで自分の弱みを伝えることもリーダーの仕事。上司は -
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藤原先生が伝えたいこと。
それは希少性ある存在になることで自分の価値を上げよう。
そうすれば精神的、物理的にも豊かになれる。
そんな感じ。
希少性を獲得する為には複数の分野で掛け算をすることが必要で、そうする為にはある業界で100分の1の存在になる。それを2つ掛ければ1万分の1で、3つ掛ければ100万分の1の存在になれる。
そうすればかなりレアだし、1つの分野だけでレアな存在になるより簡単。
例えばキックボクシング業界で考えると、ネットには競技人口が載ってなかったので自分なりに推定してみたら、競技人口は5万人くらい。
(プロ、アマ、子供全て含む。合ってるかは不明)
その頂点に行ければ5万 -
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タイトルにしては内容がまとも。
保護者と教師とのトラブルがケースごとに対談形式でまとめられている。双方の納得をコミュニケーションでどう乗り越えるか。その解決こそ、これからを生きる力=情報編集力が必要だと述べている。また、その力を育む環境づくりに、家庭、学校、地域にて取り組む必要を説き、実例をあげて示している。
藤原和博氏の文章はパワフルで勇気付けられる反面少し荒いところを感じるので、作家のPTAにも参加している川端裕人氏が聞き手の対談形式であることがバランスをよくしていると思った。
読んでいて元気になる本。
教育は消費する対象ではなく「信用を創造する行為」
っていい言葉だなあと思った。 -
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民間初の公立中学校校長として、登用当時話題になっていたのは記憶に新しい。
教育現場の考察やアイデアは流石に秀逸ですが、これが他の学校でも採用する事は可能なのか、疑問は残る。
しかし、いじめにはステージがあり、対応はそれぞれ違う事、「いじめはなくならない」という前提で対応策を練る事、メディアの影響よる思考停止、「人それぞれ」と「みんな一緒」の混同など、綺麗事だけでは済まない現場の話は大変勉強になった。
特にゆとり教育の功の部分はこれまで聞いた事がなかったので、目からウロコ。
総合学習をこなせる教師が増えるなら、これからの日本には必要な教育だと思う。
日本は「成長期」から「成熟社会」に。
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公立中学校長を経験された藤原さんと、PTA活動の経験をお持ちの川端さんが、率直な意見交換をされている本をふと思い立って再読しました。
先生の立場から、保護者の立場から、両方の立場から学校を見ている私が今読んでも全く古くなくて、頷ける場面がたくさんあります。
教育の場に、民間の方が「入って」分析するとこうなるんだな、と。明快でわかりやすいです。
この本の一番のお気に入りは、中学校区に専任のソーシャルワーカーの配置をとの提言の部分です。
学校がすべきことと、ソーシャルワーカーに相談したいことの分類も改めて参考になりました。
教育を専門にされてきた方、心理や福祉を専門にされてきた方とは違う角 -
Posted by ブクログ
ネタバレ社会人になって、子供の頃に勉強すること、学校教育、家庭教育って大事だよなぁって思うけれど、何がどう大事かっていうのはうまく説明できなかった。藤原先生のお話は、とてもしっくりくる。こんなふうに教えてもらえたら、子どもは自分ができることを何か始めてみようと思うんじゃないかな。そして、できるようになったら自信になる。未来を切り開くチカラを手に入れられるんだから。
大人になってしまった私は、今からでも遅くないと思って、人の話を聴ける、筋を通す、先を読んで行動する、他人の身になって考える、気持ちや考えを表現できるようになろう。成熟社会を生きる全ての人に読んで欲しい内容です。