Posted by ブクログ
2010年12月16日
ぅむ。なかなかおもしろかった。
まず、学校の改革も、今はこんなことが行われているんだなぁと興味深かったし、地域本部のあり方の源流を見ることができた。
community participationというのはなにも途上国の農村の話だけではなくて、日本の自分の学校でも必要な、また、鍵になることなんだな...続きを読むぁと実感。
しかし、保護者の負担は正直結構な物になりうると思うのだが、実際、もしこの仕組みが全国に広がったら、皆喜んでやるんでしょうかねー。そこだけ少し疑問。今はうまくいってるみたいだけど。先進事例としてはうまくいくんだろうけど。全国展開になって普遍的な制度になった場合はどうなんだろう?
やる気のある学校だけがそれをやればいい話なんだろうか。
あとは、教師を目指す学生時代からのボランティアも…いい案だとは思うし反対は決してしないけど、どんどんどんどん、学生が仕事をしなきゃいけない時代になるなぁと、ちょっと苦しくも思った。無給のインターン・ボランティア。それらに参加しないと就職できない、ある意味苦い時代ができあがってきていると思う今日この頃。
最後は、学校の話を少し離れて、リーダーシップのあり方にまで付言されているのが意外であり、でも面白かった。つなげる力。