藤原和博のレビュー一覧
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ネタバレ教師と親では見えているものが違う。
全体的には常に頭を使うことの重要性を説いていると思いました。
特に、素晴らしい先生の理論は常々感じていたりすることなので大いに納得できる話でした。
適応指導教室。そのようなものがあるのも初めて知りました。
自分の気持ち至上主義に陥った人は「公共心」を忘れてしまう。も納得。
曖昧領域の言葉をなくそう→これも頭を使うことを放棄しかねないからだと思う。以前はビミョーとか、キモイ、渡河だったものが今は全てヤバい、カワイイ。に置き換わってると思う。あるいはエモいもそうかもしれないと思う。
何を見ても聞いてもヤバいとか、カワイイとしか言えない人の何が嫌かと考えた -
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ネタバレ【気になった場所】
今の世代の悩み=ロールモデルの喪失
→世の中は完成品で埋め尽くされ、自分と世の中との折り合いをつけるのが困難
新しい仕事が生まれる場所
=AI×ロボット技術と人間の知恵とが掛け合わされる場所
知識を積み上げて視野を広げる
グローバルという言葉が、乱暴に扱われている
グローバルに適する人材が持つリテラシー
=情報編集力の要素
・コミュニケーション
→異なる考えを持つ他者と交流して自身を成長
・ロジカルシンキング
→常識や前例を疑いながら柔らかく複眼思考
・シュミレーション
→頭の中でモデルを描き、試行錯誤しながら類推
・ロールプレイ
→他者の立場になり、その考えや思 -
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パズルでなくレゴ
藤原さんがテレビでもいってた
1997年の山一証券破綻後から日本は
成長社会から成熟社会に入った
みんな一緒からそれぞれ1人の時代に変わった。
テレビもそれぞれ多様化した時代に何を学び考えるか
正解がない時代だからこそ
自身で考える力やクリエイティブさが求められる。
納得解という
☆3人寄れば文殊の知恵
平凡人でも3人集まれば良い知恵が出る
知恵の神さまが文殊
1人で考えてもろくな答えがでないということ
漫画家も編集者が隣にいる
1人で考えていると煮詰まり、視野が狭くなり矛盾が生まれ、柔軟な思考ができにくくなったり身動きがとれなくなる
→ だから相談する人も選ぶ
☆会議 -
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勉強ってなんだろう?
ふとそんな疑問が湧いたとき、この本に出会いました。
私が学生の頃していた「勉強」と、社会人として今この歳でする「勉強」。違いはその立場にあるのかと思っていたけど、どうやら違ったようです。
高度成長時代には、共通の正解があり、その正解を導くために必要な知識を身につける勉強をしていた。
ところが成熟社会で大切なのは、共通の正解ではなく、「一人ひとり」の納得解。
知識を元に考え、納得解を探し出す力、それを他者と共有する力を身につけるための勉強が必要になったということ。
つまり、学校の勉強、仕事の勉強の差ではなく、社会が◯×のない問題に答えを出す時代に変わったということで