藤原和博のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
わが子かわいさのあまり無理難題をつきつける「モンスターペアレント」。
“いじめなんてない”と逆ギレする「モンスターティーチャー」。
自分の気持ちだけを優先する大人たちの増殖が問題となっている。
「先生がうちの子を起こして!」「キモイから担任を替えて!」「教師の私にたてつく気か!」…親と学校の壁はますます高くなるばかり。
面倒な対話がなくても生きられる現代社会、このバラバラ状態は変わらないのか?
民間出身の公立中学校長として奮闘した著者に、真に子どものためになる子育て・教育改革の道を聞く。
[ 目次 ]
第1章 バカ親の壁(バカ親、登場―居心地のよさを求めて(うちの子のためにサッ -
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子供に向けた哲学書ではなく著者が言う臨象哲学、モノやコト、ヒトに関する考えるためのヒントの本。哲学って何だろう?哲学って答えのないコトを一人ひとりが考えることなんじゃないだろうか。
なぜ思い通りにしてはいけないのか?「自分が一番カワイイ」「自分探し」のように大人にも失敗がある。自由には責任が伴い、権利を主張すれば義務が生じる。親の子に対する投資に対して、子は責任があると言う事例は若干?だが。
ヒトに必要とされる力は何か?情報処理ではなく情報編集力がこれからは求められる。
どうしたらいじめはなくなるのか?みんな一緒というという感覚により「いけにえ」を作ることで自分の身を守ろうとする方法がいじめで -
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[ 内容 ]
印象に残る人と残らない人との違いはどこにあるのだろうか。
一度で決める自己紹介の方法、捨てられない名刺や挨拶状の作り方、必ず通る企画書の書き方、成功する接待・失敗する接待、外国人との交渉法など、二〇年にわたる自身の実践経験をもとに整理し、他人に忘れさせない技術としてのプレゼンテーションのスタイルを提案する。
[ 目次 ]
第1章 第一印象?たった一枚の名刺から
第2章 常に印象的な人であるために-ファックスや年賀状から始まる「社交術」
第3章 印象的なプレゼンテーションの実践-四行で自分をアピールすることと、四枚の企画書で企画を通すこと
第4章 物語るこころ-プレゼンテーション -
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リクルート出身で、現在は杉並区立和田中学校の校長を務める藤原氏の著作。
和田さんが自身の経験をもとにリクルートという会社の特殊性について語っています。
リクルートの激動の時代の中心を走り続けた人の言葉だけに、非常に力があります。
そして、「自ら機会を創り出し、機械によって自らを変えよ」という言葉に集約されるリクルート社員の精神性は、これまで何人も会ってきた現在のリクルート社員の方やリクルート出身の方を思い浮かべて、改めてそのエネルギーを言葉として理解できたような気がします。
3年ほど前(2007年1月か2月)に、和田中に訪問して、藤原さん自らが授業を行う「よのなか科」を見学に行った -
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◆『人生がつまらない人へ(藤原 和博 著)』◆
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リクルート社OBで、現在民間中学校の校長として教育改革に取り組む著者が、
「人生80年時代」を幸福に生き抜く技術を語り起こす好著。
その目指すところは、
「会社名や役職名を含んで、他人が作り出した全てのブランドの支配から逃れて
“自分ブランド”を確立すること」であり、さらに具体的な方法論として、
「地 -
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現在、中学校の校長先生という異色の生き方をする藤原さんの語るリクルート論。
印象にのこったのはこのあたり。
1年でたった1人でいいから、自分の結婚式にかけつけてくれるお客さんを見つける為に100倍のお客さんに会う必要があるんです」(57)
筆者が入社3年目のときに役員会で「私のような跳ねっ返りにはひとつのことに集中させたほうがいいという意見と、興味があることをいろいろやらすほうがいいから兼務させよう、という意見が対立した。最後は江副さんの一存で決定した。(入社3年目の社員のCDPがBODで議論されること)
Rに独立試行が高いのは早期退職制度などの人事制度があるからではない。もともとサラリ