藤原和博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ教員をやっている身として、ぜひ色んな保護者に読んでほしい一冊だと思った。
以下、印象に残ったことを記しておく。
学ぶ場は学校だけではなくなるけれど、情報処理力(知識・技能)を鍛えることは相変わらず大事だということ。
ディベートで意見を戦わせるにしても、圧倒的に知識がある方がいい。なぜなら説得力があるから。
学力と言われる知識はこれからの時代、必要ではないのでは?と思っていたが、知識がなければ自分の話に説得力をもたせることはできないということに納得した。
これからの時代は情報処理力:情報編集力(思考力・判断力・表現力)が7:3くらいになる。
これからの時代は正解のない問題が多くなる。
だからこそ、その問題を考える力が必要になっていく。
ドラゴン桜の物語の冒頭「世の中のルールは頭のいいやつに都合のいいように作られており、勉強をしないやつはそれに騙され続ける」とある。
仕掛ける側の人間になれるかどうか。
ルールを作り出す側になれるかどうか。
情報を編集して生み出す側になれるかどうか。
情報処理力より情報編集力の重要性が上がるのも、ここに暗示されていると思った。
目標やビジョンが完成品として示された場合には、一生懸命頑張って部品を調達し、完成させる事は得意。でも、その目標やビジョンそのものを作り出す事は不得意と言う事実。
これを読んで、たしかに目標があればそこに向かうことは真面目な人ほど得意だと思った。
しかし、新たなことを生み出したり、新しい目標、ビジョンを作り出すことは苦手とする人が多いように思った。
自分自身も出来ることから考えてしまい、新しいことを考えるのが不得意だと思っているから納得した。
教えるマシンとしていかにロボットが完璧になったとしても、学ぶ喜びを教える事はできないだろうと考える。
AIやロボットが進化している今、どのような人が雇われ続けるのかを考える。
教員である自分の役割はなんだろうかと自問自答する。
でも、たしかに学ぶ喜びはロボットに教えることはできないと感じた。
学ぶ喜びを教えられる教員でいたいと強く思った。
大人の学んでいる姿こそが、子どもにとって最高の教材である。
この本は学びがとても多かったため、何度も読み直したいと思った。
ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊。 -
Posted by ブクログ
★親、弟、子供に読ませたい
■ネットワークが広がれば広がるほど、AIが高度化すればするほど、人間がより人間らしくなるはず。人間は、人間じゃなきゃできない仕事をするようになり、人間本来の知恵と力が生きてくる。
■2020年代は、プログラミングと観光と若者の社会負担増。
■東京五輪後の不況は避けられない。
■生きる力の三角形
①情報処理能力:いわゆる学力。知識、技能。
②情報編集力:コミュニケーション、ロジカルシンキング、シミュレーション、ロールプレイ、プレゼンテーション。思考力、判断力、表現力。
③基礎的人間力:体力、忍耐力、精神力、集中力、持続力。スポーツ、芸術、部活、学校行事など。
■「勉強しなくてもググればいい」と言う人がいるが、基礎学力がなければググる時のキーワードも、キーワードの結びつきのイメージもつかないし、検索結果の資料の中きら有用なものを探り当て、優先順位をつけて読み、まとめることはできない。意味なし。
■学ぶ場は必ずしも学校だけじゃなくなるけど、情報処理能力を鍛えることは相変わらず大事。偏差値一辺倒ではダメという指摘は正しいが、高い方がいいに決まっている。
■自分は仕掛ける側と仕掛けられる側のどちらになるか。仕掛ける側に回るためには、「遊び心」と「戦略性」が鍵。
■大人の学んでいる姿こそ、子供にとって最高の教材である。
■人生はあらかじめ設計しようとしても上手くいくものではない。99%が偶然の出会いによって起こると言っても過言ではない。
■収入は時給で考える。時給を変えるのは「希少性」。自分自身をレアカード化せよ!
■1万時間を投下して100分の1の存在になる。これを3分野で行うことで1/100×1/100×1/100=1/100万になる。これはオリンピック選手級に貴重な存在。こうなれば、稼げる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ将来本当に自分がやりたいことは何かを知る為に読んだ。具体的に自分が将来どういう方向に進みたいのか、そしてその方法論が分かった。
4つの分類に分ける。
A:社長タイプ
B:自営業タイプ
C:公務員タイプ
D:研究者タイプ
まずは1/8の存在になる。
・パチンコしない
・電車でケータイゲームしない
・本を読む
そして4つのパターンのうち、1/100の存在を目指す。「公務員タイプ(経済以外の価値✖️権力志向)」
・自分の専門性を高める(組織側が辞められたら困る存在になる)
・無駄な時間に耐える(組織の為に他の人がやらないことも率先してやる)
・組織以外のコミュニティーに属する(本当にやりがいを求めている場に所属する)
・仕事以外で他者から信用を得る(やりたい、人を助けたいと思ったら、無報酬でも引き受ける。見返りを求めない)