あらすじ
組織を離れてもメシが食えるために
大手企業の倒産や事業の吸収合併が示すように、
会社寿命は社員の仕事寿命(在職期間)より短くなりました。
会社に身を任せて生きていくのは危険です。「でも、才能も実績もない……」。
ご心配なく。成功するのに、才能は要りません。
必要なのは、自分に合った「場所取り」です。
勝てそうな場所を探して、陣地を作るのです。
そのためにスキルを磨き、「キャリアの大三角形」を築きましょう。
本書は、その方法を実例と共にわかりやすく説明。
運の?み方、60歳以降のお金についても言及します。
さあ、人生戦略としての「場所取り」を始めましょう。
組織を離れてもメシが食えるために。
(以下、目次)
はじめに――才能よりも、どの場所を取るか
第1章 自分の人生を生きられない国・日本
第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る
第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた
第4章 人間の器を大きくするには?
第5章 運を味方につけるには?
第6章 50歳からの「定年のない生き方」
第7章 60歳からの“本当の”お金の話
おわりに――「死」を想うことで、人生は拓ける
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Posted by ブクログ
一万時間✖️一万時間✖️一万時間でキャリアの大三角形を作る!
とても面白かった。自分に置き換えたときどうやったらキャリアの大三角形を作れるか?今までの人生の歩みとこれからどの様に生きるか、考えるきっかけとなりました!
Posted by ブクログ
今までの藤原先生の本の集大成のような本だった。シンプルにまとまっていて、読みやすく、本から声が聞こえてくるような内容。藤原先生の本を最初に読むならこの本を読んで、他の本を読むと深く理解できると思った。
Posted by ブクログ
2024.07.08
ただいま53歳の私にとり、まだ時間はある、だけど、急がないといけないと思わされる一冊。「場所取り」の教科書として熟読の価値ある。ぼけっと生きている場合ではないという焦りもある。
Posted by ブクログ
最初は数学者の藤原先生かと思って読み始めましたが、なんと元リクルートの方!とてもわかり易く、今の世の中(日本)の状況に則した考え方に沢山の学びがありました!ユーチューブも観たいと思います
Posted by ブクログ
世界は場所取り合戦、どこに自分のポジションをもっていくか、いかに希少性を持たせることができるか。とにかくやる、そして改善の繰り返しだなーと思った。
Posted by ブクログ
YouTubeで著者の話を少し聞いて、
本を読んでみたくなり購入しました。
面白かったし、
バイタリティというかパワーを持ち合わせつつ、
戦略的に大胆な著者。
途中、著者の経験談やエピソードが多すぎて、ちょっと…ってなりましたが。苦笑
言ってることは本当にごもっともで。
私ももう少しで40を迎えますが、
会社は守ってくれない。
むしろだんだん会社からの優先順位は下がっていく。
いざとなったら、切られる放出される候補になりやすい。
もう心が痛いです。苦笑
大事なのは、
「場所り」「希少性」「情報編集力」。
これが本当にその通りと言いたくなる感じで、
自分の希少性を高めることと、
うまく場所取りしていくことが必要。
ただ請われるままに存在しているだけの都合の良い人間にはなってはいけない。
そういう人間こそいざとなると放り出される。。
このままだと私はその候補になる。苦笑
そして思い立ったら行動、
PDCAなんて間に合わない、
Do Act Do Act(DADA)で動くことが必要。
将来に不安しかないけれど、
少しでもやれることをやろうと思います。。。
Posted by ブクログ
今後のキャリアと老後をどう想い描くか考えさせられる一冊。
「100万分の1の人材になる」で有名な藤原和博さんの書籍です。
本書をなるべく若いうちに読んでおくと、レア人材になるべき行動を早く取れて有利になれるでしょう。
個人的には、「キャリアの大三角形の3歩目をどう大きく取るかが希少性の大きさを決める」というフレーズに感銘を受けました。
40歳前後で振り切った挑戦をできるように、30代のリソースをどう使うか吟味しようと思います。
Posted by ブクログ
生き方の一例として学ぶことができた。
なんとなくどう生きるか?先が見えなくなっていたが、イメージが湧いた。この作者の本だけでなく、いろんな人の生き方を知るというのは、自分の人生を考える上でとても勉強になると感じる。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに 才能よりも、どの場所で生きるか
第1章 自分の人生を生きられない国・日本
第2章 勝てそうな場所を探して、陣地を作る
第3章 私は、こうやって「場所取り」をしてきた
第4章 人間の器を大きくするには?
第5章 運を味方につけるには?
第6章 50歳からの「定年のない生き方」
第7章 60歳からの“本当の”お金の話
<内容>
リクルートから公立中学校長、公立高校長などを歴任してきた著者の半自叙伝。発想はもちろん、例えることばのチョイスがいいので、わかりやすい人生訓となっている。特に男性は、これからの日本での生き方の目標になるのではないか?発想力と行動力は大事ですね…
Posted by ブクログ
どうやって「場所取り」をされてきたのかのプロセスがとても興味深かったです。
人としての器を大きくして、希少性を高めていけたらいいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
藤原和博さんの経験から学ぶ働き方指南書。成功の鍵は「場所取り」と「タイミング」。三つの分野でキャリアの大三角を作り、PDCAではなく「DA・DA・DA」で行動することが重要と説く。必要な情報は適切な時に見つかると実感しました。
Posted by ブクログ
主なポイント3つ
忘れないためのメモ
・1万時間を確保してプロになる
・つねにDA DA DAを意識して早く
・エネルギーを消費するのではなく、高める
学びある本だった!
Posted by ブクログ
読んだ理由
40代以降のキャリア形成に悩み中。参考になる事例を探している中で出会った書籍。
感想
自分のキャリア形成を会社に依存するのではなく、自分自身でマネジメントしていく。希少性が高いキャリアの掛け算ができれば誰かの役に立てる。そのためには、まずは行動して、打席を増やすことを意識する。修正主義で動きながら修正して経験をより多く積んでいく。自分は失敗しないように打率を上げるために多くの時間を使って、行動になかなか移行できないことが多い。まずはやってみて、やりっぱなしにせずに振り返りながら軌道修正していく練習をしよう。