伊藤守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アカウンタビリティを持ち、「現実を見つめ」「当事者意識を持ち」「解決策を見出し」「行動に移す」行動を取り続けられる状態と、責任を押し付け合い、言い逃れをし、様子見で解決をのぞみ先送りする態度を取る状態、それらを分ける1本の細い線(ライン)。個人としても、組織としても、ライン下の行動から脱却して、ライン上に登ることの重要性を説くこの本は、今の私にはかなり耳の痛い提言をしてくれました。
仕事が辛い、人間関係が辛い、自分の置かれた環境に理不尽さを感じる、そして被害者意識をもって悶々としているだけの自分に気が付きました。
ライン上の態度を取り、環境を変えられるのは自分次第だということ。
いろいろ考えさせられました。
「自分に他に何ができる?」
の問いかけは、忘れないようにしたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
福島原発の事故を、TVはどう放送していたのかを検証している本であるが、
当時のアナウンサーや専門家の発言をママ載せているようで何を伝え、何が足りなかったのか、
を検証する一端となる本と思う。
結果としては、少し前に読んだ「官報複合体」という、
こちらは新聞の方を扱った本と同様に、
発表報道に終止したという事実である。
当時から、政府や報道に対しては事実を隠蔽しているという
不信感が何となく蔓延していたように思うが、
結果として隠蔽という事になっているものの、TV報道関係者は
誰も彼も原発についての知識が圧倒的に不足しており、
そこを埋めてもらうべく登場させた専門家も知識として
知っているはずの事を認められなかったのか、
イメージ出来なかったのか、「原子力ムラ」が怖かったのか、
その役割を十分に果たすことができていなかったという事が
明らかになる。
政府もよく使っていた、「想定外」という言葉に報道関係者や専門家も
無意識的に捕われてしまっていたのではないかと強く感じた。
また、国民に無用なパニックを引き起こさない、という事が大前提にあったと思うが、
それが強すぎてしまった事もあるのだろうと思う。
本の最終章では既存メディアで出来なかった事が、
ネットの世界では出来ていた事例がいくつか紹介されている。
ここら辺の話はweb進化論とかソーシャルネット進化論辺りで
よく述べられているような事が展開される。
時代の流れ…を的確につかまなければ、生き残る事は出来ず、
眉唾ものと思われてきたモノの中から次のメインストリームが
持ち上がってくる可能性が非常に高い、
その過渡期に生きている事が感じられた。
よく言われる事だが、
氾濫する情報の中から、何を自分が汲上げて活用していくのか、
その為には自分が何を学ぶべきなのか、を真剣に考えていかないと
簡単に絡めとられてしまう怖さも同時に感じてしまった。 -
Posted by ブクログ
「ゴルフの調子が悪いんですよ」などとうっかり呟くと、教えてくれる人は巨万といる。それでなくてもゴルフの上達法に関する情報は、周囲に溢れかえっている。しかし、よくよく聞いてみると、いろんな人がいろんなことを言っている。よく分からなくなって自分の思う通りにやってみる。そもそもそれで上手くいってなかったから悩んでいたのだということを思い出す。そんな経験を持つ人、多いのではないだろうか。
本書はそんな教える側と習う側の溝を埋めるために書かれた一冊。著者はプロゴルファーのラリー&ネルソンとコーチングのプロ・伊藤 守氏。つまり、ゴルフのプロと教えるとプロのやり取りで導かれた画期的なゴルフ本である。
◆本書の目次
第一章 理解する
1 自分のスイングを開発する
2 緊張をコントロールする
3 学習の仕方を学習する
4 イメージを作る
5 主体的に習う
6 スイングのメカニズムと筋肉を理解する
7 目標に近づく
第二章 鍛える
1 自分のスイングを開発するための基本
2 筋肉を鍛える
3 コントロールする
ゴルフの考え方にもいくつかの争点があると思うが、その一つにターゲットを重視するのか、自分のスイングを重視するのかという点が挙げられる。本書では、「ターゲットに向かって打とうとしてはいけない。それよりも自分のスイングを開発することだ。」と断言している。再現性を重視しているのである。
また興味深いのは、解説の大半が「いかに手を使わないか」という点に注力していることにある。「手はグリップと身体を連結されている、締め付け金具だからです。どこへ行くかは、腕と肩がコントロールしています。」と書かれている。しかし、多くの人が経験を持つと思われるが、手を使うななどと言われ、力を抜くとボールは本当に飛ばない。その点に関しては、下半身の力の入れ方が詳細に説明されている。本書には、分解写真の類はほとんど掲載されていないが、イメージの湧かせ方がとにかく抜群である。
最も大切なことは、スイングの軸より習い方の軸であるというのが、本書に隠されたメッセージであるだろう。「人は言葉にそのものに反応しているのではなく、言葉に対する自分なりの意味や解釈に反応するのです。」とある。つまり、自分なりの意味や解釈がずれていたら、誰にどう教わっても意味がないのである。まずは学習の仕方を学習することから始めなければならない。そこに着目した点が本書の新しさである。
本書はゴルフの本としてだけでなく、コーチングの本として読んでも面白い。そして、読むだけでとてつもなくゴルフがうまくなった気にもなる。しかし実際ラウンドしてみると、そうは問屋がおろさないのはいつものことだ。まだまだ学習の余地は残されているようだ。だから、ゴルフは面白い! -
Posted by ブクログ
コーチング関連の本は沢山ならんでいて、何を選べばよいかなかなか迷います。
即実践できるマニュアル本だったら、本書がすごく使いやすいです。
これ一冊がまるまる教科書。何度読んでもよい。
どのような動機づけが、行動に繋がるか。
どのような行動が、目的を達成させられるか。
自発的に考え、実行する。そのテクニックを惜しむことなく綴った一冊。
わたしは仕事のために読みましたが、ビジネスシーン以外でも汎用できます。
コーチングは全てに万能なツールではないということは忘れずに、
でもコミュニケーションを考える際のフレームとして、覚えておきたいですね。 -
Posted by ブクログ
■マインド
①ほかの誰かになろうとしない。ほかの誰かにならないようにしなさい。
②大切なのは、人があなたをどう見るかではなく、あなたがあなたをどう見るか。
③天に星が輝いていても、あなたが見上げなければ、ないに等しい。あなたが自分自身に目を向けなければ、あなたの価値もないに等しい。
④「いい悪い」に分けなければ、すべての体験に価値がある。
⑤相手に勝ちたいのか?それとも、相手に自分のことを好きになってもらいたいのか?
⑥ショックが問題なのではない。問題なのはまだ起こってもいないショックを想像して、疲れていくこと。
⑦問題が少なすぎることこそ問題。
⑧あなたが探している答えは、いまあなたの隣にいる人の中にあるかも知れない。