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今、コーチング抜きにマネジメントは語れない。日本におけるコーチングの第一人者である伊藤守が、コーチングのすべてを解き明かします。コーチングとは、会話を重ねることを通して相手に目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に向けての行動を促していくプロセスであり、マネジメントには不可欠なスキルのひとつです。「なぜ頭でわかっていることが行動に移せないのか?」「なぜ決めたことが実行されないのか?」「なぜ戦略が社内に徹底されないのか?」「なぜ組織は変わらないのか?」それら組織の最大課題に、コーチングが突破口を開きます。理論から実践的応用までのすべて網羅し、コーチになりたい人、マネジメントに役立てたいひと、コーチングに関わるあらゆるひとにとっての、コーチング・バイブルとなる1冊です。
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Posted by ブクログ
久々に感銘を受けました。読む前はかなりソフトで抽象的な記述が多い本かな、と予想していたのですが、意外にも理論として整然としている感じを受けました。しかも納得する点が多々ありました。
日本企業はマネジメント施策を導入してもそれが機能しないと施策そのもののせいにしがちです。果たして本当にそうか?本当の問題は施策を運用する人間にあるのではないかと思います(まるで新車を買ったが快適にドライブできないのを100%車のせいにしているかのよう)。コーチングはこの問題を解決するのに用いられるのではないかと感じました。全ての企業人はこの本を一度は読むべきだと思いました。
Posted by ブクログ
マネジメントに悩んで手を取った書。
コーチングの講座を受けて実践してみたいし、マネジメントコーチをつけてみたい、と思った。かなり有益な内容ばかりだが、実践するのが難しい類のものなので、実践とフィードバックなサイクルを作りたい
・コーチングとは、行動に移すために双方向でアイデアを出し合い、生み出していく一連のプロセス
・必要なのは何をすべきかではなく、それを実際に実行に移す方法。知っているとできるの溝
・教えるのではなく、引き出し、考えさせる
・環境に着目する、やる気を扱ったりはしない
・情報の伝達(パラクライン)だけでなく、話すことで自分が気づく(オートクライン)を求めていて、なのでただ聞いて欲しい
・変わらないものと変わるもの。変わるものはものの捉え方。
・自分の感情、考え、欲求、行動、自分の役割から距離を持つことでものの捉え方の幅が広がる
・私やあなた、から私たちとすることで摩擦を回避し、捉え方の幅を広げる
・古いOSであるバイオリアクションをコントロールする
,コミュニケーションは要求すること。コーチは要求する
・相手のリクエストを聞く。なんらかのリクエストを迂遠に伝えようとするからコミュニケーションが複雑になる
・頭脳で聞く。耳は聞こえる
・聞く能力とは、話しやすい環境をつくる、聞き分ける、引き出す、効果的な質問をする、確認する、の5つ
・あくまで主体性を引き出すことが大事。オープンクエッションであっても答えを誘導するような質問は避ける
論理的な選択を迫るような、選択肢を提示もしない。答えはいつも私たちが探している場所の外側にある、、?
・アクナレッジメントは称賛とは異なる、到達点をそのまま口にすることで相手が達成感を持つように導く行為
・評価の雰囲気を作らないこと。比較する言葉は使わない、IやWEのメッセージで
・良いコーチになるということは、私のおかげ、を放棄すること
・コーチングは万能ではない。コーチングが機能する対象は、リスクが高い×高度な人材とリスクが低い×未熟な人材。リスクが高い×未熟な場合はティーチングも。緊急ではないが重要なもの
Posted by ブクログ
「必要なのは、何をすべきかではない。それを実際に行動に移す方法である。」
コンサルタントとコーチの違いとしてよく説明されることであるが、コーチは頭でわかっていることと、行動との間の深い溝を埋める作業である。
本書はコーチングについて、ざっくりと体系化された本であるが、この言葉通り、この本を読んでコーチングができるわけではない。
実践の繰り返しによってコーチングの技術は向上する。
私も1年以上かけてコーチングの資格を取得したが、まさに実践の積み重ねであった。
いまだにこの状況でどうすればいいだろう?と悩むことは多いし、仮説を持ちながら日々セッションしているところである。
体系的に学んではいたが、心に残ったトピックがいくつか。
・チャンクダウンの話
ビッグ、ミドル、スモールの3段階のチャンクがあり、それを常に認識し、自由に行き来できるのがコーチとして重要なスキルである。
クライアントとのコーチングで話題がグルグルして表面しかなぞれないのはこれが原因だったとハッとした。今どこにいて、何について話しているのかをコーチ自身が認識していないといけないなと思う。
・エコロジカルチェックの話
人間、実際にうまくいくことって少なくて、うまくいかない時にどうとらえて、どう次の行動に移していくかが重要である。ここは論理がどうこうではなく、心が追いついていないとかって状況もあって、コーチは論理的にものごとを捉えることは必要だが、時に論理で説明できない心について向き合わなければいけない。
コーチングをしている身として、改めて大事なことを思い出させてくれたと同時に、このご時世に必要な鍵を握るスキルだと思う。これからもコーチングを通して、一人でも多くの人の人生を突き動かす、そんな存在になりたい。
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